「マッシーン!!」
概要
それぞれに意思があり、言葉を話せる。
共通の特徴としてはライト部分がロボットのような目になっており、全ての個体に変形機能がある。
本来の姿は、数万年の時を経て意思を持った四角い宝石キラメイストーンであり、戦闘時以外はこの姿であるが、他人の想像力を受けることで姿を変えることができる。
また、姿は固定されているわけでもなく、想像力次第では複数の姿に変形する事も可能である。
陸上マシンは黒、飛行マシンは白が補色として多い。
ハンドルも上下が黒白で分かれており補色と同じ方を上にして操縦する。
宝石の如きの高い防御力を持つが、それ故に高温と極低温の連続攻撃を浴びると、ヒビが入ってしまう。
ヒビが入ってしまうと、キラメイ魔進の力が格段に減少してしまう為、研磨してヒビを取り除く事が必要になる(ちなみに、研磨されても質量は保たれている)。
共通してパートナー愛が強く何でも擁護する反面、他のキラメイ魔進のパートナーをダメだしする傾向がある模様。
また、そのせいもあってか、パートナーの言動をとにかく誉める為、パートナーの実力を巧く引き出している。
とは言え、パートナーしか認めていないと言う事では無く、マブシーナがキラメイチェンジャーを借りてキラメイ魔進に搭乗した際は、特に嫌がる様子も見られなかった。更に、この時のマブシーナ単独の搭乗で、スカイメイジにも合体している。
尤も、マブシーナはクリスタリアの姫君と言う立場上、パートナーとは別格な存在な為、そのような態度にならないのだろう。
メンバーのパートナーとなるキラメイ魔進
ファイヤ~ヘリコの5体はエピソード1で充瑠/キラメイレッドが各パートナーのイメージを想像して、それぞれの形に変形できるようになった。
ただ、与えられたイメージは充瑠のただの思い付きでは無く、博多南無鈴によるとクリスタリアに伝わるオラディンの予言に記されている通りのイメージであるらしい。キラメイチェンジャーにもキラメイ魔進のモチーフの乗り物の模様が描かれている。
ドリジャンは無鈴によって開発された為、最初は魔進ではなかったが、ギガントドリラーへの変形能力を得た事に伴う調整で、正式に魔進として扱われるようになった。
- 魔進ドリジャン/超重機ドリジャン
武装タイプのキラメイ魔進
「まっち〜ん!」
新たに地球で見つかったキラメイストーンが変化したキラメイ魔進。会話は簡単な言葉にそれぞれの口癖をつけて話す。
武器に変形し、キラメイジンをサポートする。
尚、いずれもスーパー戦隊で採用率の低いモチーフが選ばれている。
ショベロー軍団
下記の3機は独自の戦隊を作り出そうとした、ショベローの頼みを受けた充瑠によってイメージを与えられた。なお彼らは人間で言うなら赤ちゃんである。
宝路登場以降の武装タイプのキラメイ魔進
この2機についても、ギガントドリラーとの合体時に「ショベロー軍団」の一員として扱われている描写がある。彼らは上記と違い人間でいうなら幼稚園児である。
その他
ヨドンヘイムのキラメイ魔進
魔進ロボット
伝説の四巨神
その他の合体・変形ロボ
余談
戦隊メンバーのパートナー的キャラ(多くはロボの合体パーツとなる)はこれまでも数多いが、これまでは生物ないし、生物モチーフが取り入れられた機械生命体がほとんどだった。
キラメイ魔進のように、モチーフに生物的要素が全く取り入れられていないが、言語能力を持つパートナー的キャラは非常に珍しい。
作中ほぼ表情が分からない喋る石・乗り物扱いだが、総集編に当たるキラトーークのアイキャッチで、初めて表情が書かれたイラストが登場する。
また、作中に登場した魔進のうち女性(人格)が2体存在するが、言語能力を持つパートナー的キャラにおいて女性が複数登場したのは初。過去作でのこの系統のキャラは殆ど男性であり、明確に女性とされるキャラクターは登場しても1体だけというパターンであった(女性声優が演じている少年キャラクターは存在していたが)。
今作のロボは「単体でのプレイバリューを高める」というコンセプトがあり、そのためパーツの換装といった連動要素も少なくさらに恒例となっていたロボ同士のスーパー合体が存在しない(断じて番組予算の問題やコロナの影響でこのような仕様になったわけではない)。
しかしその結果、作品の持ち味を活かすことができず、売上はさらに低下することとなった(実際、製作陣やバンダイ内部にもこのコンセプトに不満を持つ者もいたらしい)。
昨今の戦隊ロボで換装や強化合体が出ないのは魔法戦隊マジレンジャー以来である。
関連タグ
魔進戦隊キラメイジャー キラメイジャー クリスタリア(キラメイジャー) キラメイストーン
爆竜、炎神…意思を持ち、喋る機械生命体の先輩達。炎神に至っては自動車(空飛ぶ乗り物)との混合モチーフという点も似ている。
魔進チェイサー…6年前に登場した同じ名前を冠するダークヒーロー
理想の上司:上記の通り、誉めて能力を伸ばす言動が多いので。