水遁の術
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すいとんのじゅつ
忍術の一つ「遁術」の一環。要するに水に逃げ込む方法。
池や川、堀などに潜り逃走・潜入する忍術。口に節を抜いた竹を咥えることでシュノーケルにして息を繋ぐのが基本であるが、一説によれば忍者刀の鞘(切っ先を外す)を使うことでより深くまで潜ることが出来たらしい。そこまで長いと肺が苦しそうだが。
ただし、原理上どんなに肺活量があっても、1mを超えるパイプでシュノーケリングを行うとガス交換が出来ず死につながる。良い子はマネしないように。
他にも、水面に大きな石を投げ込み「あっ! デカい水音がした! 者共、奴は水遁の術を使って逃げたぞ!」と思い込ませて普通に走って逃げるというのも立派な水遁の術である。
…え? 印を結んでドカンと水を吹き出させたりするのは無いのかって? そりゃ創作だ。
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