ピクシブ百科事典

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初めに

本記事はあくまで「カプ厨についての概要や注意」を記しており、カップリングやカップリングタグそのものを批判しているわけではありません大切なのはそれを使う人自身の気持ちと行動であり、カプ厨が使うと無駄なタグとなってしまうだけです。

カップリングタグも正しい使い方をすれば立派な分類・棲み分けタグの一つです。それに、元からカップリングのつもりで描かれたイラストの場合は(特に投稿者様自身が)カップリングタグをしっかり付けないと、逆に周りに迷惑をかけることになります。

概要

カプ厨(カップル厨)とは、(異性・同性関係無しに)何でもかんでもカップリングしたがる行き過ぎた人のことである。原作二次創作において、TPOやキャラクター関係を踏まえずにすぐにカップルにするため、時にはものすごく空気が読めない人やうっとうしい人になる。

彼女(彼)らは家族愛や友情、仕事の相棒(相方)、人と人同士による慈愛や慈悲(ちょっとした情けから大きな情けまで)、ライバル意識などの相手に対する愛情や関心を何でも『恋愛(恋愛感情)』に魔変換する傾向にある。

種類

カプ厨と呼ばれる人は、男女見境なしにくっつけたがる者もいれば、男女CPしか受け付けない者、BLの中でも特定のカプしか受け付けない者など様々であるが、自分好みのカップリングを周囲に推しまくり、そして自分の好みではないカップリングを猛烈に荒らしまくる点は共通している。また受け攻めに拘りがあったり、シチュエーションにも煩いカプ厨もいる。それゆえインターネット上ではカプ厨同士での抗争が激しく、クリエイターにとって重大なリスクとなっている。無論カプ厨ではない人々からすればいずれも迷惑千万な存在でしかない。

いずれにおいても、「自分の萌えは他人の萎え」ということを理解せず、嫌いな創作物を一方的に批判したり、好みの異なる他者を揶揄したり、二次創作でしかないカップリングを公式であるかのように押し付けるなどの行為が問題視される。

中には、嫌いなジャンルを荒らすために確信犯的にカプ厨を装い、カップリングをごり押しする荒らしが出現することもある。そうした被害になりうるのは2次元上のキャラクターに留まらない。所謂「ナマモノ」と呼ばれている声優アイドル歌い手VTuber等も、現実で付き合っているものだと情報を捏造・拡散されるケースが見られる。

カプ厨による商業的な被害

コミック売上が20万部以上あった作品が下落した理由に「カプ厨」の存在があったと指摘されている。またこの事は人気投票にも如実に現れており、あくまで原作者が否定側であり許可していない「非公式カプ」であるにも関わらず、一部のマナーのないファンが無理にでもカップリングとして認定させようという行いにより、それぞれのキャラ好きなファンがコミック及びキャラ推しから離脱。

結果として20万部以上のコミック売上が下落及び関連商品のグッズが軒並み売れ残るという大惨事が発生した。分かりづらい人もいるかもしれないが公式側が「そのように意図して描いたわけではない」例えば2人だけで偶然会って散歩をした、などの行為は「偶然に会っただけ」という意図なども多く含まれており、「デート」などの恋愛感情とは異なるものとなっている。

カプ厨の迷惑行為によってブームが終了し、企業が大損害を被るケースも多いのである。また、声優や一部の脚本家によって「監督や出版側、原作側が許可していないケース」にも関わらず「公式側の人間としてカプを肯定」してしまうような悪意なきケースがあり、これも問題となっている(実際に、その後に更迭されるケースも存在している)。

カプ厨同士の抗争は女性向けジャンルでは古くから見られるため、公式も極めて慎重にならざるを得ない。かつてカップリングという概念が一般的ではなかった男性向けジャンルにおいても、2010年代半ば以降はカプ厨が幅を利かせるようになり、公式側の危機管理不足もあって大炎上するケースが増えてきている。

以上の事で作品のファンが離れてしまい、原作者だけでなく企業や会社や数多の書店等、様々な所で重大な損失を与えてしまう事をどうか理解してマナーを守って欲しい。

近年は、嫌いな作品を潰したり評判を貶めるために「アンチ」がわざとカップリングの話題をごり押してファンを煽る悪質なケースも出てきており、もはやファン間の啓蒙だけでは何ともならないことがある。そうした悪質な情報を拡散する行為について公式側が「法的措置も取る」と警告したケースもある。

暴走するケース

最悪な場合では、所謂「なりきりドリーマー的嗜好」目的で恋愛関係のないキャラ同士をキャラ愛と偽り恋愛カプとして成立させるように公式に嘆願書を出すツワモノもいる。キャラになりきることで自己投影するケースがこれに当たる。そもそも当人が公式だと思い込んでいる組み合わせが実際には公式ですらないケースも珍しくない。

また、所謂「公式カプ」であれば構わないと思われる場合もあるが、それが行き過ぎて二次創作を強引に否定しだしたりしては結局カプ厨である。むしろ公式だからこそゴリ押ししても許されると思い込んでいる例もあり、なおさら始末の悪い場合も。

実際にあったカプ厨の迷惑行為例

・原作者に「2人をくっつけてください!」と凸したり、中の人に「この2人お似合いですよね!」と凸して言質を取ろうとする
・公式アカウントに非公式CP名を出してリプライ
・セットのグッズが出ただけで「公式フラグ!」と大騒ぎし他CPにマウントを取る
・公式CPの中にしれっと非公式CPを混ぜ込み、ジャンル外の人にあたかも公式CPであるかのように吹聴
・原作には全くない二次創作設定を公式と言い張り、冷静に否定した人を原作アンチ扱い
・「〇〇(非公式CP名)ファンじゃない人は作品ファンじゃない!」と発言
・他のCPが好きな人に「公式はこのCPですよ」 「このCPを描いてください」と焼きマシュマロを送る
・映画の試写会を観に行った人が、実際はそのような事実は皆無であるにもかかわらず「この映画は〇〇(非公式CP名)映画だった!」とデマを吹聴
・映画の応援上映で、非公式CPであるにもかかわらずCP名や「◯◯の恋人は××!」などと叫ぶ
・コラボカフェでCP厨の店員が、原作では然程関係性やエピソードのない2人の立ち絵と2人のシーンの寄せ集めのパネルを自作し飾り、2人のグッズを大量に展示し、公式のコラボカフェを私物化。(一般ファンから公式にクレームが寄せられ程なく撤去された)
・非公式CPであるという事実をツイートした人をアンチ・愚痴垢扱いし、捨て垢で粘着したり掲示板で誹謗中傷したりと執拗な嫌がらせをし垢消しに追い込む
・CP厨のマナーについて苦言を呈したCPファンの人を、総力を挙げてそのCPから追い出す
・原作未読を堂々と公言し、それなのに非公式CPを「公式!」と喚き立てる
・原作未読でアンソロジーの主宰をし、その売り上げで海外旅行に行く。後日そのアンソロからトレパクが発覚した際、返品・返金対応は他の参加者に押し付け自分は逃亡。

Pixivにおけるカプ厨事情

ピクシブ百科事典にある「カップリング」の記事の注意事項を見ていただくと分かるように、pixivにもカプ厨問題は存在する

「まるでカップリングタグのみしか存在しないかのようにタグ付けする。」、「明らかにカップリングを意識して描かれていないorカップリングを特に考えずに一緒に描かれているだけのイラストをカップルと勝手に認定している。」どちらも閲覧側の独断と偏見である。

投稿側が指定カプのタグ付けしてない以上は閲覧側がカップリングを感じたからと言ってタグ付けするのは好ましくない。マイナス検索により本来は見てもらえる(見ることが出来る)イラストや小説が見てもらうことが出来ないという事態を招く場合がある。

また、まれにカップリングタグを付けられて喜ぶ人や評価の意味で付ける人がいるが、カップリングタグはあくまで分類・棲み分けるためのタグであり、評価タグではない。そこのところを勘違いしないようにし、カップリングタグの無駄遣いを避けよう。

そのため、「投稿者がカップルを意識して描いた(書いた)」または「意図してカップリングタグを付けている」という場合を除いてはグループタグ(コンビ・トリオ・グループ)を付けるという選択肢があるのを忘れないようにしよう。

あなたは大丈夫?

カップリング自体を愛でたり、語ったりする事はむしろそのカップリングの活性化にも繋がるので良い事なのだが、その行為が行き過ぎてしまうと公式や特定カップリングへの攻撃、周囲への迷惑行為と暴走しカプ厨なってしまう。この事は誰でもなりえるため注意が必要。

「遊んでいる」「食事している」「会話をしている」「傍にいる」等は普通の日常生活であり、これらの行動の殆どはカップル以外にも親子や身内、先輩や後輩、友達や同僚などは誰と一緒に行っても変ではないため、これらの行動だけでカップルと決め付けるには早過ぎる。ただ、これらが伏線で「実はカップルという設定で描かれていた」という場合もあるが、深読みしだすと止まらないので判断は控えた方が良い。

上記に挙げた例でも想像(妄想)したり、個人で創作したり、身内や同士で語り合いをするには何の問題もないのだが、それらを公の場で声を大きくしたりすると周囲の人たちに迷惑をかけてしまい『TPOの判断や棲み分けが出来ず、結果的に空気を読まずにマナーを守らないこと』に繋がってしまうので避ける様にしなければならない。

カプ厨にならないためには

  • 自分の考えたカップリングがあくまで二次創作上の非公式設定に過ぎないことを忘れない。
  • 原作あってこその二次創作であることを理解する
  • 公式カップリング推しであっても特定カップリングを攻撃する理由にはならない。
  • 特定のカップリングを持ち上げ他カップリングを貶す行為はしない。


感じ方は人によって異なるため、自分にとってはカップルでも見る人によってはカップルではないという人もいる。いずれの場合も、自分の感じ方・考え方・価値観を人に押し付ける、強要するなど否定的な態度は設定の公式・非公式問わず肯定されるべき行為ではなくお互いに慎むようにしよう。

恋愛が主題ではない作品、主人公が読者全員に向けられている作品、本命が不明のギャルゲー乙女ゲームBL百合のカップリング判断は慎重に行い個人や同士で楽しんで欲しい。状況によっては余計な争いを招く場合もあり、実際に腐女子が暴れるケース以外で、原作で男女カップルが結ばれなかった際に「腐女子が苦情を送ったから」などの責任転嫁がなされることも多い。

最後に公式設定を尊重する姿勢はもちろん大切にすべきであるが、二次創作上でどのカップリングを好むか、考えるかもまた、個人個人の自由である。自分の好まざるものに対して攻撃的、否定的な態度は周囲に不快を呼び、延いてはカップリング嫌悪に繋がる可能性もあるので行動と言動には十分に注意しよう。

カプ厨とは言われにくいケース

  1. 一次創作(作者が自分のもの)、キャラメイク原作(オンラインゲームTRPGのようにキャラの設定が固まっていない作品)のオリキャラ半オリキャラ同士のカップリングが好きな人
  2. 夢向けのように片方が透明のカップルを描く人
  3. R-18濡れ場だけを消したエロティックな絵柄も含む)表現を極力使わない人


関連タグ

カップルカップリングカップリング論争捏造カップリング
厨房ノマ厨百合厨硬派厨公式厨
ジャンル男女CPBLGL百合
ペアリングペアコンビバディタッグ
創作二次創作
マナーpixivマナー


ロザリオとバンパイア:アニメ2期で『ロザリオとバンパイア CAPU2』(カプチュー)というタイトルで放送された。

外部リンク

カプ厨(アンサイクロペディア):こちらにも非常に分かりやすく(多少の偏見はあるが)書かれている。

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