概要
CV:白石涼子
第四次忍界大戦から数年後、秋道チョウジとカルイの間に生まれた一人娘。
秋道チョウザの孫娘にあたる。
カルイ譲りの褐色肌、チョウジ譲りのぽっちゃり体型が特徴。岸本曰く「単純に言えば太ったカルイ」。
うちはサラダ、奈良シカダイ、山中いのじんとは親つながりで顔見知り。特にサラダとは同期で同性ということもあり、アカデミー入学前からの親友の間柄。アカデミーの教師であるみたらしアンコとは甘党仲間。
うずまきボルトたちと忍者アカデミーに同期入学し、卒業後は風祭モエギが隊長を務める第十班(モエギ班)にシカダイ、いのじんと共に「新猪鹿蝶」を結成し、活動している。
プロフィール
誕生日 | 8月8日 |
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星座 | しし座 |
好きな食べ物 | 大体なんでも |
嫌いな食べ物 | ほとんど何も |
趣味 | 食べ比べ、TVドラマ鑑賞 |
容姿
母親のカルイ譲りの赤黒い肌と黄色い瞳、チョウジ譲りのライトブラウンの髪とぽっちゃり体型が特徴。顔立ちもかなり良く、太っていてなお美人の範疇に入るほど。
髪はロングヘアーで左目が隠れていてツーサイドアップにしている。両耳には白いピアスをしている(シカダイといのじんもしていることから、猪鹿蝶伝統のピアス伝授の様子)。
NARUTO原作最終話では、ノースリーブのマゼンダピンクの服に、白い長いパンツというスタイル。
アニメのアカデミー時代は、薄いピンク色の着物に、蝶の模様の入った赤紫色の帯を締めている。
劇場版及びアニメでは下忍となってからは、白色の着物に、オレンジ色の帯というスタイル。木ノ葉の忍の額当ては通常通り額に装着しているが、通常とは違い額当ての色が白い。
第2部では、ツーサイドアップの髪型はそのままだが髪が伸び、左前髪に2つの蝶柄のヘアピンを付けている。服装はチューブトップにヘソ出しルックで、蝶模様の入った長袖ジャケットを羽織っており、長ズボンというスタイル。
人物
一人称は「あちし」。
秋道一族らしく体型に相応しい食いしん坊で、暇さえあればいつもポテチを食べている。
「デブ」という言葉に激怒していた父に対し、彼女は「デブですけど何か?」とあっさり受け流し、母親のポジティブな性格を継承しあまり気にしない。ただし、スリムになりたいという願望が無い訳ではないようだ。
やや自意識過剰な面があり、
- どこからどう見てもチョウジとカルイの面影があるのに「実は本当の親が別にいるのではないか」と思い、同期のサラダを伴い親探しの旅に出るが、帰還後に秘術を使って痩せたチョウジを見てからはアッサリ疑念を捨て、秋道一族の秘伝の修行を申し出る。
- サラダとボルトの会話に空気を読まず割り込もうとしたところを止めようとしたミツキのことを「自分に気がある」と思い込む。
- 里を出た直後に奇襲してきた襲撃者の標的が自分だと思い込む。
など、外伝の序盤だけでもそれを象徴するエピソードに事欠かない。もっとも、こういうことは現実においても思春期を迎えた多感な年頃の女子にはありがちな話である。
空気の読めないような言動が多いが、父親のことで気落とすサラダを気遣う、先に中忍となり焦りを感じているいのじんの修行に付き合う等、仲間思いで姉御肌な一面もある。
BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-
忍者学校時代は、クラスの女子の中心的存在だった。
クラスで起こった「男女対抗忍術合戦」でも率先して活躍した。筧スミレにフラれて彼女をストーカーする隠蓑マギレに一喝し(チョウチョウからは自分に好意があるのだと勘違いされた)、論点がややズレた説教だったが、マギレを正気に戻させた。
「NARUTO外伝 七代目火影と緋色の花つ月」及び「うちはサラダ編」では、親友のサラダと共に、父親探しの旅に出た。
アカデミーを卒業して下忍となり、暫くは雑用的任務をこなすが、『白夜団』の事件ではシカダイに協力した。
中忍試験では、第一次試験・第二次試験は難なく突破するが、第三次試験の本戦では第一試合で砂隠れのシンキと当たってしまう。得意の体術が全く通用せずに、彼を一歩も動かすことも出来ず敗北した。
中忍試験後の「超チョウチョウ蝶モード編」では主役を務めた。ドラマで人気のイケメン俳優のトマルに惹かれ、彼への殺害予告から護衛任務に就くことになる。痩せた姿のチョウチョウを気に入られて彼女も舞い上がっていたが、彼の本性を知って失恋。しかし、殺害予告犯からトマルを守り、彼から再度アプローチをかけられるも、今度は逆に彼をフッて吹っ切れた。
「ミツキ失踪編」では、ミツキを追って里抜けしたボルトとサラダを第十班の面々で足止めするが、ボルトたちの決意を知って彼らに付き添うことに。追われる立場でも相変わらずマイペースな言動だった。
「親子の日編」では、カルイに愛想つかされたチョウジを励まして、親子大食いコンテストに参加。優勝し、カルイの機嫌を直すことにも成功した。
『殻』の活躍が活発して来てからは、砂隠れのシンキたちと第十班の面々での合同任務を行うが、「殻」のディーパに遭遇してしまい、6人で応戦するも、全く歯が立たなかった。
イッシキ戦後に行われた中忍再試験では、親友のサラダと戦うことになるが、彼女が本気を出していないことを指摘する。結果試合は敗北し、中忍には昇格出来なかったが、互いを認められた。
エイダとデイモン姉弟が、木の葉の里に訪れた際には、新生第七班の任務に野次馬として見に来たが、一瞬でエイダの「虜」になってしまった。エイダによる「全能」がした後は能力にかかり、里の反逆者となってしまったボルトを、シカダイ・いのじんと共に足止めをする。
BORUTO-ボルト- -SAIKYO DASH GENERATIONS-
最強ジャンプ連載の『BORUTO SD』でも登場。ボケ役に回ることが多い。
BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-
第1部から3年後を舞台とした第2部でも成長して登場。
強くなることを望んでいるヒマワリに対して、稽古をつけたりしている。
能力
秋道一族秘伝の「倍化の術」を使用し、忍術学校時代にすでに「部分倍化の術」を使いこなしている。
- 「倍化の術」「肉弾戦車」
中忍試験で初使用。肉体を肥大化させ、転がる体術だが、やはり女の子。使うのは恥ずかしいと普段は使用を躊躇している。
- 「部分倍化の術」
チョウチョウの基本忍術。身体の一部分を巨大化させ、体術で戦う。上述の理由からか本来倍化の術より高等忍術のはずのこちらをアカデミー時点ですでに修得しており、メインウェポンとして使用している。
- 「超チョウチョウ蝶モード」
中忍試験後に教わった、秋道家秘伝の忍術。本来はカロリーとチャクラを大量消費して背中からチャクラの翼を噴出させる事で飛行可能になり、またそのチャクラを自在に操ることで火力が大幅に上がる術、またカロリーを消費する都合上スリムな体型に変わる。が、当初はチャクラが足らないため火力に回せず、肉もそこまでついていないせいかカロリーで代替もできない、未熟ゆえの完全なリソース不足であり、本来の効果と逆にパワーがダウンし「倍化の術」も併用できないという前代未聞の弱くなる技であった。(痩せて人相がガッツリ変わるため変化の代用としてはいいかもしれないが)なので戦闘用ではなく、チョウチョウの気分で痩せた姿と切り替えるためのオシャレ技としてチラホラ痩せたりリバウンドしたりを繰り返していたが、チョウジとの修行を重ね、痩せている状態でもパワーが出せるようになりつつあり本来の用途で使用できるようになってきている。
- 「変化の術」
他の物体(たいていは生物)に化ける。アカデミーの卒業試験で使用し、ボルトに変化した。
- 「一糸灯陣」
封印術。対象の足に陣を広げ、動きを封じる。アカデミーの卒業試験で使用。
- 「多重一糸灯陣」
封印術。多数人で一糸灯陣を同時使用し、対象の動きを封じ込める。アカデミーの卒業試験で使用。
余談
劇場版BORUTOではただポテチを食べてばかりで見せ場が全くなかったどころか、CV自体なしという扱いで出番を終えてしまっている。TVアニメで主要キャラとなったのはこの扱いを不遇に感じた岸本先生の温情なのだろうか...。
しかし、劇場版BD/DVD付属の短編アニメ『ナルトが火影になった日』にて漫画版にもなかった出番が追加され、同期よりも1年遅れでCVが付くことになった。(正確なCV初披露はジャンプフェスタ2015NARUTOステージで行われた外伝ストーリー生アフレコでの収録出演なので4ヶ月後遅れとなる)
関連イラスト
関連タグ
水城ゆきかぜ:外の人繋がり、あちらは雷遁の使い手の忍で、褐色肌なのは日焼けなのでお腹などは白い
秋道チョウザ:父方の祖父