概要
仲代壬琴が変身したアバレキラーが使用する専用武器でアバレッドをはじめとする4人が使用する武器と同じく『ダイノウェポン』に分類される(ちなみにウィングペンタクトは誤りなので要注意『イ』は大文字である)。
見た目は羽ペンという武器らしくない形をしているが、後述の3つのモード及び使い方がある。
形態
ペンモード
↑のイラストのように空間に文字や絵を書く(描く)ことができ、それだけでなく以下のような現象を起こすことができる。
またトップゲイラーの顔を模したペン先からビームを飛ばして、それにより攻撃することも出来る。
タクトモード
タクト(指揮棒)のように振るう事で独特な音色と催眠音波を出し、それにより爆竜を操ることができる。
作中ではステゴスライドン、バキケロナグルス、ディメノコドンがタクトモードによって操られていた。
ソードモード
ウイングペンタクトを羽の部分が刃になるように順手で持ち、ペン先を180度回転させることで羽の先端が伸びて展開され、その名の通り剣のように扱う(サイトによっては『ブレードモード』と説明されているところもある)。
その切れ味は分厚い鉄板も難なく切り裂いてしまう程である。
必殺技
ファイナルレター
トップゲイラーのオーラを自身の背後に映し出してからペンモードのウイングペンタクトで素早く『Z』の字を書き、敵を爆発させる。
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
#43と#44にてウイングペンタクトをモチーフとしたルパンコレクション『人形遣い~Le maître des marionnettes~』が登場している。
↑のイラストは、劇中でそれが登場する前に描かれたオリジナルルパンコレクションで、劇中で登場したものは羽の部分が緑色である。
機界戦隊ゼンカイジャー
第19カイにてツーカイザーがアバレンジャーのセンタイギアでこれを呼び出した。カブトムシワルドをおびき寄せるための巨大メイプルシロップを描きだして召喚した。
許されざるアバレ
最終場面において、アバレンジャーを応援する声を束ねてアバレッドに新たな姿を授けた。
余談
モチーフはその名の通り羽ペンであるが、トップゲイラーのモチーフであるトゥプクスアラは鳥類ではなく翼竜である。
翼竜も鳥類の先祖である恐竜の親戚ということで、多くの翼竜が羽毛を持っていたことが分かっているが、あくまで体温調節のためのものであり、羽ペンに使われるような風切り羽は持っていなかっただろう。
ゼンカイジャー東映公式サイトではアバレンジャーギア登場に際して紹介されるのだがウィングペンダクトと名称が誤記されてしまっている。
関連タグ
ショドウフォン:同じく筆記具をモチーフとした戦隊アイテム。こちらも空間に文字を書いて能力を発動する。