CV:白石涼子
概要
滝隠れの里に所属するくノ一。薄黄緑色の毛髪と褐色気味の肌、すばらしい腹筋、これでもかというぐらいに思いっきりローライズな服装が特徴。背負う巨大な真紅の巻物?の用途は不明。人柱力としての外見的特徴は不明だが、おそらくは毛髪と虹彩の色。
尾に三対の羽を持つ巨大なカブトムシの形をした七尾の尾獣・重明の人柱力であり、人柱力の中では唯一、五大国以外を出身国としている(少なくとも原作では、七尾が滝隠れの手中に落ちた経緯は判明していない)。人柱力である事から、フウも十中八九、里の権力者の親縁だろうと思われる。
原作ではほとんど台詞がないものの、人柱力と尾獣が一堂に会した場での挨拶から察する限り、活発な容姿通りの性格らしい(本人曰く、生まれつきおめでたい性格)。
(アニメオリジナルにおいてのみ)一人称は「あっし」、原作も含めて語尾の「~っす」が口癖であり、口癖や行動なども含め女性版ナルトと言っても差し支えないキャラクターである。
来歴
生前の人柱力としての力量は不明だが、七尾の尾を使って自在に空を飛び、七尾の力を利用していると思われる鱗粉隠れの術を使い、粉の反射光で相手の視界を奪うことができる。また巨大なサソリをクナイ一本で倒すなど身体能力も高い。
その他、下記のアニオリでは原作では披露する機会のなかった人柱力の能力を披露している。
アニメオリジナル
あくまでもアニメ独自の設定ではあるが、疾風伝では、2015年1月からの新章「ナルトの背中~仲間の軌跡~」で木ノ葉の同期メンバーと共にキーパーソンとしてメインビジュアルを飾った。
里外へ一度も出たことがなく、人柱力として知られないよう育てられた。そんな暮らしから外の世界への憧れが強く、里長シブキ(ジャンプフェスタ2004スペシャルアニメ『滝隠れの死闘 オレが英雄だってばよ!』にも登場)にもため口をついている。
里長・シブキの方針もあってか人柱力によくあるような周囲からの孤立や迫害はされておらず、自由奔放で考えるよりも先に行動する、一度言い出したら聞かない上に場の雰囲気を全く読めないなど好奇心旺盛で無邪気、純粋無垢な性格の持ち主である。
そんな奔放でマイペースな彼女はシブキや里の上忍達にとっても悩みの種だが、同時に彼女の人柄を知っているため大事に思われている。
里にとっても重要な人柱力であるため、シブキからは里外部で行われる中忍試験への参加を止められていたものの、押し切って認めさせ、里の上忍ケゴンとヨウロウ二人を護衛としてつけることを条件に参加。
第2次試験前夜や2次試験の最中の行動はその破天荒な振る舞いや言動から、ナルトの事を知っている同期メンバーや我愛羅等からは、彼を髣髴させている。
しかしながら、誰彼問わずに友達にならないかと尋ねている辺り、迫害こそされていないものの周囲との過度の接触を止められていたこともあり、友達が欲しいという寂しさを抱えている模様。
この友達を作ろうとする行為は里長であるシブキに助けられた際に「人と人が繋がればこの世に争いなどなくなる。まずは100人の友を作ることだ」と言う彼の言葉に感化されたものであり、中忍試験の目的も中忍になることではなく様々な里の忍達と文字通り「友達」となることに重点を置いていた。
2次試験中も大砂嵐の中で遭難しかけたマツリ達を救ったり、クーデター派の手引で潜り込んだホウイチの封印術で、尾獣を引きぬかれかけた我愛羅を助けに行ったりと自由奔放に活動していた。
しかし、自分も同じようにホウイチの封印術の鎖で背中を貫かれ、あわやミイラ取りがミイラになる所だったが、マツリの案内で我愛羅を救いに来たガイ班と、彼女を追いかけてきたケゴンとヨウロウ達の活躍で事なきを得た。
その後、自分を助けに来てくれたネジとは友達になった模様。その後は「自分に似ている」とされるナルトに会う事を目的としていた。
その際、ケゴンやヨウロウが知らなかった角都の情報を詳しく知っており、角都とは茶飲み友達となりたかったようだがその夢は叶うことはなく、敗れて七尾を抜かれてしまったようだ。
第四次忍界大戦
薬師カブトにより片目が万華鏡写輪眼、片目が輪廻眼という状態で穢土転生され、同じく蘇生された他の人柱力と共にトビによって新たなペイン六道にされる。
最後は穢土転生が解かれたことによって昇天した。
余談
尾獣の正体が判明するまでは、七尾は貉(むじな or まみ)と妄想されていた。
Pixivにて
Pixiv 内でのタグとしてはフウの方が使われている。カップリングの一例としてはナルフウがある。