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センシティブな作品

概要

イケメンだからこそ様になるイラストにつけられたタグ。

異性との絡みにおいてもサマになる。

ブサメンなら有罪な事がイケメンだったら無罪になるという意味か」というと、(現実世界では)そんな事は絶対にありえないし、あってはならない。そもそもいわゆる「イケメン」と見做されている男性の有名人が性犯罪容疑で告発された事など枚挙に暇が無い。

…とはいえ

実際の所、「ブサメンの方が圧倒的に職務質問に遭いやすいのでは?」という意見がある。

この場合、罪に問われないという意味ではなく法の裁きの元に引っ張り出されないという意味で『無罪』と表現するのは(ある意味では)間違っていないと言えるが……。

なお、当然だがイケメンだろうと挙動不審であれば職務質問に遭う確率は跳ね上がる。

ハイブリストフィリア(犯罪性愛)

「イケメンである」のを理由に凶悪犯罪者をアイドルやアニメのキャラみたいに扱い、恋心を抱く感情を、ハイブリストフィリアと呼ぶ。例えば、アメリカ合衆国でも有名なシリアルキラーであるテッド・バンディには、彼が法廷死刑宣告される程の凶悪殺人鬼であったにも拘らず数多くの女性ファンがいた。

日本でも、2007年に英国人女性を殺害し長期間逃亡していた男に対して「〇〇ガールズ」と呼ばれる女性ファンが現れる等の社会現象が見られた。そして犯人のファン達は、「〇〇様を無罪にしなければ裁判所に火を付ける」と書かれた脅迫状を裁判所に送り付ける事件を起こし、彼女ら自身も犯罪者となってしまう事態へと発展した。

この事件は映画化されたが、一部からは「犯人を美化している」と非難を浴びた。

なお2022年に起こった安倍晋三の射殺事件(安倍晋三銃撃事件)の実行犯は女性ファンが多数いることで有名だが、彼の場合は宗教二世という境遇によりやむにやまれず犯行に走った(悲劇のヒーロー哀しき悪役)という側面が大きく、男女問わず同情を示す者が多数いるので単なる「イケメン無罪」とは少し事情が異なる。

女性の犯罪者の場合

「どれほど酷い犯罪をしても容姿が理由で大衆に擁護される」ことは女性の犯罪者でもあり得ることである。

2024年、世田谷区の保育園で働いていた女性の保育士が子供に虐待をして逮捕される事件が発生したが、ここでも「顔がかわいい!」「かわいいからなにをしても良いじゃん!」などと言う者が何人も現れ、被害者の園児及びその親族を敵認定し、ネット上で誹謗中傷する事態が発生した。

創作上の話

女性向けの少女漫画ティーンズラブ漫画に出てくるイケメンヒーローの言動が性犯罪そのもの、ということが稀によくあるが、イケメン無罪と揶揄される事がある(なお、全年齢向けの少女漫画には、見た目はイケメンだが恋愛の参加者ではなく、ヒーローがヒロインを助けるシーンの引き立て役のクズモブも稀にいる)。

この現象については、『イケメンヒーローを人物や異性として好きで許しているのではなく、エロやリョナやトラウマレベルのDQNが出ない少女漫画の世界観(美意識)が崩れるのを恐れているに過ぎない』『女主人公の罪をイケメンヒーローに擦り付けているに過ぎない(例:女主人公以外の女性を落ち度がなくともクソミソに罵り、容姿が普通前後の地味子、不細工たちを落ち度がなくとも男女問わずボロクソに扱い、落ち度のない脇役たちと比較したイケメンヒーローの仮初の美しさ、強さと彼を手に入れた女主ないし女主に自己投影する読者の優越感を引き立てる)。証拠として、このイケメンヒーローは急に生えてくることが多く、女主と比較されて振られるイケメンヒーローの信者たちも生えてくることが多く、攻めは受け(女主人公)に欲情するが受けは攻めに欲情しないことが多く(或いは、受けが攻めに欲情するが主語がキャラ名ではなくヒーローというポジションやワンパターンのテンプレートになっている)、最愛の恋人を誰にも渡したくない心理を描いた作品とは別ジャンルなのが分かる。』『“逮捕、死亡、不細工な竿役などの男性向けの表現を入れていないだけ”“必ずハッピーエンドに終わるテンプレートに習っているだけ”でイケメンヒーローを人物としては見ていない』という説もある。

男性向けの作品(女性作者も存在)にも、何をしても無罪の権力者のハーレム主人公、弱い男性を苛める攻撃的な男性(バトル漫画とラブコメディの両方に登場)、ミソジニスト・レイシスト・ルサンチマンの男性(バトル漫画では硬派や名悪役として描かれ、ラブコメディでは女尊男卑の法則で滅びていく)、攻撃的な百合orおねショタの攻め♀、イケメン女子風の女性ヒーロー、主人公が自分以外の女性と話していたらキレる嫉妬深いヒロイン(主人公以外の男性は取り合わず、主人公が好き過ぎるだけで自分以外の同性と不細工が嫌いなのではないため、一部の読者には好かれている)が登場するが、いずれも女性向けの『中身が現実世界の悪女になっているイケメンヒーロー(性別の問題ではないが…)』には似ていない。

女性ファンの多いアニメでも「本来なら許されないはずの極悪非道なタイプの悪役の外見をイケメンにしたらカプ厨から『無罪』という扱いをされてスタッフが困惑する事となった」という事例がある。

関連タグ

不平等 不公平 理不尽 胸糞

※ただしイケメンに限るダブルスタンダード:まさしくこれに該当する

かわいいから許す/かわいいは正義/美少女無罪:『イケメン無罪』の女版に相当するとも言える言葉

主人公補正/ご都合主義:酷い目に遭わないとは限らず、公式美形とは限らないが、イケメン無罪、美少女無罪に似たメタな概念

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  • めしさに本編(完結)

    お料理腐女子と元ブラック本丸4

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