「二十四代目……鶴姫参上!」(第1話)
プロフィール
年齢 | 15歳(後に作中で誕生日を迎えて16歳となる) |
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一人称 | 私(わたし) |
演 | 広瀬仁美、井上真央(幼少期) |
キャラソン | 鶴姫!強さは目にも美しい |
概要
『忍者戦隊カクレンジャー』に登場するヒロインで、ニンジャホワイトに変身する紅一点。
隠流忍法宗家たる鶴姫家の当主である正真正銘の姫であり、忍としての訓練を積み、メンバー最年少ながらカクレンジャーを束ねるリーダーも務める。
サスケとサイゾウが妖怪のカッパに騙されて封印の扉を開けてしまったことから、カクレンジャー招集を決意する。
三太夫に連れられた二人の目の前に現れ、封印を解いたことを叱った後、自分たちが忍者の子孫であることを話す。三人で共に刀を抜き、ご先祖からドロンチェンジャーを受け取りカクレンジャーとなる。
勝ち気で男勝りな性格だが、慈愛深さも併せ持つ。リーダーだけあって実力も伴い、生活面でも基本だらけてる男メンバーらに対して一喝して気を引き締めさせている。その為かほぼツッコミの立場でもある。
胸のサイズに関しては第7話で忍法スケスケ望遠鏡で鶴姫の胸を覗き見たサスケがサイゾウに「どうだった?」と聞かれた際に「ない」と答えている。
30年後の『忍者戦隊カクレンジャー 第3部:中年奮闘編』では、児童養護施設「やまぶきの家」を運営しており、スタッフとしてブンも働いている。一線を退いていることから、腰痛に悩まされるなど忍としてはジライヤ以外の3人共々衰え切ってしまっているが、父・義輝と共に当主としての役割は今も果たしており、吾郎を死後転生した貴公子ジュニアの息子と知りながらもセイカイと共に立派に育て上げた。
他作品では
海賊戦隊ゴーカイジャーにて
第45話で出演。ただし、ゴーカイジャーと直接対面はしておらず、ゴーカイガレオンを見守り、後のことを封印が解かれたニンジャマンに任せるという形でその場を去った。
また、更に後にスーパー戦隊最強バトル!!で変身後・声当てのみだが「リーダーチーム」の1人として出演。
機界戦隊ゼンカイジャーでは
スピンオフである『ゼンカイレッド大紹介!』の後半にて登場。「レッドこそリーダーでは」と悩んでいた五色田介人=ゼンカイザーの前に、同じく白色リーダーであるビッグワン・シシレッドオリオンらと現れ「姿形や男女は関係なく、大切なのは心」と言葉を残した。
ただし、このスピンオフ自体が夢オチであることが示唆されており、現れた彼女がどのような存在なのかは不明。
中の人について
広瀬女史は放送開始当時13歳の中学2年生であり、初期メンバーを演じた俳優では歴代最年少だった。
同じ東映制作の「有言実行三姉妹シュシュトリアン」の主演も務めていたことから、番組第35話内で幼馴染の雪代・月代と共に「おしおきセーラー三姉妹」なる「シュシュトリアン」のセルフパロディが行われた。広瀬女史と特に絡みは無かったが前話では三姉妹の母親役の日向明子女史もスナカケババア役で出演していた。
第30・31話の回想シーンでの幼少期の姿は子役時代の井上真央女史が演じていた。
余談
スーパー戦隊初の「レッドではないリーダー(追加戦士であるビッグワンは除く)」であり、初の女性リーダーでもある。
ちなみに2023年現在、鶴姫以外の女性リーダーは自称を除くとユウリ/タイムピンクと宇崎ラン/ゲキイエローしかいない(キャストクレジットが2番目で紅一点という点も、共通している)。