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許されざるアバレ

ゆるされざるあばれ

『爆竜戦隊アバレンジャー』のVシネクスト作品。正式タイトルは『爆竜戦隊アバレンジャー20th許されざるアバレ』
目次 [非表示]

20年ぶりの大アバレ!


アバレた数だけ破壊行為?20年ぶりの大ピンチ!

概要編集

爆竜戦隊アバレンジャー放送20周年を記念して製作されるVシネクスト。2023年9月1日より期間限定公開。


先代の『シュシュッと20thAnniversary』に続けて製作が発表された。


樹らんるを演じたいとうあいこ氏は2010年に女優業を引退したため、本作の戦隊メンバーで唯一デカレンジャー以外で後続作品に登場することがなかったが今作の為に一時的に復帰した。


ヤツデンワニの声優である津久井教生氏はALS発症に伴い2022年末に気管切開。事実上声優業を引退したが、本作の収録は切開直前に終えており引き続きヤツデンワニの声を担当している。

そのため、本作が実質津久井氏の最後の出演作になった。

なお、爆竜プテラノドン役の篠原恵美氏も本作が最後の特撮出演となった(2024年9月8日に死去)。


公開直前に東映特撮ファンクラブ限定で配信された『爆竜戦隊アバレンジャーwithドンブラザーズ』とは世界観が一部繋がっており、本作の前日譚となっている。


作風編集

テーマは「ハラスメント」。本編に負けず劣らずのシリアスっぷりを発揮しており、特にアバレンジャーへのアンチコメント、とあるシーンでのハラスメントは現在でも社会問題となっているネットイナゴや各種ハラスメント、いじめへの痛烈な社会風刺となっている

しかし、そこからの逆転劇はこれまで応援し続けてきた『アバレンジャー』ファンにとっては感慨深いものであるため必見の価値あり。


ストーリー編集

爆竜戦隊アバレンジャーが、地球を守りぬいてから20年。


アメリカに渡っていた伯亜舞の帰国が決まり、伯亜凌駕と三条幸人・笑里夫妻がパーティーの準備を始めていたが、そこへ、トリノイド第24号アバレンゲッコーが出現。凌駕と幸人、ダイノアースから駆けつけたアスカの3人がこれに立ち向かうが、久しぶりのアバレンジャーの活躍に対し、若き社会学者・五百田葵はなぜか、テレビ番組を通じて痛烈な批判を浴びせるのだった。


一方、アバレンゲッコーはアバレキラー=仲代壬琴を復活させ、さらに、地球を人間の住めない死の星にするための驚くべき作戦を進めていた。


次第に強まる世間からのアバレへ批判と、かつて共闘した日々の記憶が消えたアバレキラーという難敵を迎え、窮地に追い込まれた凌駕たち。


彼らに「ダイノガッツ」を思い出させるべく、樹らんるが緊急帰国を果たす……!


登場キャラクター編集






限定フォーム編集


スタッフ編集


備考編集

アバレンジャーは2010年代から始まった10周年記念作品は作られておらず、放送から約20年でいきなり単独の新作が発表されることになった。

実はアバレンジャーでも『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』に続いて10周年記念作を製作する予定はあったのだが、諸事情で流れてしまっていた。そのため、実に10年越しに結実したことになる。

なお、本作公開に際して10年前の客演では、初期メンバー三人を全員オリジナルキャストが演じていたことが判明した。(アバレイエローの声をいとう氏が演じていたことが公表された)


喫茶店「恐竜や」のマスター・杉下竜之介役を務めていた奥村公延氏は2009年に逝去しており、出演は叶わぬ夢となってしまった。そのため本作では、本編の写真を用いる形で登場している(設定上は存命で、東南アジアを冒険中のため「恐竜や」を空けていることになっている)。


『アバレジャケット』は20年前の衣装そのままを使って撮影している。舞台挨拶などでは当時のものを修繕しているが、撮影時はボロボロだったらしく、脇の黒い部分が剥がれて大変だったとか。


コメンテーターとして出演するシルクロードンダホは2022年にFischer'sMVハリケンジャーと共演し、2度目の戦隊共演となる。


余談編集

今作OPのサビに入る間に、ブラキオや爆竜コンバインされる爆竜達が1カットずつ映される中、アンキロベイルスだけが全く映っていない。(アバレキラー/仲代壬琴と共闘するようになるまで敵対している時間の長かったステゴスライドンは映されている。)

元々は2013年に企画は動いていたが諸事情によりお蔵入りとなった。(どんな内容であったかは不明。)

Fischer'sは今でこそ有名なグループであるが2013年当時誰にも知られていない無名の為(HIKAKINですら一部の人間にしか知られていなかった)、その年に企画が実現していた場合出られなかったと考えると彼らにとってはまたとないチャンスと言えよう。





シリーズ作品との関連編集

アバレンジャー本編以外の作品についてはっきり触れられることはなかったものの、VSシリーズをはじめ歴代戦隊シリーズ作品における設定も継承されている。

  • 現在の舞の仕事について詳細は明かされなかったものの、『デカレンジャーVSアバレンジャー』の時点で子役(役者)として海外で働いていた。
  • 同じく『デカレンジャーVSアバレンジャー』にてヤツデンワニは恐竜やの社長に就任した。
  • 轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』で2人目の子供をあやしていたアスカはその後も家族を増やしており、本作ではマホロが第8子を懐妊中であることが語られた。
  • 海賊戦隊ゴーカイジャー』で幸人との結婚が明かされた笑里は三条姓での登場となった。
  • 真相を知るものが誰もいないため本作内では一切触れられなかったものの、前日譚となる『アバレンジャーwithドンブラザーズ』にてなぜアバレンゲッコーが復活・アナザーアースに現れたのか?という謎についての犯人が明かされている。

関連動画編集


関連タグ編集

Vシネクスト


シュシュッと20thAnniversary前年作の20周年記念作品。

パラダイス・リゲインド同期ライダーの20周年記念作品。

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