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概要編集

古代インドの伝承における世界の中心にあるとされる山で、世界で一番高い山を意味し、インド神話の世界観に置いては「メール山」「スメール山」の名前で登場する。須弥山は仏教世界における呼び名である。日本に存在する妙高山の由来も須弥山の意訳の一つである。

現実世界においては山岳ではチベットにあるカイラス山や、インドネシアのスメール山が須弥山として信仰されていた。世界一高い山という点だけ見ればヒマラヤ山脈が須弥山と言えるのかもしれない。


この山の周囲には花弁のような5大陸(毘提訶洲、贍部洲、牛貨洲、倶盧洲、贍部洲)が取り巻いているとされ、頂上にある善見城にインドラ(帝釈天)が住むと考えられた。標高は8万ヨージャナほど。(km換算で56万キロから80万キロほど。)


古代インドの叙事詩マハーバーラタにも登場し、パーンダヴァ5兄弟が最期を迎えた場所として語られている。



関連タグ編集

 ユグドラシル:同じく世界観の基盤となっているもの。

西遊記:須弥山世界観が世界観のベースになっている。

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