日本語としての意味
尊い
- (神仏〈が/のように〉とても すぐれていて)自然に頭が下がり、大切にあつかいたいと感じられるようすだ。たっとい。「尊い神・地道な尊い活動・尊い犠牲」
- 〔俗〕 〔アイドルなどが〕とても魅力があって、大切に感じられるようすだ。「新曲がめっちゃ尊い」 〔二〇一○年代半ばからの用法〕
貴い
- 価値があるようすだ。貴重だ。「貴い体験・貴い 〔『尊い』とも〕人命」
- 〈地位/身分〉が高い。(↔いやしい)
▽たっとい。
《三省堂国語辞典第八版より》
オタク的用法
2014年前後になって使われることが増えてきている(と思われる)用語。都市伝説では信濃町の某宗教団体の内部用語が発祥とされている。
pixivのようなネット界隈で使われる場合、「萌える」「妄想が捗る」などと同様に、作品の表現に対して抱く感情のひとつとして使われる。
要は「マジ素晴らしい」「ほぼ完璧」「最高すぎる」という意味である。
三省堂今年の新語2018では4位にランクインし、三省堂国語辞典の改訂第八版(2021年)で、既存項目の「尊い」に俗な意味として上記のように語義区分②が追加された。
原作およびメディアミックスにおける「この作者(監督)わかってる感」の高い描写や、キャラクター同士のカップリングに対して使われることが多い。
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外部リンク
創作物を投稿すると稀に海外の人から届く「Delete this」とか「酷」などの言葉にはこういう意味がある→これを知らなくて創作やめた人もいるから広まって欲しい