概要
富士山にも似ているその山容から別名「津軽富士」と呼ばれ、随筆家・登山家の深田久弥が選定した日本百名山の一つとなっている。
標高1,624mの独立峰で津軽平野のほぼ全域でその姿を見る事ができ、天気のよい日は遠く北海道南端部からも眺められる。
有史になってからも小規模な噴火を何度も起こしているが、明治時代以降は目立った噴火活動はない。
大きな峰が3つある事から、見る方角によって全く違う形になるのも特徴である。
独立峰なので風が強く決してTシャツやサンダル姿で登れるような山ではまずないが、8合目までは車道、そこから9合目まではリフトが開通している。
9合目と山頂の間は通常2時間もあれば行って帰る事が可能で、夏季でのこれらのコースであれば登山初級者にも向いている。
津軽地方の人々は多かれ少なかれ、この山に思い入れを持つといわれている。