妖怪軍団
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ようかいぐんだん
『忍者戦隊カクレンジャー』の敵である妖怪達の総称の一つ。
カッパの策略により封印の扉が開かれたことで復活を果たした妖怪達だったが、当初は明確な司令塔が存在せず、それぞれが各地で好き勝手に動いていた。
しかし、妖怪大魔王の息子である貴公子ジュニアの手によって、バラバラだった妖怪達は組織化され、彼を筆頭にカクレンジャー打倒と妖怪王国の樹立を第一の野望とするようになった。
中盤にてジュニアは倒れるも、大魔王が復活を遂げ、息子に代わり軍団を指揮するようになった
ジュニアが指揮を執っていた頃は霧の中に建つ洋館をアジトにしており、大魔王も当初はそこに潜んでいた。
しかし、第44話で怒った大魔王の巨大化により屋敷が倒壊し、以降は大魔王の顔を模した空中要塞・ガイコツ城が本拠地になった。
妖怪大魔王 |
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妖怪王国の樹立を企む妖怪の支配者。 かつての三神将との戦いによって地底世界に封印されていたが、中盤より復活を果たし、カクレンジャーに倒されたジュニアに替わって妖怪軍団の指揮を執るようになった。その正体と力の源は人間の憎しみであり、大魔王だけが残っている状態で大魔王を倒すと今まで倒してきた妖怪達が復活してしまう。 |
ヌラリヒョン |
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戦国時代に妖怪軍団の総大将に君臨した妖怪。大魔王の復活を目論んだが、先代カクレンジャーによって封印の扉へと封印された。その後、カッパが封印の扉から妖怪エネルギーを解放した際に脱出。それ以後の動向は不明。 |
貴公子ジュニア |
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大魔王の息子で、妖怪世界にその人ありと謳われる程の実力と残虐性を持つ幹部。ハードロッカー風の衣装を着ており、オカマ臭い口調で話す。感情の起伏は激しく、残忍で冷酷。その正体は妖怪ガシャドクロ。 |
花のくノ一組 |
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ジュニアが飼っていた5匹の猫がジュニアの魔力で人間に変身した戦闘集団。ジュニアが倒されてからは大魔王に仕え、最後まで生き残った。 |
白面郎/義輝 |
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大魔王の軍師。その正体はかつて大魔王に挑み、死んだはずの鶴姫の父・義輝。 |
ヌエ |
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ジュニアを見かねた大魔王が派遣した使者。妖怪の中の妖怪と称される妖怪戦士であり、ロサンゼルスで暗殺部隊を率いている。原典の鵺は猿・狸・蛇・虎が合わさった姿だが、古いイメージを脱却するため、猿・狸の替わりに鷲・ライオンの要素を加えている。 |
ダラダラ |
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大魔王が口から吐いた卵から孵った分身妖怪。 |
ヤマンバ |
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大魔王の妹。妖怪王国に肉親の情愛は不要という考えから、弟共々縁を切られていた。人間体は、山奥のペンション「グランママの家」の老婆。 |
ダイダラボッチ |
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大魔王とヤマンバの弟。人間体は「グランママの家」の支配人。山のような巨体の持ち主で、山に化けることが出来る。 |
妖怪 |
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人間の姿で何百年も生き続けていくうちに現代環境に馴染んだためか、本来の姿も現代風かつアメリカンなものに変化している。復活した喜びからか総じてハイテンションな印象。追い詰められると黒雲から妖怪エネルギーを受けて、巨大化する。倒されると梵字になって昇天するが、再び封印されただけであり死んだわけではない。一部の妖怪はたまり場などでモブとしても登場しており、名称不明のゴロツキ妖怪も多数登場している。 |
妖怪レプリカ |
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ユガミ博士が過去に倒された妖怪を強化復活させたもの。ドロドロ達が拉致した子供達を核にしており、テングと共にカクレンジャーと戦った。カッパ・オボログルマ・アズキアライ・ヌリカベ・モクモクレンの5体が出現し、刃や大砲など新しい武器を装備している。 |
ドロドロ |
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ムンクの「叫び」のような顔をした最下級の戦闘員で、妖怪達の手足となって働く。言葉を話したり、人間に化けることも出来る。また、忍装束や迷彩服など従う妖怪によって異なった扮装をしている場合もある。 |
へのカッパ |
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ドロドロにすら劣るといわれる最下級妖怪。サイゾウとセイカイがヌエの「妖怪刑」によりこの妖怪に変身させられた。力を使い果たし倒れるも、同情したドロドロたちに水を与えられ、復活する。 |
オンブオバケ |
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『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』に登場する妖怪。人間の姿はピーコックの男に化けている。一応カクレンジャーの敵キャラに相当する。カクレンジャーと戦った妖怪軍団とは関係ないが、オンブオバケ自身も妖怪と名乗っており、サスケもその存在と対策を知っておりドロンチェンジャーの「妖怪探知機能」にも反応する。カクレンジャーの攻撃しか通用しない。 |
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