渡洋史
わたりひろし
最初はJAC(ジャパン・アクション・クラブ)に所属していたが、1988年にJACを退団してからは、「81プロデュース」(声優を務める妻の篠原恵美の所属事務所)を始め、「スタントジャパン」、「エアーズロック」、「株式会社ラフ」等、様々な事務所に所属していた。
現在はアークエムプロモーションに所属。
中学二年の時、岩崎宏美のコンサートに感銘を受け、芸能界入りを志す。
1981年3月にJAC(ジャパン・アクション・クラブ)に入団。
当初は本名名義で端役や『宇宙刑事ギャバン』のスーツアクターなどをして活動していたが、1983年の『宇宙刑事シャリバン』の主役・伊賀電役に抜擢されたのを機に現在の芸名に改名。その後、『時空戦士スピルバン』で主役・城洋介 / スピルバン役に再抜擢される。
1988年にJACを退団後は様々な芸能事務所を渡り歩きながら、現在もテレビや映画、舞台などで活躍し、時折、声優業も行っている。
妻は声優の篠原恵美で、一児(息子)の父。
なお、スーパー戦隊シリーズにおいては、篠原の方が『爆竜戦隊アバレンジャー』にて声優と顔出し、両方での出演を先に達成している。
メタルヒーローシリーズにおいて『宇宙刑事シャリバン』、『時空戦士スピルバン』と唯一人、二度の主演を果たしているが、「シャリバン=伊賀電とのキャラクター分けが難しかった」と後年のインタビューで語っている。
シャリバンで共演した降矢由美子からは、本名の姓を縮めて「ナベちゃん」と呼ばれていた。
『時空戦士スピルバン』で共演した森永奈緒美はJACの同期の一人で、共演に内心驚いたという。
『時空警察ヴェッカーシグナ』では、シグナ達からパパと呼ばれ親しまれていた。
また、同作で40代にしてアクションシーンを演じるにあたり「体が動かない」「筋肉痛」などと謙遜していたものの、共演者の和田三四郎によれば、「実際には腕も足もかなり太く、パワーも十分だった」と驚嘆し、監督の畑澤和也も「あれだけ軽やかに動く40代男性をほかに知らない」と語っている。
テレビドラマ
映画
- ゼブラーマン(十文字譲 / ゼブラーマン)
- 秘密潜入捜査官ハニー&バニー(横尾英樹)※アクションコーディネーター兼任
- 秘密潜入捜査官ワイルドキャッツinストリップロワイアル(横尾英樹)※アクションコーディネーター兼任
他顔出し出演
- ひとりでできるもん!どきドキキッチン(父親役)
オリジナルビデオ映画
- 時空警察ヴェッカー(時空刑事ヴァーン / ヴァーン・カトー)
- 宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION(伊賀電 / 初代シャリバン)