「命を金に変えるなんざ人のやる事じゃねーぜ」
プロフィール
忍者登録番号 | - |
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誕生日 | 4月2日 |
星座 | おひつじ座 |
血液型 | B型 |
身長 | 177.1cm |
体重 | 56.8kg |
性格 | 信心深い、わがまま |
好きな食べ物 | スペアリブ |
嫌いな食べ物 | 野菜類全般、精進料理 |
戦ってみたい相手 | 異教徒 |
好きな言葉 | 殺戮、“ジャシン教” |
趣味 | ジャシン教の活動 |
CV | てらそままさき |
概要
赤紫(ピンク)の眼に髪は銀髪でオールバック。言葉の節々に伸ばし言葉を使うのが特徴。「汝、隣人を殺戮せよ」を教義とし、殺戮をモットーとした新興宗教・ジャシン教を信仰しており、その教えに従って戦闘前や戦闘後に儀式のため時間を割くほどの熱狂的な信者。得物は三連鎌に鎖鎌を足したような武器となっており、ギミック性が高い。
相棒の角都とともに雲隠れの人柱力・二位ユギトを確保したあと、火の国に侵入し、火の寺を襲撃したことで木ノ葉隠れの里に存在を悟られる。裏の世界で賞金首となっていた地陸を換金しようとしたことで足取りをつかまれて猿飛アスマ・はがねコテツ・神月イズモ・奈良シカマルのフォーマンセルと交戦し、アスマを殺害した。
しかしその弟子であるシカマルとの二度目の対決では、アスマとの戦いの様子から死司憑血の仕組みを分析して攻略法を編み出していた彼によって無力化。
奈良家の人間しか出入りが出来ない森に誘導され、暁とジャシン教の教徒によるバックアップも封じられた事に飛段も察する羽目になる。
(地中を自由に行き来できるゼツさえも飛段の救出はおろか、尾獣を封印するのに必要な指輪の回収が出来ていない)
全身バラバラにされた上に地中深くに生き埋めにされる中、最後までシカマルに悪意を振りまき、幕を閉じるのであった。
トビが入る以前は、暁の構成員の中では一番の新入りである。
アニメ版のイタチ真伝では鬼鮫が加入する前にはペインの野望が知らせていた為、鬼鮫・デイダラ・飛段は知らされていないことになっている。
(鬼鮫はマダラの野望を知っているが、ペインの野望は知らされてないと言う特殊な立ち位置にいる)
本人は不死身のために穢土転生による蘇生及び、地中深く封印されているので救出は不可能だが、『NARUTO -疾風伝-』テレビアニメ放送500回突破記念作品『力-chikara-』ではクローン体として登場し、シカマル達と再戦する事になる。
能力
不死身の肉体を持つのが最大の特徴で、急所を突かれようが、首をはねられようが死なない。理由は作中では語られないが、キャラクターオフィシャルデータブック・者の書によれば「ジャシン教が禁術の実験を信者の肉体に対して繰り返し、初の成功例が飛段」、「不死は殺戮によって持続する」とされ、オフィシャルプレミアムファンブック・皆の書の「岸本先生質問箱!!」では、「(飛段はまだ生きているかという読者の質問に対し)生きてます。でも栄養取らないと死んじゃうし、そろそろ腐ってるねコレ」と回答されている。
相手の血を舐めることで肉体を変化させ、その状態で自分の血で描いた陣(〇の中に△を据えたもの)の中に入ることで、自分の肉体の損傷を相手に反映させる、「呪術・死司憑血」という技を持つ。不死身の体を利用することで、相手に容易く致死的なダメージを与えることができる。
ただし円から外れれば能力を解除できる他、なんらかの手段で飛段の動きを制限できれば阻止できる弱点がある。
力-Chikaraではシカマル、いの、チョウジの血を一気に採取して戦場から離脱しようとしたり多勢にも強く出れるが、ネタが割れてると「サポート役が必要だ」とシカマルに指摘されてしまった。
これは暁にも共有されてるらしく、デイダラは飛段のサポートに回ったようだが、割れてない相手にもしたからか余計なお節介だと思っていた。
暁の小説版では円を崩壊することで能力を阻止出来るが、上記のように戦場から離脱を狙う事でカバーできる。
この時の敵は飛段の離脱を阻止していた為に狙えた戦略である。
シカマルは飛段との接近戦はズレてると評価しており、血を盗られることを前提とした戦略は良しとしていない。
アニメではこの術の原理や不死身である事をイタチが写輪眼で解こうとしたが、できずに終わっている。
本人曰く攻撃は暁で最も下手で遅いとのことだが、アスマやカカシと対等以上の接近戦を行うほどの実力を持つ。
飛段に血を取らせてはいけないという条件があり、カカシやヤマトは防戦一方を強いられている。
人物
粗雑で口が悪いが、ジャシン教に対しては真摯。ジャシン教の教義では半殺しを禁じているため、人柱力を生かして集めなければならないことに不満がある。また、金儲けのための殺しは教義か信条かに反するらしく、相棒の角都の金集めにもたびたび不満をもらしている。
敬虔なジャシン教教徒であるためか、ジャシン教の神・ジャシン様以外には敬意を払うそぶりが見られず、暁のリーダーであるペインを「クソリーダー」、先輩であるはずのデイダラをバカにして「デイダラちゃん」「弱輩者」と呼ぶことがある。
アニメでは先輩にしてかなりの年長者である角都に対しても「角都ちゃん」とふざけて呼ぶことがあった。
角都からはバカ扱いされ、信条の違いもあり言い争いが絶えないが、戦闘においては暁のツーマンセルでは珍しく、連携技を用いたり、攻撃を受けた角都を心配したりと関係はそこそこ良好な様子。
暁秘伝では平和主義の連中は口ばかりだと主張し、自分を守る為の詭弁でしかないと感じている。
平和を説いていた湯隠れの里は保身に関わるなら人を殺めることを厭わないと矛盾を指摘しており、ジャシン教に染まった飛段自身が里に刃を向けた際は、躊躇が無かったと鼻で笑っている。
しかし弱者が強者を恐れ迫害すること対し理不尽だと感じており、木ノ葉など各里で起こる迫害への異常さは理解を示していた。
アニメ版で因縁相手となるシカマルは、アカデミー在籍時に迫害されていたナルトに対する虐めに気づき「気に入らないんだよ」と告発している為、差別意識を嫌う共通点がある。
暁との関係
- 原作(者の書の記載)では、もとから好戦的な性格で、「ぬるま湯」とも揶揄される湯隠れの里のぬるさへの不満があった。そんな飛段に新興宗教・ジャシン教は目をつけ、飛段は戦いを推奨し殺戮の教えを説くジャシン教にのめり込む。そして不死身の肉体を得て、自分を肯定してくれたジャシン教を世に広め、ジャシン様の存在を知らしめ、不敬な無神論者たちに神の裁きを与えるために、戦争請け負い組織・暁に所属する。
- アニメ版イタチ真伝では、湯隠れの里から暁に飛段の抹殺が依頼されたが、小南にその能力を見込まれ、スカウトされている。
- ゲーム・ナルティメットレボリューションにおいては、不死の能力に目をつけていた大蛇丸から推薦され、角都・大蛇丸・ゼツの三人で暁にスカウトしに行くものの、飛段は拒否した上、角都がジャシン教を「くだらない宗教」と言ったことに激昂。戦うことになる。そして負けたあと、大蛇丸に説得されて、しぶしぶながら暁入りを承諾している。
余談
作者によると飛段の鎌には多種のギミックがあり、分裂や伸縮など様々な機能を考えていたが、原作やアニメなどでも全部は出し切れなかったとのこと。
他にどんな機能があったのだろうか。
アニメ版では、てらそま氏による狂気染みた演技が印象的だが、これでも抑え目だったとの事。
何でも、監督から「一応子供向けアニメだから」と言われたらしい。
外伝『木ノ葉真伝』では、彼と同じジャシン教教徒の龍奇が登場する。
関連イラスト
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NARUTO 疾風伝 湯隠れ 暁(NARUTO) ジャシン教
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各章のボス