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概要

水面に浮かぶは弾けて消えてしまう。

転じて、はかなく消えていくものの比喩表現に用いられる。

「うたかた」と呼む場合と「ほうまつ」と読む場合で著しくイメージが変わることも特徴で、前者が『源氏物語』にも用いられた優美で格式高い言い回しとされるのに対し、後者は消えて当然の酷くしょうもないものに用いられる。

中国語にも存在しており、その場合のピンインは「Pàomò」。

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  • 泡沫のララバイ

    『命が弾ける音』が聞こえる少女。他の命が潰える音で心が休まらない。音楽家と出会う。泡が割れそうだと分かるようになっていた少女がそう告げる。笑った彼は最高の音を聴かせてやるという。
  • 海中脱出!

    海面下200nから、個人用の脱出装備「バブル」を使って脱出する。 秒速1mの浮上速度で海面を目指すバブルにトラブルが発生。溺死、酸欠の恐怖で、自分の判断が正しいのか迷いながらも行動する。 自由の効かないバブルの中で、果たして野口は訓練通りに海面にもどれるのか?
  • 最愛の泡沫人へ

    日差しが降り注ぐ真夏の海岸で、『私』は彼女に一目惚れをし、溺れるような恋をした。後に妻となる彼女との邂逅を私は生涯忘れることはないだろう。 高齢故に少しずつ記憶を失くしていく妻と暮らしながら、私は昔を振り返る。私の正体は歌を愛した人魚であり、彼女と生きるために尾鰭と人魚の声帯を対価に、人の姿を得た人魚だった。そして人魚と人間という生き物の寿命の差は、やがて二人の容姿に違いを生じさせていく。 徐々に彼女の中から自身が消えていくこと、彼女の生が終わりに近づいていることを悲しむ私を、彼女は優しく慰める。歌を愛した人魚の、悲しくも不思議な旋律が二人を引き合わせた出会いを彼女自身が思い出して語り始める。彼女もまた、私に溺れるような恋をしたのだった。 季節は巡り、私は彼女との思い出の海岸で一人佇む。すっかり小さくなってしまった彼女を抱きしめて、私はとめどなく涙を流す。かつての彼女の言葉を思い出した私は気持ちを奮い立たせ、彼女がよく歌っていた恋歌を歌い始めた。泡沫のように儚くもいつまでも輝き続ける、最愛の妻との思い出を胸に抱いて。
  • 花の君子を飼う

    街コンでのひとこま。 ボリス ヴィアン『うたかたの日々』、ハンス・クリスチャン・アンデルセン『人魚姫』を参考にしました。
  • 〈她與妳與我〉

    我是魚,所以,我不能夠喜歡妳。 【改編自泡沫歌回與後日談】 https://www.youtube.com/watch?v=PeMr2oLi-sQ https://www.youtube.com/watch?v=1Fg3dPgl5Hc 〈魚〉 https://www.youtube.com/watch?v=aQtf3gEuejE --- 大小姐的新cover〈魚〉與前導的泡沫歌回所編寫出的故事真的好動人。 所以希望以自己的詮釋改編成故事。 / 故事以第二人稱敘事,因為或許敘述上有些亂,所以先簡述一下。 文中的「我」為敘述者、「妳」為魚、「她」則是太陽; 而在每一秒的「/」後,「妳」則是太陽,而「她」為魚。
  • 迷い神

     大学生の少女・紬は、ある日タイムカプセル郵便を受け取った。それは十五年前、彼女の故郷の姫島神社から送られたものだった。同級生だった少年・由葦吉からの懐かしい手紙を読んだ彼女は、久方ぶりに祖父母のいる故郷へ帰省する。しかし祖父母はどういう訳か紬の来訪に酷く取り乱し、決して外へ出るなと言った。紬は困惑したが、由葦吉との再会の約束を破る訳にも行かない。夕暮れ時、密かに祖父母の家を出てしまった彼女が出会ったものは、村を彷徨う黒い影だった。由葦吉と共に影から逃げる紬は、いつの間にか忘れてしまっていた自身の記憶を取り戻すこととなる。
  • 泡沫

     一年前に入院してから彼女が、丘の上に来れたことは無かった。  僕はよくお見舞いに行き、その度に最近あったことをラップした。  別にラップなんて好きじゃなかったけども、僕は彼女の笑顔が好きで、ラップを一生懸命勉強して、ラップをしていた。  彼女はラップが、ラッパーが好きだった。  言いたいこと、やりたいことを自由にするラッパーが大好きだった。 「体調が良くなってきたんだ、私」  そう聞いたのは、一昨日のことだった。  それが嘘だと知ったことは昨日だ。  何で本当のことを話してくれなかったんだろうか、僕は彼女に何でも話をしていたのに。  今日あった楽しいこと、悲しいこと、情けないこと、恥ずかしいこと、全部、全部、ラップにして話したのに。  ……いや僕も一つ、話していないことがあった。  それは、彼女のことが、本当に好きだったということ。  今さら、もう遅いけども、僕はこのラップを、彼女に捧げる。
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    三十代、子育ての合間に自分の時間が出来て、 改めて、また、自分の人生について考える。
  • エモ古語

    うたかた

    泡沫――それは、水面に浮かぶ泡。 転じて、儚く消えやすいもののたとえ。 知らぬうち、深い水の底に沈んでいた女性の見たものとは。 『エモい古語辞典』小説コンテスト応募作品 https://www.pixiv.net/artworks/1011782422
  • 創作系企画

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     バスから出たら、同棲している萌が迎えに来てくれた。そこで二人で家へと帰ることにした。萌は今逢魔が時だから気をつけてと話すけど、僕は気にしない。帰宅すると、萌は先に家の中へと入る。そして僕は家の中で、萌の死体を見つけてしまうことになる。さっきまで一緒にいた萌は、萌ではない何か別の存在だったのだ。
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    見た目は瓜二つ。しかし性格は太陽と月ほどもちがう。 香代と志麻子は、裕福な商家に生まれた年子の美しい姉妹だった。 ある日。妹の志麻子は、となり町の書店でひょんなことから青年と知り合う。同じ詩人が好きだと分かり、また会う約束を交わした二人。しかし、後になって怖気づいてしまった志麻子は姉の香代に代役を頼むのだが──。

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