🛷概要
主に雪や氷の上を移動したり、荷物を運んだりするのに使う乗り物。
まれに土や草の上を移動するタイプのものもあり。芝や土手などで遊ぶ時に使う場合もある。
箱型または舟型の本体の底に、スキー板のような平たい板が数枚(多くは2枚)留めつけてある。
板を取り付ける代わりに本体の底に凸凹を付けてあるタイプも存在する。
板または凸凹が付けてあるおかげで、地面との摩擦が減り、雪の中へ沈み込みにくく、軽い力で物を移動させることができる。積雪地域では生活の必需品であったほか、スキー場などでの遊び道具としても親しまれている。スポーツ用具として使われるものもある。
サンタクロースの乗り物としてもなじみ深いであろう。
橇の動力
概ね下記の二種に分けられる
- 位置エネルギーを利用するもの、
- 人工的に牽引(もしくは推進)するもの
前者は当然ながら下りの坂道でしか使えない。登坂時や平地では牽引もしくは運搬される。そのため重量の軽いものや嵩張らないものが望まれる傾向があり大方華奢である。
牽引(推進)型では人、動物(馬、犬など)、機械力等の動力を利用できる。その為、動力の強化(動物の複数頭立てや、牽引装置の強化)による加速を得られるためスピードや加速がある程度調整でき比較的重たい橇でも引くことができるので頑丈な橇が作られる。中には風力を利用した変わり種も存在する。