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邪命体エヴォリアン

じゃめいたいえゔぉりあん

邪命体エヴォリアンとは、スーパー戦隊シリーズ第27作『爆竜戦隊アバレンジャー』に登場する悪の組織である。
目次 [非表示]

人間どもよ跪け 偉大なる邪神

お前たちに未来はない 絶望の涙流せ



概要編集

恐竜が絶滅したとされる6500万年前に地球に落ちた隕石の中に潜んでいた邪命体の祖「デズモゾーリャ」とそのデズモゾーリャが生み出した邪命体によって構成される組織。


この時の隕石落下の際に次元の歪みが生じたため地球アナザーアース)とは違う別の世界(ダイノアース)が生まれており、デズモゾーリャはそこで成長し、このエヴォリアンを組織してダイノアースを侵略、遂には滅亡に追い込んだ。そして今度はアナザーアースに目をつけ、新たな侵略活動に乗り出した。

なお、リジェの誕生日を祝っていた事から、誕生日を祝うという概念がこの組織にもある模様。


拠点はダイノアースにある彫像型の「侵略の園」

基地内にはサヤエンドウのようなリジェ用のベッドがある他、ミケラのトリノイド制作に使われるパレット、ヴォッファのギガノイド制作に使われる(楽器の方の)キーボード、巨大邪命体の格納庫などがある。

ただし、アナザーアースに侵攻するためには次元間移動が必要であり、それを可能とするリジェの口づけ(投げキッスでもOK)によって転移が可能になる。


なお、資料によっては、組織名は「侵略の園エヴォリアン」と表記されることもある。


構成員編集

首領編集

邪命神デズモゾーリャ(声:佐藤正治
デズモゾーリャ(本来の姿?)
エヴォリアンを支配する。2つの魂に別れ、それぞれダイノアースとアナザーアースに1つずつ宿している。ダイノアースにはリジェに、アナザーアースには仲代壬琴の意識に潜んでいる。
アバレキラー / 仲代壬琴(演:田中幸太朗
ときめきのはくび
中盤でデズモゾーリャの不在を狙い、エヴォリアンのボスになる。

使徒編集

デズモゾーリャに仕える幹部たち。彼が生み出した者と、ダイノアースを征服した際に軍門に下った竜人とで構成されている。


創造の使徒ミケラ(声:緒方文興
「創造の使徒ミケラ」
エヴォリアンの古参幹部で、トリノイドを制作する役目を持つ。芸術家ゆえ戦闘は苦手だが、対象を吸い込んでコレクションにする図鑑を持っている。
無限の使徒ヴォッファ(声:宇垣秀成
無限の使徒ヴォッファ
エヴォリアンの古参幹部で、ギガノイドを生み出す役目を持つ。気に入った曲ができないとギガノイドを作ることができず、製作スピードは非常に遅い。スーパー戦隊シリーズの歴史に残るレベルで悪辣な敵幹部として有名。
破壊の使徒ジャンヌ(演:桜井映里
破壊の使徒
エヴォリアンの女性幹部で、ダイノアース出身の竜人。前線に出る役目を持つ。正体は、アバレブラック/アスカの恋人マホロ
黎明の使徒リジェ(演:鈴木かすみ
黎明の使徒リジュエル(演:小川摩起
黎明の使徒
エヴォリアンの少女幹部。正体は、アスカとマホロの間に生まれた娘。デズモゾーリャが意志を使徒に伝える役割を持つ。後にリジュエルへと成長する。
暗黒の使徒ガイルトン(演:加々美正史
邪命戦士アルティメットフォーム
竜人族の伝説の鎧を身に纏う戦士。序盤でアバレンジャーに敗北し、ジャンヌに処刑された。正体は、ダイノアースの竜人族で、マホロの兄・ミズホ。

怪人・怪物編集

トリノイド
バクダンデライオン
ミケラが動物植物・何か(主に無生物)を掛け合わせて生み出す怪人
ギガノイド
何が出るかな、何が出るかな?
ヴォッファがアナザーアースの音楽をモチーフに作り出す巨大な怪人。
ヘキサノイド
センシティブな作品
劇場版で登場。ミケラが作り出す怪人で、6つのモチーフを合体させて誕生する。巨大化はできない。
キラーゴースト
キラーゴースト
エヴォリアンを乗っ取ったアバレキラーが創った怪人。戦闘力は非常に高い。後にリジュエルが、これをモデルにしたキラーゴーストⅡ世(リジュエノイド)を創った。

戦闘員編集

バーミア兵
ジャメジャメ戦闘員
エヴォリアンの戦闘員で、アメーバを人間大にまで急速に成長させて生まれる。2種類いて、白がゾルル・黒がゲルルという名前である。

エヴォリアンの協力者編集

邪忍イーガ(声:梁田清之
邪悪なニンジャ=サン
外伝に登場。ダイノアースに来た宇宙忍者に邪命体が憑依して誕生した邪忍。フラビージョやウェンディーヌその他、エヴォリアンと手を組む。
落第の使徒フラビージョ(演:山本梓
フラビージョ(忍風戦隊ハリケンジャー)
外伝に登場。元々は宇宙忍群ジャカンジャの暗黒七本槍だったが、今度はエヴォリアンの使徒としてウェンディーヌ共々暗躍する。
誘惑の使徒ウェンディーヌ(演:福澄美緒
一の槍と四の槍
外伝に登場。元々は宇宙忍群ジャカンジャの暗黒七本槍だったが、今度はエヴォリアンの使徒としてフラビージョ共々暗躍する。

エヴォリアンの戦力編集

侵略の園
エヴォリアンの本拠地。最後はデズモゾーリャと結合し、デズモゲヴァルスとなる。

要塞生命体アノマロガリス
Anamolicarus
デズモゾーリャが作り出す邪命体。巨大な姿を持ち、空中を浮遊する事ができ、一度目はガイルトンが操縦する。飛べないアバレンオーを苦しめたが、攻撃を逆用された為に上に回られ、爆竜電撃ドリルスピンで貫かれ爆散した。モチーフはアノマロカリス

暴走連結生命体バルギゲニア
エヴォライナー
ヴォッファが作り出した巨大な暴走連結生命体。ギガノイドと比べると知能は劣るが、100倍のパワーを持ち、圧倒的な重量での走行は地面が割れる程のパワーを誇る。モチーフはハルキゲニア。余談だが、ミケラは「暴走連結…春巻きマニア?」間違え、ヴォッファから強いツッコミを入れられた。

暗黒の鎧
ダイノアースの竜人族に伝わる伝説の鎧。アバレスーツの原型ともいえるもので、強大な力を秘めるが、闘争本能まで増幅させるため、装着者は理性を失い、暴走してしまう。さらにそれを身に着けた者を切りつけると、鎧は切りつけたものにシフトしてしまう性質がある。この鎧を完全に破壊するには、善の心を持つ者と悪の心を持つ者の2人が、同時に切りつける必要がある。

その他編集

生命の樹
極太い幹が特徴的な緑色の植物。主な用途はこの樹になる生命の実を使ってトリノイドやギガノイドを生み出すことにある。デズモゾーリャの端末のような働きもあり、蔓を伸ばして対象を拘束するだけでなく、対象の胎内にある胎児に邪命因子を送り込んで急成長させ、出産される事もできる。また、アナザーアースの壬琴の故郷にも生えており、終盤では巨大化したこの樹がギガノイド第11番「不滅」と融合。ギガノイド・ルネッサンスを次々と生成し、日本中に根を巡らせて邪命体の増産を目論むが、作戦の核となるアバレキラーに脱出されて枯れた。

バクレンオー
バクレンオー
爆竜カルノリュータスと爆竜カスモシールドンが「爆竜合体」した巨大ロボ。夏の映画では次元の流れ者ガルヴィディが利用するために復活させ、TVシリーズ終盤にはデズゾーリャが自身の器として用いるために再度蘇らせた形で登場した。

ステゴスライドン
裏切りの屋根竜
自らの意思で仲間を裏切った爆竜。便宜上ここに掲載。

関連タグ編集

スーパー戦隊シリーズ 爆竜戦隊アバレンジャー


シーズン痛


オルフェノクニチアサ同期作品における敵対勢力。


スーパー戦隊と戦った悪の組織の系譜

宇宙忍群ジャカンジャ邪命体エヴォリアンアリエナイザー

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