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作品に関しては→忍者戦隊カクレンジャー


メンバー編集

ニンジャレッド/サスケ

ニンジャホワイト/鶴姫

ニンジャブルー/サイゾウ

ニンジャイエロー/セイカイ

ニンジャブラック/ジライヤ

ニンジャマン


概要編集

戦国時代より妖怪軍団と戦い続けた5人の忍者たち。現代では24代目の末裔が変身する。リーダーが女性という非常に珍しい戦隊ヒーローであり、同作が史上初となる(他は未来戦隊タイムレンジャー獣拳戦隊ゲキレンジャーのみ)。

配色という取り合わせだが、これは古代の東アジア五色と呼ばれた基本色と同じ(所謂五行思想)。同一の配色の戦隊としては鳥人戦隊ジェットマン百獣戦隊ガオレンジャーがある。


初期メンバー全員が忍者の末裔ではあるが、本編開始前から忍者の訓練を受けていたのは鶴姫とジライヤのみで、残り3人は先祖が忍者だっただけでごく普通の一般人だった。


また変身前でも日常生活に溶け込ませる形で修行は欠かさずに行なっている。

サスケは眠りながら一本足の椅子に座る事でバランスを鍛えており、鶴姫はお釣りを瓶に投げ入れながら硬貨の仕分け(雑に投げ入れているように見えて狙いはかなり正確)、セイカイは針千本が伸びる台車に乗りながらネコマルのメンテナンス、サイゾウは目隠しをしながらの裁縫、ジライヤは1パック分の卵の上半分を切り払って黄身を一気に取り出すなどの離れ技を見せている(第39話)。


ちなみに、東映の忍者ヒーローは何かしら宇宙との関わりがあったが、カクレンジャーにもニンジャマンが宇宙で封印されていたという設定、カクレスーツに隕石から抽出された成分ステルスポリマーを組み込んでいるという設定がある。


先代たるご先祖様は魂だけとなった現在でも子孫たちを見守っており、ドロンチェンジャーをサスケ達に授けたのも彼らである。時代がかった口調で話す彼らだが、子孫達の生活態度を咎める際にはかなり砕けた口調になる。

配役は猿飛佐助が益田哲夫氏、霧隠才蔵は岡本美登氏、三好清海入道が関根大学氏、児雷也が井上清和氏、鶴姫は現代の鶴姫と同じく広瀬仁美氏となっている。


結成当初は互いに仲が悪かったが、鶴姫の誕生日パーティーが行われた時点ではすっかりいい仲に発展していた。

共通装備編集

カクレンジャーの変身道具。印籠のような形をしており、開くとそれぞれのイメージマークを彩ったメダルが出現、精神エネルギーを取り込み膨張しカクレスーツを射出する。変身の際にはスーパー変化と称する。

最終回で妖怪大魔王を封印すべく、封印の扉に貼り付ける形でメンバーたちは手放したが、30年後の中年奮闘編における新時代妖怪との対決でサスケが一時的に回収した。(本編終了後の時系列である「オーレVSカクレンジャー」、「ゴーカイジャー」、「春のニンジャ祭り!」などでは普通に変身していることには追求しないでおこう)


  • カクレスーツ

隕石から抽出されたステルスポリマー製の強化服。

額の鉢金で精神エネルギーを吸収し、筋力・瞬発力・動体視力を強化させる。

先代カクレンジャーの頃から存在していたとされるが、彼らが着用している場面は劇中では描写されない。

なおスーパー変化は隠流忍法の究極奥義であることから、相応の若さと壮健な肉体がなければこのスーツ装着も命懸けであり、中年奮闘編における30年越しのスーパー変化では、現役でパーフェクトボディを維持していたジライヤを除く4人は、肉体の衰えによって負荷からその場に倒れ込んでしまった。


五人の共通武器。その昔、隠流忍者達が封印の扉を出現させる為に使われ、地に突き刺さったまま残された。

色ごとの柄をした日本刀だったが、それぞれの子孫が刀を抜くことにより形が変化する。

五人特有の必殺剣を繰り出したり、五人が刀をクロスさせることで「カクレマル(スーパー)雷光波」を放つことが出来る。

設定では村正や正宗を遥かに超える切れ味を持つという。


通常は小型ナイフだが、形状を変えることでレーザー銃にもなるガンブレード


強化手甲の武器。通常はメリケンとして使えて、五人それぞれの武器を取り付けることも可能。


ラグビーボール型のボールを持って五人、またはニンジャマン含む六人で「カクレンジャーボール、レディー、ゴー!」の合図で始まる。メンバーでパスし合い、最後に「カクレシュート!!」でシュートを決める合体技。

要するにこれ


シャーク号編集

カクレンジャーが使用する、を模したバイクサイドカービンボーガミの能力でボロボロの自転車荷車にされたこともある。


  • シャークブリッダー

レッド専用の赤いバイク。モデルはホホジロザメで、シャークドライバーの弾丸になる。

  • シャークスライダー

ブルーが運転、右サイドにホワイトが乗る青いサイドカー。モデルはシュモクザメ

  • シャークランチャー

イエローが運転、左サイドにブラックが乗る黄色いサイドカー。モデルはノコギリザメ

後部にランチャー、前部にスライダーのサイド部を合体させたカタパルトからブリッダーを発射する等身大戦での必殺技。ヌリカベヒトツメコゾウ兄を撃破した。


編集

  • カクレマル雷光波

5人のカクレマルを合わせ、エネルギー波を放つ。


  • カクレタワー

櫓を組み、個人技につなぐ。


  • カクレシャワー

手からクモの糸を発射し、相手の動きを封じる。


  • 忍法乱れ飛び

5人が次々に敵の頭上を飛び回り、敵を攻撃して行く。


  • 忍法檻抜

檻に囚われた際に脱出するための忍術。


  • 遠心力脱出

檻の周囲を駆け回り、檻を持ち上げる。


  • 隠流マキビシ

変身前でも使用できるマキビシ。敵の足元にばら撒いてダメージを与える。


  • 投げなわ

壁などを登る際に使用される。OPでは5人がこれを伝って降りてくる。


  • 抜身之術

敵の攻撃を受けた瞬間にカクレスーツだけを残して敵を撹乱する。


  • 消身之術

煙幕を張って戦闘から撤退する。


  • 忍術エアロビ

第21話で登場。名前に忍術とあるが、単なるエアロビである。

使用楽曲は本作のED「ニンジャ!摩天楼キッズ」。


  • 熱血おじさん戦法

第三部・中年奮闘編にてブルーとイエローが使用。

暑苦しいお説教で敵の体温を上げてダメージを与える。

暑さに弱いユキオンナ(スノウ)には効果覿面であった。


その他編集

なお、カクレマルを使った固有剣技は変身前でも使用できる他、カクレシュートは通常のサッカーボールでも撃つ事が出来、灯籠を1発で破壊できる威力がある(第21話より)。


三神将編集


余談編集

元ネタについて編集

なお、彼らの祖先は元ネタでは明確に忍者と伝承に登場、あるいは物語上で設定されているのは猿飛佐助、自来也、霧隠才蔵のみ。鶴姫は愛媛県の伝承に登場するとされる女戦士、三好清海入道は豪傑であり、忍者ではない。

また、真田十勇士をモデルとするのは鶴姫とジライヤ以外の3人であり、加えて活躍した時代も異なる(真田十勇士は戦国時代末期、自来也は(成立が)江戸時代後期、鶴姫は戦国時代)。


ニンジャグリーンって何者なの?編集

忍者戦隊カクレンジャー放送当時にキャラクターデザイナーをしていた人物によって描かれた戦士で、シンボルマークは六角形となっている。無論、公式カウントはされておらず、所謂妄想戦士枠である。

該当ツイート

望月六郎の子孫・ロクロウが変身するらしい。


関連項目編集

忍者戦隊カクレンジャー


ハリケンジャー:2代目忍者スーパー戦隊。

ニンニンジャー:3代目忍者スーパー戦隊。


忍者鬼:カクレンジャーを歪めたデザインとした戦隊怪人

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