充瑠「コレコレ~!機関車よりも速い超特急だ!コイツになってくれ!白の宝石!!」
スペック
全高:10.0m
全幅:10.5m
全長:43.7m(魔進ジョーキー連結時 171.7m)
重量:600t
スピード:600㎞/h
出力:300万馬力
概要
熱田充瑠のキラメンタルから、CARATの格納庫に保管されていたマブシーナが地球へと逃げ延びた際に搭乗していたホワイトキラメイストーンが変化した新幹線(もしくはリニアモーターカー)型のキラメイ魔進。
元になったホワイトキラメイストーンが、他のと違って加工のされていない原石のまま地球に落着、更に一部がサンプルとして切り離されていた経緯からか、キラメイストーン形態は折り畳まれた先端部のエクスと動力部のプレスがそれぞれ変化した小サイズの宝石2つという形になっている。
また、魔進の先端部にはシャークマウスが施されている。
魔進ザビューンはエクスとプレスの言葉を理解できる。
邪面師オーブン邪面と覚醒した邪面獣レーネツダガメスに苦戦するキラメイジャー4人の元へと向かう為、「一刻も早く戦いの場に駆けつけるには」と考えた充瑠の特訓中に見たキラメイ魔進の記憶に反応して変化した。
キラメイ魔進の中では現状最速のスピードを誇り、戦闘の際は先端部から放つビーム砲で戦う。
この魔進は元となったホワイトキラメイストーンに由来する「魔進ジョーキーが敵の手に落ちた場合のセーフティ」としての役割が与えられており、システムを起動する事でジョーキーのコントロールを奪い、キングエクスプレスに魔進合体する事が可能。
一方で未加工のキラメイストーンを元にしたからか、他のキラメイ魔進と異なり人語を話すことはできない。
キラメイストーンモードでは、先端部が「エクス」、動力部が「プレス」という別々の自我を持っており、汽笛の音で意思表示を行う。ただし、意味を理解できるのは同タイプの魔進であるザビューンのみ。
エピソード8では戦闘の場に留まっていた所をスモッグジョーキーに破壊されそうになり、充瑠/キラメイレッドが乗り込んで初合体に持ち込んだ。
しかし、第10話でジャメンタルが強くなったガルザにより合体してもすぐに解除されるようになり、キングエクスプレスとしての運用は事実上不可能となってしまう。
これでフェードアウト……というわけではなく、第11話ではキラメイジンを上に乗せた「キラメイジンエクスプレス」という形態を披露しハッシャボタンリガニーを瞬殺、第18話では合体の構造自体を利用してガルザを戦線から隔離するなど、支援機として運用されている。
だがあくまでも真価は合体にあるため、ジョーキーがいずれキラメイジャー側に渡るか、ジョーキーと同じ合体機構を備えた新たなキラメイ魔進が参入するのではないかと予想されていた。
そしてその予想通り魔進ザビューンが登場し、新たな合体形態として再び活躍することとなった。
しかし、ガルザのジャメンタルがより一層強くなったことで彼に完全に制御され、邪悪キングエクスプレスの合体に使用されるようになる。自我も喪失してしまうのか、エクスプレス側からは一切操作できなくなってしまう。
なお、スーパー戦隊では新ビークルが出た際はレッドが使用することが多い中、現状レッド以外の誰かが使用している事が多いというかなり珍しい事態が起こっている。
関連タグ
ステゴスライドン:同じく『合体が乗っているだけ』、『悪のロボットに合体』する物繋がり。違う所はステゴスライドンは明確に『他者を害しようとする悪意』を持っているがエクスプレスにはそれが無く合体した時点で意思が無くなるという所だろう。これを『奮闘虚しく散る』と取るか『対処法にすらならない無能な味方』と取るかは視聴者次第と言える。