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まるほしコスケ

まるほしこすけ

まるほしコスケとは、アニメ『NARUTO疾風伝』の登場人物。原作には登場しないアニメオリジナルキャラクターである。
目次 [非表示]

「ワシはまだまだ死ねんらしい…」


CV:仲野裕


概要編集

木ノ葉隠れの里の忍で、50年間下忍一筋に勤めてきた老人。

トレードマークは背中に背負った鉄鍋。容相は完全に農民である。

左目は義眼、左足は義足となっている。


穏やかな物腰の好々爺だが、そんな彼の正体は二代目火影・千手扉間の現役時代から活動しているベテラン中のベテラン。

歴代火影、伝説の三忍、そして「木ノ葉の白い牙」はたけサクモと、里でもトップレベルの忍者たちと交流を持つ「木ノ葉最強の下忍」である。


少年時代は功名心が強く、中忍になりたいという強い焦りから出した無謀な命令によって仲間を亡くしてしまった。

扉間には「忍に死はつきもの、お前だけが悪いのではない」と諭されるが、功を焦った自分がどうしても許せず、上を目指さず下忍のままでいるという決意を固める。


扉間「一生下忍でいるという覚悟はわかった。だが弛むことは許さん! 来い、オレの術を叩き込んでやる」


その覚悟を扉間に認められ、彼から数々の忍術を伝授されることになった(回想シーンではコスケ以外誰もいない場に上官ではなく扉間が自ら立ち会っていたため、元から目をかけられていたと思われる)。

しかし、功名心がもとで仲間を失ったことはコスケにとって拭い難いトラウマであり、死に急ぐような無茶をすることも多くなっていった。


扉間の弟子である三代目火影・猿飛ヒルゼンからは何度も昇格の打診を受けていたが、その都度断っている。

しかし、その決意の固さに加え、命を捨てるような無茶が目立つコスケを見かねたヒルゼンは、今後は任務を下忍レベルのものに限定することを命じた。


ヒルゼン「ならば今後は下忍に見合った軽い任務しか与えん。木ノ葉の忍ならば『火の意志』を持て! その命、無駄にすることは許さん」


また、四代目火影・波風ミナトからも死に急ぐような姿勢を咎められており、木ノ葉崩しでは先代猪鹿蝶トリオに、別の単独任務ではアスマ班に助けられるなど危機に陥ることも多い。


活躍編集

第410話「ナルトと老兵」で初登場。


大蛇丸による木ノ葉崩しの後、里の長を失って明らかに弱体化している木ノ葉隠れの里を狙って他里が襲撃してくる可能性が想定されていた。

そこで、里の上層部は上忍である白雲ハヤマを隊長として、同じく上忍である感電テクノ、そして下忍のコスケとナルトによるフォーマンセルを組ませ、国境付近の警備に当たらせた。

(ナルトは初対面の際に、コスケを一般人だと勘違いし追い払おうとするが、後にハヤマが頼み込んで入れた下忍であることを知り、さらに自分はオマケで付いてきたことが明らかになりガッカリしている。)


任務初日、他のメンバーが警備に当たっている中、一人だけ任務では無く、食材集めに勤しんでいる姿は、ナルトをヤキモキさせる。(ナルト自身も結果的には警備より、食材集めの方に貢献しているが)また、過去に歴代火影達やはたけサクモ自来也等の伝説の忍達と共に任務をこなしたことをナルトとテクノに明かしたが、あまりにも話が凄すぎて信じてもらえなかった。

しかし、夜営に適した場所にあらかじめ見当をつけていたり、そして何よりその料理の腕前で任務に貢献し、ナルトやテクノもこの老人の便利さに感服していた。


その後、ハヤマ率いる部隊は警備中に岩隠れの里の大規模な軍団を発見し、交戦状態となる。そこで、一行は作戦を変更し、この事態を一刻も早く里に伝えることを最優先とする。ハヤマ等上忍は時間を稼ぐため、足止め役となり、下忍であるコスケとナルトを逃がそうと奮戦する。

事態を伝えるため、里に急いで帰還しようとするコスケとナルト。しかし、既に敵に先回りされており、三人の敵が前方に立ち塞がっていた。絶体絶命の状況に臆するナルトであったが、コスケは木ノ葉流「柳」で難なく敵を瞬殺する。


その下忍離れした強さに驚きつつも、何故コスケが下忍の立場にあるのか疑問に思うナルト。

そんな彼に、コスケは過去を語る。


だがそんな矢先、彼らは大勢の敵に囲まれてしまう。

ナルトを里に帰還させるため、コスケは足止め役となり、水遁・水陣壁手裏剣影分身の術等の歴代火影を彷彿とさせる術を使って、敵を次々に倒していく。

しかし、大勢の敵との戦いで疲弊し、さらに義足を武器として使ってしまったため、立つことが不可能となり、敵のリーダーに追い詰められてしまう。


「二代目、三代目……ワシに火の意志はありましたかな……」


自分の部隊が下忍一人にやられてしまったことを知り、殺意を面に出した敵のリーダーの前に死を覚悟したコスケであったが、その前に自分が逃したはずのナルトが現れる。


そして、その背中にかつて自分を助けた四代目火影の姿を見いだしたコスケは、木ノ葉の意地を、そして「火の意思」を示すため、再び立ち上がる。

その脳裏をよぎるのは、火影たちの「生きて歩め」という言葉。


ミナト『オレは、仲間がオレのために死ぬことを決して許さない!』

ヒルゼン『ワシの眼の黒いうちは死にに行くような真似はさせん!』

扉間『償いは生き抜いたその先でしろ』


そして、最後の力を振り絞り放った水遁・水龍弾の術によって、敵のリーダーを倒したのであった。

(尚、この時倒した敵のリーダーは砂隠れの里のパクラと瓜二つの容貌をしている。)


その後、ハヤマたちと共にペインの襲撃によって崩壊した木の葉隠れの里の復興作業に当たっており、ペインを倒し、英雄となったナルトを四代目火影と重ね合わせ、感慨深い様子を見せていた。


(いい子を遺されましたなぁ……四代目)


能力編集

下忍の肩書ゆえに錯覚しがちだが、本人が昇進を拒否しているだけであり、実力は義足のハンデを入れても上忍のトップクラスに比肩する強豪。

扉間直伝の水遁や忍具を用いた戦闘はもちろん、食材調達や調理、探索から各種雑用までこなすマルチ人間であり、小隊任務の際にはあちこちから引っ張りだこになっている。


特に水遁は本来属性的に不利なはずの土遁(しかも専門家である岩隠れの上忍)を正面から押し切って撃破するというとんでもない破壊力を発揮する。


使用術編集

  • 木ノ葉流「柳」

(刀を柳の枝のように動かし、敵を幻術にかけた後に斬るオリジナル技)


  • 水遁・水陣壁

  • 手裏剣影分身の術

  • 水遁・水龍弾の術

余談編集

第459話「伝説の猪鹿蝶」にて再登場。

シカマル達の世代とその親の世代の両方の猪鹿蝶に命を救われていることが判明した。

また、自分たちが忍としてどう在るべきか悩んでいるシカマル達に、「忍は一日にして成らず」とアドバイスを送った。


第577話「暗部のうちは」にてまたまた再登場。

ガイの率いる部隊の一員として林の国の般若衆との取引に向かっている。

(さすがにガイの「青春」にはついていけていない様子)


このようにアニメオリジナルキャラクターとしては非常に稀なパターンである再登場を二度もやってのけたキャラクターである。

テクノに下忍であるが故に軽く扱われる、いわゆるマイト・ダイ的なシーンがあったが、その後はシカマルに最強の下忍と言われていることから、その強さを目の当たりにしたナルトによって里に正当な実力が知れ渡ったと推定される。(シカマル以外の二人はコスケさんのことを忘れていたが…)


関連タグ編集

NARUTO 疾風伝 木ノ葉隠れ 二代目火影 三代目火影 四代目火影 うずまきナルト 猪鹿蝶

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