アバレイエロー
あばれいえろー
勇気で驀進!アバレイエロー!
声:いとうあいこ(【キョウリュウジャーVSゴーバスターズ】のみノンクレジット)
樹らんるがプテラフェイスのダイノブレスを用いて変身する黄色の戦士で、アバレンジャーの紅一点。
スーツのモデルはプテラノドン。
前線で戦う傍ら、敵の特性に合わせて自ら組み上げたサポートメカで戦闘を様々な形で補助することも多い。実際、独自に作ったメカでバクダンデライオンのホーミングミサイルを撹乱してぶつけ返したり、ムカデンパンジー(実は分身)の潜伏場所を暴いたり、巨大化ハエマツをホログラム装置で欺いて隙を作る、と言った活躍を見せている。
アバレンジャーは全員、感情の昂ぶりによるダイノガッツの増幅で、腕と肩と脚の白い鱗状の模様が鋭い刃に変化したアバレモードなる強化形態に一時的に変身でき、戦闘スタイルも野性剥き出しの荒々しいものに変わる。イエローの場合、刃は他のメンバーより小ぶりだが、背中から両腕にかけてプテラノドンのような飛膜が備わり(プテラダガーを持っていない場合は皮膜を形成せずに戦う)、戦場を飛翔しながらすれ違い様に刃で切り裂いたり、両脚で敵の頭を挟み込んで引きずり回す空中殺法を繰り出す。飛膜は任意で収納・展開が可能で、殴る蹴る掴みかかるの肉弾戦も得意。
専用武器はアバレモード時も引き続き使用できるが、大抵肉弾格闘でボコボコにしてしまうため、併用した場面は少ない。
剣形態と銃形態を切り替えられる共通武器アバレイザーと、プテラの頭部を模した二挺の短剣型ダイノウェポンプテラダガー。これと言って特筆すべき点は無いが、切れ味は抜群。
必殺技は、空中を舞いながら何度も斬りつける「フライングダガー」と、空中で地面と並行に高速回転しながらダガーで迫る敵を薙ぎ払う「プテラスピンクラッシュ」。
テニスボールをラケットでシュートし、ザクロバキュームの鼻を塞いだ「アバレスマッシュ」という技もある。
ダイノブレスに改良を施しているためか、ダイノブレスからはトリノイド反応を探知する「サーチビーム」や「ダイノレイザー」というビーム、アバレイザーからは着色用の「ペイントビーム」を発射する他、ゴーグル部分の分析機能で対象がエヴォリアンに操られているかどうかを判別可能であるなど特殊な機能の数々を披露している。
- 21世紀戦隊初のイエローヒロインであると同時に、実は戦隊初の紅一点の黄色の戦士である。
- 『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ』にも登場し、アバレッド・アバレブルー共々オリジナルキャストであるいとう氏本人が声を担当。ただし上記2人と異なりアバレイエローは声のクレジットがされておらず、長らく誰が演じていたのか不明であった。
- そしてアバレンジャー20周年記念作品である許されざるアバレの公開に先立ち行われたインタビューにて、幸人役の富田翔氏が「(いとう氏に会うのは)恐竜大決戦以来」と発言。この時点では厳密に明言されてはいなかったが、後に「許されざるアバレ」公式X(Twitter)から恐竜大決戦のアバレイエローの声がいとう氏本人であることが正式に公表され、10年越しに謎の答えが遂に明かされることとなった。
- 当時いとう氏は既に芸能界を引退済みかつ育児により多忙な身でありながらも、当人の希望により声のみの出演が決定。この様な事情から当時はノンクレジットだったものの「許されざるアバレ」へらんる役として出演することを機に(本人承諾の上)こちらも公表された。本来は10周年記念作品の時に公表するつもりだったものの制作が中止されたことで公表までに約10年を要すことになったが、実はこの時点で(非公表かつ他作劇場版への客演と小規模ながら)実はアバレ10thが実現していたとも言える。
- リメイク版にあたる『パワーレンジャー・ダイノ・サンダー』ではキラ・フォードという人物が変身し、『パワーレンジャー・S.P.D.』では沢城みゆき女史が吹き替えを担当する。
- また沢城女史は『POWER RANGERS』でもリタ・レパルサの吹き替えを担当している。
スーパー戦隊シリーズ歴代イエロー
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