──たぶん、こんな形の愛もある。
概要
○○○氏による漫画作品。食人鬼の青年と儚げな少女の奇妙な生活を描いている。2014年には一迅社で書籍化された。単行本は全4巻。
あらすじ
残酷な出会いから始まった少女・白(ゆき)と食人鬼・色人(しきと)の奇妙な生活。
一度は世界に拒まれたふたりの織りなす、歪んだ愛と日常が行き着く先は──。
題材が題材なだけにカニバリズム・流血表現は当たり前だが、内容としてはギャグテイスト。ただ、時々挟まれる白や色人、その他の登場人物の過去などはシリアスなものになっている。
主な登場人物
- 「死にたがり少女」白(ゆき)
白髪に赤い瞳の美少女。冒頭で両親を色人に殺される。そのまま襲われると思いきや「いいよ ころして」と抵抗しなかったことで彼に気に入られてしまい、奇妙な共同生活を送る。
幼い頃の出来事から外を恐れるようになり、母親には歪んだ愛情を注がれていた。その母を殺した張本人である色人と生活する中で様々な経験をしていく。
- 「食人鬼さん」色人(しきと)
茶髪の青年。冒頭で白の両親を殺害するが、彼女を気に入ってそのまま家に住み着くことに。白の切った爪や髪を美味しく頂くなど、彼女に対しては変態的な言動が多い。
ある出来事をきっかけに食人鬼と変貌し、それ以来人間の肉や血液を加工したもの以外は口にできない体質になった。
その他にも個性豊かな殺人鬼たちが多数登場。