チャン・イーモウ
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ちゃんいーもう
中国の映画監督である。
張 芸謀(チャン・イーモウ、漢字日本語読み:ちょう げいぼう、1950年4月2日 - )
現代中国を代表する世界的な監督の1人。また、撮影監督、俳優の経験もある。
チェン・カイコー監督の『黄色い大地』(1984年)と『大閲兵』(1986年)で撮影監督を務める。1986年にはウー・ティエンミン監督の『古井戸』に主演し、第2回東京国際映画祭で男優賞を受賞した。
1987年、『紅いコーリャン』で映画監督としてデビュー。翌1988年の第38回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した。
1990年の『菊豆(チュイトウ)』は第63回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。1991年の『紅夢』は第48回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞。1992年の『秋菊の物語』は第49回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。
1999年の『あの子を探して』で自身二度目となるヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を、文化大革命を背景としチャン・ツィイーの映画デビュー作となった同年の『初恋のきた道』は翌2000年の第50回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリを受賞した。
2000年、『至福のとき』を監督。2002年、第13回福岡アジア文化賞大賞を受賞。同年、自身初の武術映画となった『HERO』を発表。翌2003年の第53回ベルリン国際映画祭でアルフレッド・バウアー賞を受賞。
2011年、中国映画史上最高額となる6億元(約78億円)の製作費を投じて南京事件を描いた『金陵十三釵』を発表。同年の中国年間第1位となる約71億円の興行収入を記録し、中国社会に大きな影響を与えた
2023年の第36回東京国際映画祭で特別功労賞を受賞。2024年の第17回アジア・フィルム・アワードでは生涯功労賞を受賞した。
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