概要
「一推しのメンバー」を意味する略語「推しメン」のさらなる略語。
グループ内で「一番お気に入りの人」「一番応援している人」を指す。
以下のような派生単語も存在する。
元々アイドルグループ界隈においてグループ内でのお気に入りアイドルを指す形で用いられてきた単語であったが、AKB48の流行やSNSの普及などを機に急速に広まった。
現在はアイドルやグループに限らず芸能人や声優、youtuberといった比較的原義に近い人間をはじめ、架空のキャラクター、さらには動物や無機物、食べ物なども対象にされる事がある。いずれにおいても「特に好きな」という意味合いで解釈すれば問題ない。
なお漫画やアニメなどの二次元キャラクターの場合は推しメンというより推しキャラの略称である。近年は恋愛的なニュアンスを含まない事もあってか俺の嫁に代わって台頭している。
2019年には辞書に載る単語になっており、若者言葉として扱っている書籍もある。
恋愛的な「好き」との違い
そもそも「推す」が「他者に薦める」という意味の言葉のため、「推し」は自分が独占欲を持たないものに対して使う言葉である。つまり、自分が恋愛的な感情を持っている相手に対して表現するにはあまり適切でない言葉と言える。英語における「Love」と「Like」の違いで言えばLikeに当たる。日本のことわざに「高嶺の花」があるが、花を取ろうとせずに見るだけで良いと思えるのが「推し」である。
公式企画への利用
『第17回らぶドロップス恋愛小説コンテスト』のサブテーマタグの一つ。詳細はらぶドロップス17を参照。
関連タグ
ファン…応援している側
推しは推せる時に推せ…アイドルなどのファンによる体験談に基づく戒めのことわざ。
推しは別腹…実生活でパートナーがいようが推しへの愛は別腹である。
推しの子…同名漫画があるため、こちらのタグを推しとして使用するのは非推奨。漫画の方の正式名称は【推しの子】なのだが、マイナス検索が複雑となる為である。