「俺の身内をいじめるやつは この世にいらない」
プロフィール
年齢 | 3歳 ※ |
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誕生日 | 12月12日 ※ |
種族 | 人間 ※ |
身長 | 95cm |
体重 | 15kg |
性別 | 男性 |
※いずれも自己申告につき真偽不明。
人物像
容姿
「ブルーハワイのかき氷を逆さにしたような」色のボブヘアに碧眼。
前髪はちょんまげにまとめており、ヘアゴムの飾りは発信機も兼ねている。これは家主曰く「⋯⋯こいつに携帯肌身離すなって言ったところで忘れるのは目に見えてる。じゃあ──肌身離さないものにGPSを仕込めばいい」とのこと。弱視矯正用と思われる眼鏡をかけているが、「野外では外す」というマイルールがある模様。
性格
一人称は「おれ」、二人称は「おまえ」。綾介曰く『喋るのは歳のわりに達者』だが、その言語能力は対象への興味関心に正比例するらしく、自分語りをさせた途端に寝落ちる。つまり自分に一番興味ない。後述する能力も相まって誤解しがちだが、肉体と精神は幼児のそれであり、。
「家族」に似た特徴を持つ者(部分一致も可)にのみ懐き、それ以外には無関心。
作中での動向
本編開始から3か月前、後の養父である蛇口右吟のもとに空から降ってきて、「いなくなった家族を探している」と告げる。
現職刑事の右吟や、かつて児童養護施設の長であった徒花環があらゆる伝手で調査しても、紫苑や家族の捜索願や戸籍は終ぞ見つからなかった。本人への聞き取りは「子供時代の心の傷は一生ものだから、成長してメンタルが安定してからにした方がいい」という判断で保留中。
蛇口夫妻の養子なので戸籍上の氏名は「蛇口紫苑」だが、右吟は恨みを多々買っており、それゆえに危害が及ぶかもしれないので(自分で撃退できるとはいえ幼児)、環の名字を借りている。
能力
禁忌叢書(きんきしりーず)という色鬼の奥義を、ノーコストかつ連続で発動できる。
その凄さは、狐狗狸パーツの「どんなに若くとも齢三十までは会得し得ない、寿命尽きるまで会得できない者も珍しくない」「禁忌というだけあって、発動する前に精魂尽き果てる間抜けな鬼もいるらしい」「せいぜい一日一度の発動が限界のはず」⋯⋯という台詞から推察いただけるだろうか。
また、記事作成時点で確認されているだけで「濃紫(こむらさき)」「緋(あけ)」「漆黒(しっこく)」と複数の色を扱えるようだが、これも「普通は一人一色しか使えないはず」「自分が全部で何色使えるのかも知らない」⋯⋯とくれば、凄いを通り越して末恐ろしい。
以上の特殊性や危険性から、普段は桜花苑に居候している(保育施設には通っていないと思われる)。週1で蛇口邸に帰り、親子の時間を堪能している模様。
人間関係
庄屋閃太郎
怪奇事件のどさくさで救ったことから、モンスターペアレントもドン引きの愛情を注がれているが、紫苑のリアクションは薄い。右吟には「愛情の過剰摂取で歪まないか心配」と思われている。
春日野凛
「嫁のような彼女」であり、彼女が角に付けているリボンは、人間界で角を怖がられカルチャーショックを受けていた(色鬼界では力の象徴)ところに、「可愛くすれば怖がられない」「大人になって指輪を買えるようになるまでの代わり」として贈ったもの。
徒花環
親爺(おやじい)と呼んで慕う、祖父のような何かで桜花苑の家主。桜花苑の色鬼たちとは別の視座による教育や愛情を与える存在。
蛇口夫妻
養親である2人のことは好意的に見ており、複雑すぎる事情で微妙極まりない関係性を案じて、父親の浮気調査で夫婦仲を確かめようとした。ちなみに祖父はこれに乗じて素行調査を頼み、右吟の仕事熱心を諫めた。