超忍獣
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ちょうにんじゅう
超忍獣とは、特撮テレビドラマ『忍者戦隊カクレンジャー』に登場する巨大戦力の総称の一つ。
ミラクル 超忍獣 Wow Wow Wow 五つの雄叫び ゴッドの魂
物語後半よりカクレンジャーが使役する巨大戦力で、隠流忍法を極めた者のみが操ることのできる5体の守護神。三神将の一人《隠大将軍》の分身体に当たる。
召喚の際には「忍之巻」と呼ばれる専用の巻物型のアイテムを手にし、「隠流・超忍獣之術!」に続けて各自の超忍獣の名を唱えることで、忍之巻に描かれた「忍」のマークが実体化、さらにカクレスーツの胸にもある稲妻型のマークへと形を変えた後、超忍獣がその実体を現す。
同じくカクレンジャーの巨大戦力にして、三神将の分身体でもある獣将との差異として、
- モチーフとなった獣により近いフォルムを有する
- 体内に存在するコックピットより操縦を行う
- それぞれが自我と人語による意思疎通を行える
といった点が挙げられる。フォルムの差別化に伴い、各々のサイズも概ね統一されていた獣将とは異なり、合体後の頭部を構成するゴッドカークは比較的小サイズ、逆に胴体や下半身を担うゴッドクマードやゴッドガンマーは大きめと、バラエティに富んだものとなっている。
コックピットには、6本のクリスタル状のパーツが生えたコントローラーが存在し、これに手をかざして操縦するという、前年の『ダイレンジャー』に登場した気伝獣と同様の操縦方式となっている。また隠大将軍への合体後も、引き続きこのコックピットが使用される。
自我を持った生命体としての戦隊メカ、というコンセプトは前々年から踏襲されてきたものであるが、その先輩格である守護獣が、人語での意思疎通ができる個体がごく限定的であったのに対し、超忍獣は全ての個体が(初登場回のみの一度きりではあるものの)パートナーである戦隊メンバーと言葉をかわすというより踏み込んだ描写もなされており、爆竜など後年のシリーズ作品でも度々見られる同様の要素を先取りした格好となっている。
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