概要
スキーやスノーボードといったウィンタースポーツを行う場所のこと。ゲレンデともいう。
温泉旅館の近くに設置されていることが多く、学校の修学旅行の行き先に設定されていることも多い。
山小屋(海の家みたい所)で食べる温かい食べ物、飲み物がとても美味しく、ナイターの夜間照明、BGMはとてもロマンティックである。
バブル時代に大ブームとなって各地に作られ、首都圏に巨大な屋内スキー場が作られるほどだったが、一時期作りすぎたせいで何かと大変な模様。
気候の変動から降雪量が減ってオープン時期が遅れたり、そもそも装備にそれなりの資金がいることや立地条件などから時間とコストに見合わないと新規層の獲得だけでなく常連客も離れてしまい、潰れているのも多い。2010年代以降は海外観光客が頼みの綱となっているようだ。
来場客増加とスキーを触れるきっかけになるイベントとして有志がスキー場に許可を取りコスプレをしてスキーをするというイベントが催されているスキー場もある。
海を立って滑る感覚を体験したり、ゲレンデダービーを開催したり、人間ボードを再現したり(もちろんボード側はスノーボードの上に乗っており、ちゃんと服を着て防寒対策している)等通常のコスプレではできないスピード感のある体験ができるため、それなりに人気を博しており、YouTube等動画投稿サイトにもイベントのまとめ動画などが上がっている。
二次元における扱われ方
- スキーが下手なキャラが坂を転がって雪だるまになる
- スキーが苦手なキャラがソリで滑っている(海水浴場、プールでいう浮き輪・ビート板担当)。
- 高所恐怖症のキャラがリフトが苦手。
- 雪山で遭難して、想い人と山小屋で二人っきりになり、吊り橋効果が発動する。
- 雪山で遭難して、熊や狐に遭遇する(一緒に凍えるだけで、襲われることは少ない)。
- 山荘で殺人事件に巻き込まれ…
- ストックが武器代わりにされ…
- 雪女や雪男に遭遇するが、この二人が温泉が苦手。
※ほんの一例です。
海水浴場や温泉と同様に、様々な萌えシチュエーションを想像できる場所。
しかし、
- キャラの露出度が低い、着ぶくれしてる(それが好きな人もいる)、顔がゴーグルで隠れる
- そのわりに作画が面倒
- スキーやスノーボードが初心者に難しく、行ったこともやったことも無い人が増えた
- 雪山=怖いというイメージ
- 北陸より南・西の人々の大半が雪の特性を詳しく知らない
- 雪国の人にとっては特にロマンティックではない
などのせいか、冬回のある長期アニメを除くとアニメでは出番が少なく、実写でもバブル崩壊以降登場頻度が控えめになっている。