秋道チョウザ
あきみちちょうざ
漫画・アニメ『NARUTO』の登場人物。
秋道チョウジの父親。息子と同じくデb…ぽっちゃり系な体型をしている。
奈良シカク、山中いのいちとは昔からの交流があり、猪鹿蝶で知られた。
息子のチョウジには非常に甘く優しいが、16代目として育て上げる責任感は強く、第四次忍界大戦で穢土転生し敵として立ちはだかった猿飛アスマへの攻撃をためらった時は叱咤している。
またかつてはマイト・ガイ、エビス、不知火ゲンマの担当上忍を務めており、教え子のガイは上忍師、残り二人も特別上忍となった。
また、過去に
という何気に二度もでかい死亡フラグをへし折ってる親父である。
実は原作の記念すべき第一話に彼と非常によく似た人物が映っているコマが存在する。
・・・が、よりにもよってそれがナルトがミズキに騙されて禁忌の巻物を盗み出した際、「どのみちろくな奴じゃねーんだ 見つけ次第殺るぞ!!」とナルトを里の裏切り者として粛清しようとしていた忍者達の中に紛れ込んでいるシーンなのである(他の忍達を遥かに見下ろす巨体に太めの体系、格好や顔つき、頬の模様からしてチョウザと思うなという方が無理があるレベル)
これ以後も作中での言及は特になく、黒歴史扱いするかのようにスルーされているため、読者や視聴者からはクズ呼ばわり、あるいは蔑称的にどの道一族などとされる事が多い。
ただし、里の重要機密を持ち出した裏切り者や危険人物を情報漏洩防止等の目的で抹殺すること自体は忍世界のセオリーであり、隠れ里に属する忍者はそういった厳格な対応を常に求められていることから、ナルトを殺そうとした事自体は声高に批判することはできない。どちらかと言えば「どのみちろくな奴じゃねーんだ」というセリフの方が読者の心象を下げていると言える。
そんなこんなで木ノ葉崩しでの登場以降10年以上にわたって、悪い意味でネタにされている彼であるが、連載終了直前に刊行されたカラー版において、件のシーンで紛れ込んでいる忍の髪の色が金髪である事が明らかになった。
『NARUTO』世界において(ファッションとしての)染髪の文化は確認されていないので、このシーンの秋道一族の男性(通称:どの道氏)はチョウザではない可能性が高くなったのである。(あるいはチョウザの印象回復のため別の髪色を設定し別人と思わせようとしたのかもしれない。)
・・・もっとも、第一話の時点では秋道一族のことは全く言及されていないため、この時点では岸本先生はただの名無しのモブの1人として描いているに過ぎず、設定の後付けによって秋道チョウザになったという可能性も無きにしも非ずである。
いずれにしてもこのネタが蔓延っているのが現状であるが、何も考えないでこのネタを使いまわすと原作ファンから不快に思われる可能性があるので、空気を読もう。
ちなみにアニメ版第1話の上記の該当シーンには彼のそっくりさんらしき人物は確認できない。