忍具

にんぐ

忍者の使用する道具のこと。

概要

　忍者が任務遂行のために使用する武器や道具の総称。忍者は潜入捜査が主体のため、ドラえもんのように何でもかんでも全部持ち歩いていたわけではなく、その場に応じて持っていくものを決めていたらしい。

　

中世期に活躍した忍者が使用している以上忍具もまた過去の道具であるが、中には近代兵器のコンセプトに通ずる物も存在しており、地雷、バズーカ砲、小型のミサイルのようなものも存在していたとされる。

意外かもしれないが忍者を題材した作品ではよく見られる鎖鎌は携帯するものではない。あれは屋敷に置いてある緊急用の武器である。

具体例

忍び六具

• 編笠
• 手拭（三尺手拭）
• 薬
• 鉤縄
• 付竹（火種）
• 石筆（チョーク）

暗器

• 手裏剣
• 苦無
• 寸鉄（釘）
• 戦輪（チャクラム）
• 忍者刀
• 仕込み杖
• 焙烙火矢（手投げ爆弾）
• 埋め火（簡易地雷）
• 吹き矢
• 握り鉄砲

逃走用具

• 鳥の子/煙玉
• まきびし
• 水蜘蛛

侵入用具

• しころ（携帯用鋸）
• 坪錐
• かすがい
• 手甲鉤

サバイバル用具

• 胴火（懐炉）
• がん燈（懐中電灯代わりに使う燭台）
• 五色米
• 耆著（水に浮かべて使う方位磁石）

科学技術で作られたもの

詳細は科学忍具を参照。

関連項目

暗器　アイテム　忍者　くノ一

NARUTO BORUTO　忍たま乱太郎(落第忍者乱太郎)　くノ一ツバキの胸の内　閃乱カグラ