概要
漫画・アニメ『NARUTO』の第一部にて起きた事件。
砂隠れと音隠れによる木ノ葉隠れ襲撃であり、両軍に多大な犠牲者を出すことになった。
経緯
木ノ葉隠れと砂隠れは第三次忍界大戦までの間に同盟という名の緊張状態にあったが、その最中に砂隠れが属する風の国の大名が強引な軍縮を始め、任務を木ノ葉隠れに割り振るようになった。
このままでは里が立ち行かなくなることを危惧した砂隠れの四代目風影は、大蛇丸率いる音隠れと結託して木ノ葉を落とすことを決意する。
実行
中忍試験の予選から1ヶ月後、各国の忍頭や観衆が見守る中、中忍試験本戦が始まり、サスケと砂隠れの我愛羅と対戦中、正体を隠していた音隠れの忍たちが場内全体に幻術をかける。さらに四代目風影に扮した大蛇丸が正体を現し、三代目火影を結界に閉じ込める。“音隠れと砂隠れの忍達が中忍試験の隙に乗じて木ノ葉を壊滅させるべく、乗り込んでくることになる。
結果
三代目火影・猿飛ヒルゼンを筆頭とした木ノ葉の忍達の死力を尽くして、応戦したこともあり何とか撃退。ナルトも人柱力の我愛羅と死闘を繰り広げた末に勝利する。
しかし、ヒルゼンは大蛇丸を封印する一歩手前まで追い詰めるが、草薙の剣で胸を貫かれたダメージと老いのせいで力が不足してしまい、力及ばず腕と術のみを封印して命を落とす。大蛇丸の逃亡を許してしまう。
また本物の四代目風影が側近と共に腐乱した無残な死体の姿で発見されたことにより、砂隠れもまた大蛇丸に利用されていた事が明らかとなる。木ノ葉側に対し全面的な降伏をし木ノ葉側も受諾する。
とはいえ同盟に反したことは事実であるため、砂隠れは即時木ノ葉への賠償を行い、かろうじて同盟は維持されることになる。
戦争後の余波
上記の通りこの戦いで五影の内2人が死亡し、木ノ葉隠れと砂隠れの双方の里は甚大な被害を受けることになった。
また木ノ葉崩し終結直後、新たにナルトの捕獲を目的とする組織暁に所属する木ノ葉の抜け忍にしてサスケの兄であるうちはイタチ、霧隠れの抜け忍の干柿鬼鮫が現れるなど新たな戦いの始まりとなる。