5人で、超える。
概要
サバンとライオンズゲートによる「パワーレンジャー」シリーズの映画作品。
2014年にプロジェクトが発表され、2017年7月15日に日本公開予定。
監督は「プロジェクト・アルマナック」などを手がけたディーン・イズラライト。
パワーレンジャードラマ版の1作目「マイティ・モーフィン・パワーレンジャー」をリブートした作品。
キャラクターやストーリーは大幅に原典と違っており敵ボスのリタ・レパルサも妖艶な若い女性の形態、現代社会の問題(LGBT、障害者、薬物など)を反映した内容となっている。
アメコミ風のテイストもかなり強く、スーツは体に密着した筋肉質なスタイルになっている。
またメットは顔面がオープンできる仕様になっている。
日本のプレミア試写会では超幸運なあの人が登場した。
あらすじ
遡ること時は紀元前。古代の地球で世界の運命を決する、大きな闘いが終焉を迎えようとしていた。
ある5人の戦士たちによって守られた地球。そこにはやがて新しい命が芽生え、物語は現代に帰ってくる。
小さな町・エンジェルグローブに、普通に暮らす若者たちがいた。
ジェイソン、キンバリー、ビリー、トリニー、ザック。ありふれた日々を過ごす彼ら5人は、偶然にも同じ時間・同じ場所で不思議なコインを手にし、超人的なパワーを与えられる。
自分たちの力に困惑する彼らの前に現れたのは、かつて世界を守っていた5人の戦士="パワーレンジャー"の一人・ゾードンと機械生命体・アルファ5。古代の地球で封印された悪の戦士=リタ・レパルサが蘇り、再び世界を滅ぼそうとしていること、そして彼ら5人はその脅威に立ち向かうべくコインに選ばれた新たな"パワーレンジャー"であることが明かされる。
しかし、自らの運命を受け入れられない彼らは、まだその力を解放できずにいた。地球に残された時間はあとわずか。果たして彼ら普通の高校生に、この世界を救うことができるのか?
世界が、そして仲間たちが危機にさらされた時、ついに"その力"が目覚める。
「僕等は何故選ばれたのか、何のために戦うのか?」
運命は、試練を経て、やがて使命となるーー
主な登場人物
- ジェイソン・スコット / レッドレンジャー(ティラノレンジャー)
主人公。かつてはアメフトのエース選手だったが、ある致命的事件で選手生命を絶たれてしまい、父の期待を裏切る事になった自身の存在意義に悩んでいる。
- ザック / ブラックレンジャー(マンモスレンジャー)
東洋系の少年。不登校を貫くアウトローで、向こう見ずな遊びを貫く遊び人だが、寝たきりになった母親の看病をするなど優しい一面もある。
- ビリー・クランストン / ブルーレンジャー(トリケラレンジャー)
内気で物静かな自閉症の少年。亡き父との思い出の場所である金鉱をよりどころにしている。
発明が得意。
- トリニー / イエローレンジャー(タイガーレンジャー)
両親の転勤による数多くの転校で友達が少なく、1人での行動を好む。常に周囲を観察している。
母が突きつける理想の女性像との違和感を感じ、独自のライフスタイルを築いている。
劇中では暈されているもLGBTQIA+とのこと。
- キンバリー・ハート / ピンクレンジャー(プテラレンジャー)
学校の女子グループの中でも人気の高いアイドル的存在。だが小さなトラブルからグループから孤立してしまう。
- ゾードン
かつてパワーレンジャー達を率いた元レッドレンジャー。最後の戦いの時に肉体を失ってしまったが、アルファ5によって魂だけを救われた。
- アルファ5
レンジャーのサポートをするロボット。6500万年もの間新たな戦士を待っていた。
おしゃべりで歌が好き。
- リタ・レパルサ(バンドーラ)
世界を滅ぼす力を持つ「ジオ・クリスタル」を求め、ゾードン達かつてのパワーレンジャーを滅ぼした悪の女性戦士。ゾードンの力によって封印されたが、6500万年後復活を果たす。
- ゴールダー(グリフォーザー)
リタが使用する巨大な人工生命体。
- パティ(ゴーレム兵)
岩から生み出される戦闘兵。
キャスト
キャラクター | キャスト | 吹き替え |
---|---|---|
ジェイソン・スコット | デイカー・モンゴメリー | 勝地涼 |
トリニー | ベッキー・G | 水樹奈々 |
ビリー・クランストン | RJ・サイラー | 杉田智和 |
キンバリー・ハート | ナオミ・スコット | 広瀬アリス |
ザック | ルディ・リン | 鈴木達央 |
リタ・レパルサ | エリザベス・バンクス | 沢城みゆき |
ゾードン | ブライアン・クランストン | 古田新太 |
アルファ5 | ビル・ヘイダー | 山里亮太 |
※尚、ジェイソン役の勝地氏以外のキャストは過去に東映特撮に出演した経験がある(水樹氏:『スーパーヒーロー大戦Z』、杉田氏:『仮面ライダーキバ』、広瀬氏:『MOVIE大戦2010』、鈴木氏:『特命戦隊ゴーバスターズ』、沢城氏:『仮面ライダーディケイド』および『手裏剣戦隊ニンニンジャー』、古田氏:『忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE』、山里氏:『ニンニンジャーVSトッキュウジャー』。また杉田・鈴木・沢城の各氏は『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』の日本語吹き替えにも参加している。後に杉田氏は『魔進戦隊キラメイジャー』、『最強ケミー★ガッチャ大作戦』、鈴木氏は『機界戦隊ゼンカイジャー』、古田氏は『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』、沢城氏は『王様戦隊キングオージャー』、水樹氏は『爆上戦隊ブンブンジャー』に出演)。
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