「このワクワクが、生きてる証だテゴ!」
データ
全高:24.5m
全長:45.6m
重量:1500t
CV:飯田浩志
パートナー:無し
モデル:ステゴサウルス
体色:紅色
進化:超スライダー進化
一人称:オラ
語尾:~テゴ
概要
ステゴサウルスが超スライダー進化して誕生した爆竜で足のローラーを使った高速移動が可能。
初登場は第15話。坂井次郎という少年が持っていたカプセルから孵化した。気弱な性格で東北弁で話す。なぜかタマゴにヒダマが付いておらず、アスカでも感知できなかった(そのため見つけてもらえないかと思っていたと発見時には泣きそうになっていた)。
唯一ブラキオに格納されるのを嫌がり(というよりもデカすぎて格納ができない)単独行動をしていた。
アバレキラーに一度洗脳(詳細は下記参照)されるも解けた後に「お前の力を知るのは俺達だけだ」と言葉をかけられ心境に大きな変化が起き、「自分の力を試したい」と言ってアバレンジャー側を去り一時期彼の仲間となった。
スーパー戦隊シリーズでは意思を持った巨大戦力の場合操られることはあったが自らの意思で仲間を裏切り敵方に付いた巨大戦力は後にも先にもこのステゴスライドンのみである。
実際、気弱さの裏返しなのか今までの行方を聞いてきたブラキオに「お前に関係ないテゴ」と一蹴して口論に発展しかけた等、キラー陣営に入る以前から所々で生意気かつ反骨精神が強い一面を見せることもあった。
だが本当はアバレキラーとアバレンジャーが一緒に戦ってくれることを何よりも望んでおり、第42話では壬琴の命があと僅かと知るや恥を忍んでアバレンジャーにコンタクトを取り、「壬琴を説き伏せるからもう戦わないでほしい」と懇願。これが結果的に幸となり、最終的にアバレンジャーとアバレキラーが和解・共闘へと至る橋渡し的役割を担う事となった。
また、アバレキラー陣営としてのアバレンジャーとの最後の戦いでは、爆竜ディメノコドンが「ステゴのド阿呆を取り戻す!」と意気込んでいたり、戻ってきたときには爆竜ブラキオサウルスに頭突きされただけで許してもらえたあたり、他の爆竜達からは裏切ったことよりも心配の方が強かったようだ。
最終回では他の爆竜たちと共にダイノアースに帰還した。
誘いに乗った要因
アバレンオーとの合体形態「アバレンオースライドン」が変形したステゴスライドンに乗るだけという不遇さ(共闘の証であるキラーアバレンオー、オオアバレンオーでもやはりただの足場にしかなれない。そもそもアバレンオースライドンが真価を発揮する環境は海であり、陸上では使いにくく初合体時はアバレブラックのスプラッシュインフェルノで補っていた)があるため、しっかり合体パーツになれて全身を構成するキラーオーに惹かれるのは仕方ない、という意見も少なくない。
ステゴ自身もその事を気にしていた。
よく勘違いされがちだが、キラーオー初合体はステゴスライドンの意思によるものではなく、トップゲイラーに苦戦するアバレンオーに業を煮やして出撃したところをウイングペンタクトで洗脳された為(要は壬琴にしてみればたまたまゲームの駒としてちょうどよかったから)であり、幸人の呼び掛けで洗脳が解け合体解除している。
そもそも終盤で壬琴自身が「負けたのは爆竜が不甲斐ないせい」(要約)と自分とトップゲイラーに責任転嫁してきたため、これによってトップゲイラー共々壬琴を見限る形でアバレンジャー側に復帰することとなった。
余談
声を演じる飯田氏は、百獣戦隊ガオレンジャーのハリガネオルグ以来、2年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となった。
しかし飯田氏は、2009年に俳優業を引退したため、今作が最後の出演となった。
玩具はトップゲイラーとセット販売(爆竜プレート同梱)。電池ボックスが内蔵されており、電動歩行や背鰭と尻尾の稼働ができる。当然キラーオーへの合体やアバレンオースライドン・キラーアバレンオー・オオアバレンオーにすることも可能でアバレンオースライドン時はアバレンオーを乗せたまま走行ができる。
ただし作中のような背中を開くのではなく、いったんパーツを取り外し左右に付け直すという方式となっている。
関連タグ
バクレンオー:同じく人類の敵に回った爆竜が合体したロボだが、こっちは竜人たちの身勝手さで闇堕ちした挙句、エヴォリアンの傀儡にされて死んだことにによるものとなっている。