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概要

脚本・作画ともに御伽野きょむ氏(pixivアカウント)。

pixivにて2023年4月9日から連載されている作品であり、うち14話〜19話は挿絵付き小説として公開されている。

あらすじ

主人公には家族がいない。

でもなんか似たようなのはいる。嫁(仮)もいるし、推しもいる。

多忙でなかなか会えない戸籍上のパパやママもいる。

これは複雑怪奇な縁が紡ぐ、泡のように儚くも鮮烈なまでに色鮮やかな育児奮闘記である。

登場人物

桜花苑(おうかえん)

3歳児、人間(どちらも自己申告なので真偽不明)。本作の主人公。

  • 庄屋 閃太郎(しょうや せんたろう)

23歳、濃藍(ふかあい)の色鬼。紫苑の母のような何か。

ヒーラーであり、狐狗狸パーツを倒す紫苑の送迎係でもある。

血液を使う治癒能力に目をつけた「ベリル教」なる宗教団体に12年間囚われていた所を、怪奇事件の混乱に紛れて紫苑に救われた。

あまりに心酔しているので、リュックリからは「庄屋・紫苑全肯定bo太郎」とあだ名され、他の人々にも概ね同じコメントをされている。

  • 徒花 環(あだばな たまき)

49歳、人間。紫苑の祖父のような何か。

元児童養護施設、現色鬼たちの拠点で紫苑にとって幼稚園のような何か「桜花苑」の家主。

とある事情により、アンチエイジングの鬼と化している。

  • 築地 綾介(つきじ あやすけ)

22歳、黄支子(きくちなし)の色鬼。紫苑の兄のような何か。

雷電で戦う遊撃要員で、馬鹿ではないが詰めが甘い。

名家の嫡男として生まれ育ったため混血迫害からは逃れたが、自由がない家の当主になりたくなかったので人間界へ逃亡。解放感で外見や言葉遣いがチャラくなった。

業は「圧倒的静電気」で、よく家電を壊してしまう。

  • 鬼巻 夜露(おにまき よつゆ)

30歳、濃紫(こむらさき)の色鬼。紫苑の叔父のような何か。

戦闘時にはバリアを張って「奇ぐるみ」を封じ込める。

霊媒と除霊を生業とする一族の生まれで、霊視と受信専用強制テレパシーが業。なお後者には「本人に他者へ伝える気がなければ聞こえない」という制約(あるいは脳をパンクさせない安全装置)がある。

  • 俵 伊織(たわら いおり)

30歳、白銅(はくどう)の色鬼。

紫苑の叔父のような何か。

二刀流の大きな包丁で戦うアタッカーであり、平時には桜花苑の調理担当。

  • 愛沢 曼珠(あいざわ まんじゅ)

20歳、牡丹の色鬼。

紫苑の姉のような何か。

天真爛漫なボクっ娘の毒使い⋯⋯なのだが、「poison」を「ポイソン」と読む程度にはアホの子で、医学的知識は皆無。そのため、生成する毒の成分を把握できていない。

  • 春日野 凛(かすがの りん)

21歳、灰の色鬼。

紫苑の嫁のような彼女

力の強さを見初めた色鬼界の皇帝に嫁がされそうになり、人間界に逃亡。追手をワンパンで沈めた紫苑に一目惚れして告白したところ、きょむっと承諾された。彼の戦闘力だけでなく、人間性にも惹かれている。

  • リュックリ

年齢不明、妖怪。

大妖・狐狗狸さん(こっくりさん)の本体。紫苑のリュックを依代として、狐狗狸パーツとして散逸した体を探している。全知の妖怪とされているが、パーツとともに記憶も行方不明になっている模様。

パーツ集めの相棒として紫苑と手を組んでいるが、扱いが雑すぎて「人選ミスったかな」と思っていたりする。「リュックリ」の呼称も(本人の承諾なく)紫苑が命名した。

  • サクラコ・徒花・ティターニアス

享年28歳、(おそらく元人間の)幽霊。

環の妻で、環や紫苑に憑いている。桜花苑に近寄る悪霊を蹴散らしたり、歌ったり、旦那で一発芸をしたりして過ごしている。

海外に行ったきり帰ってこない息子に会いたいが、乗り物に乗れない模様。

蛇口家

  • 蛇口 右吟(へびぐち うぎん)

紫苑の養父。検挙率ナンバーワンの警視庁捜査一課刑事……なのだが、捜査の仕方や度重なる越権行為が問題で始末書率もナンバーワン。ただし提出率はワーストワン。訳ありの養子(紫苑)と訳ありの妻(海月)がいる。

紫苑や海月の名字を「徒花」と「紅浦」で通しているのも、捜査や検挙の過程で裏社会から恐怖と恨みを抱かれており、報復や逆恨みによる危害が身内である彼らに及ぶのを防ぐため。

訳あって孤児となった時、児童養護施設として環が運営していた「桜花苑」に身を寄せていた。

  • 蛇口 海月(へびぐち みづき)

紫苑の養母で右吟の妻。旧姓は「紅浦(べにうら)」。女子高生とハッカー業とで二足のわらじを履いている。ハッカーとしての通り名は「JELLY」。

議員の父親に政略結婚の道具として扱われていたことと、そのために中卒で家に閉じ込められていたことが原因で男嫌い。ならばその前にと、父親曰く『暇すぎて精神を病んでも困るので』与えられたパソコンで警視庁にサイバー攻撃を仕掛けて「預言速報システム」の提供と引き換えに保護を求め、その一環である右吟との書類婚&離婚届不受理申出で実家から逃げ切るという荒技をやってのけた才媛。

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