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獣将ファイター

じゅうしょうふぁいたー

獣将ファイターとは、特撮テレビドラマ『忍者戦隊カクレンジャー』に登場する巨大戦力の総称の一つ。
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ぶっ飛ばすぜ 嘘じゃないぜ

来るなら来てみろ バシッと受けてやる



概要編集

カクレンジャーの5人が「隠流獣将ファイター之術」で召喚する、五獣将の分身。名称も獣将の各パーソナルカラーの部分を、「バトル」に置き換えたものとなっている(例:バトルサルダー)。

通常は変身アイテムドロンチェンジャー」に嵌め込まれた忍メダルに封じ込まれており、召喚の際にはメダルを取り外して虚空へと投げる事で出現する。カクレンジャーの指示に従い単独で動く事も出来るが、獣将と同様に一体化する事でさらにパワーアップする。獣将と獣将ファイターを同時に呼び出す事も可能で、これにより初登場時には総勢10体もの巨大ロボが揃い踏みする様が描かれた。


五獣将に比べて防御力にこそ劣るものの、反面スマートなフォルムと優れた敏捷性を備えており、身軽さを生かした格闘戦を得意とする。固有技も各自に存在するのだが、高く跳び上がってから空中で一時停止し、それから繰り出すというのがお約束の描写となっている。合体技として、横並びとなった2体の獣将ファイターの肩の上に1体が乗り、そこからジャンプした後さらに別の2体が組んだ腕をジャンプ台として勢いを付け、火の玉状となって敵をぶち抜く「ファイタークラッシュ」。

また五獣将のような各自の専用武器は持ち合わせていないが、巨大サイズのカクレンジャーボールを使用する事は可能で、カクレンジャーと同様にパスを回しながら敵に蹴り込む「スーパーカクレシュート」を繰り出す。


主に2クール目を中心に活用され、第2部に入って超忍獣が登場したのに伴いほぼ役目を終える格好となったが、後にゴッドサルダーが繰り出す「サルダー分身之術」の分身として、レッドサルダーと共に同時召喚され、3体での連携技を披露している。


一覧編集

バトルサルダー編集

ニンジャレッドが使用する獣将ファイター。

詳細は個別記事を参照。


バトルカーク編集

ニンジャホワイトが使用する獣将ファイター。

詳細は個別記事を参照。


バトルロウガン編集

ニンジャブルーが使用する獣将ファイター。

詳細は個別記事を参照。


バトルクマード編集

ニンジャイエローが使用する獣将ファイター。

詳細は個別記事を参照。


バトルガンマー編集

ニンジャブラックが使用する獣将ファイター。

詳細は個別記事を参照。


備考編集

スーパー戦隊シリーズの英語版ローカライズ作品『パワーレンジャー』シリーズにも、第3シーズンに登場するエイリアンレンジャー(原典におけるカクレンジャー)の専用ロボ「ショーグンバトルボーグ」として登場。各レンジャーの動きをトレースできるという点は獣将ファイターと共通しているが、一方で一体化はしないといった差異も見られる。

さらにその次のシーズンである『ZEO』では、レッドバトルゾードの設計上のベースともされた。


また、2024年現在では他に該当例が殆どない※

  • 他の巨大戦力と合体して戦隊ロボになる
  • 乗り物や生物系の巨大戦力から変形して人型になる
  • 人型状態からの変形、または戦隊ロボとのマルチ合体スーパー合体グレート合体)を経て戦隊ロボの腕や足や翼、もしくは装備(武器)となる

等といった要素を一切持たない珍しい巨大戦力でもある。

※:バリブルーンバリドリーン)、スカイエースバトルシャークマシンバッファロー爆竜ブラキオサウルス等も該当するが、バリブルーンとスカイエースは『この頃は巨大ロボの概念がない』、バトルシャークとマシンバッファロー、爆竜ブラキオサウルスは『戦闘ではなく巨大戦力(戦隊ロボ)を出撃・発進させるのが主な役目である母艦系』と方向性が異なるため除外


関連タグ編集

忍者戦隊カクレンジャー 忍術 ロボット 獣将  スタンド


旋風神 - 獣将ファイターと同様に、1号ロボを軽装化した「旋風神ハリアー」が登場。こちらは同一の機体の変形形態という位置付けとなっている。


スーパー戦隊が使用する巨大戦力の系譜編集

気伝獣獣将/獣将ファイター/超忍獣超力モビル/ブロッカーロボ

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