曖昧さ回避
・古代インド神話や仏教において世界の中心とされる須弥山の別名。
中腹には天台宗の名刹・神池寺があり、「丹波比叡」の異名をとる。
ここは瀬戸内海にそそぐ加古川水系と、日本海(若狭湾)にそそぐ由良川水系の分水嶺にあたり、分水嶺としては海抜が最も低い。
概要
新潟県妙高市の、頸城(くびき)山地(山塊)上にある標高2,454mの複式火山。
妙高戸隠連山国立公園内に位置し、日本百名山の一つとして選定されている。
直径約3kmにも及ぶ半円状のカルデラと赤倉山や大倉山などの外輪山に囲まれており、その中央に溶火口丘がある。
有史以降の噴火活動は記録されていないが、カルデラの底部にあたる火口原には噴気孔や温泉の湧水地がある。
また北西隣の焼山(新潟焼山)は火山活動が活発で、2021年現在も気象庁による常時観測火山となっている。
東斜面の中腹までロープウェイが開通しており、登山中級者以上ならば日帰りで登頂も可能。
周辺には赤倉や池の平、燕などの妙高高原温泉郷や関山神社などがあり、冬季は日本有数のスキー場エリアとなっている。
山麓はトウガラシの栽培が盛んで、これを用いた「かんずり」が特産品である。
帝国海軍の妙高型重巡洋艦や海上自衛隊のこんごう型護衛艦3番艦みょうこうの由来となった。
怪獣映画ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃では、バラゴンが眠りについていた。