曖昧さ回避
ウタカタ(NARUTO)
CV:鈴村健一
原作では設定のみ(後に漫画本編の後半に登場)で、詳しい描写が無いまま暁に倒されており小隊「蛇/鷹」が暁の傘下に入った時点で既に死亡していた。
扉絵でその姿が明らかになったのみだったが、『NARUTO-ナルト- 疾風伝』のアニメオリジナルストーリー『六尾発動の章』に登場し、その経緯についても描かれた。
スライムのようなドロドロしたナメクジ型の尾獣「六尾」の力を持つ人柱力。
霧隠れの抜け忍であり、水遁系の忍術を得意としており、特にシャボン玉を使った忍術を使用する。
黒い長髪で、水色の着物を着ている。
一見冷静な性格だが頑固な所があり、自分や他人にも厳しく非常に気難しいが、心根は優しい。
アニメオリジナルストーリー「六尾発動の章」ではその過去について具体的に描かれた。
過去に自身の師匠・ハルサメに殺されかけたことから里を抜け「師匠」というものにトラウマを抱くようになる。
成り行きで出会った土蜘蛛一族の少女・ホタルから弟子入りを嘆願されるが、自身の師匠・ハルサメとの過去を引きずっていた為断り続けていた。その後土蜘蛛一族との諍いにナルト達と共に巻き込まれるが共闘してホタルを助け、過去を断ち切ってホタルと正式な師弟関係を築くことを決意する。
霧隠れと和解するため、自身を連れ戻しに来ていた追い忍部隊の元へ赴くが、部隊を壊滅させて待ち構えていたペイン六道に襲われる。
尾獣化して応戦し、一時は優勢になるも徐々にペインの多種多様な能力に追い詰められ重傷を負い気絶した。
その後暁のアジトに連れ去され、外道魔像へ六尾を引き抜かれて死亡した。
気絶する直前までホタルの身を案じていた。
第四次忍界大戦ではカブトにより穢土転生で片目が万華鏡写輪眼、片目が輪廻眼という状態で蘇生され、トビによって新たなペイン六道にされた。
アニメ疾風伝ではペインとの戦闘などの過去をナルトの精神空間内で語る場面が追加された。
余談
『六尾発動の章』の放送時期のエンディングテーマはsupercellの「うたかた花火」であり、エンディングムービーと併せて、同章のラストの展開を彷彿とさせる物悲しい雰囲気の楽曲となっている。