人間どもよ跪け 偉大なる邪神に
お前たちに未来はない 絶望の涙流せ
概要
恐竜が絶滅したとされる6500万年前に地球に落ちた隕石の中に潜んでいた邪命体の祖「デズモゾーリャ」とそのデズモゾーリャが生み出した邪命体によって構成される組織。
この時の隕石落下の際に次元の歪みが生じたため地球（アナザーアース）とは違う別の世界（ダイノアース）が生まれており、デズモゾーリャはそこで成長し、このエヴォリアンを組織してダイノアースを侵略、遂には滅亡に追い込んだ。そして今度はアナザーアースに目をつけ、新たな侵略活動に乗り出した。
なお、リジェの誕生日を祝っていた事から、誕生日を祝うという概念がこの組織にもある模様。
拠点はダイノアースにある彫像型の「侵略の園」。
基地内にはサヤエンドウのようなリジェ用のベッドがある他、ミケラのトリノイド制作に使われるパレット、ヴォッファのギガノイド制作に使われる(楽器の方の)キーボード、巨大邪命体の格納庫などがある。
ただし、アナザーアースに侵攻するためには次元間移動が必要であり、それを可能とするリジェの口づけ(投げキッスでもOK)によって転移が可能になる。
なお、資料によっては、組織名は「侵略の園エヴォリアン」と表記されることもある。
構成員
首領
| 邪命神デズモゾーリャ（声：佐藤正治） |
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| エヴォリアンを支配する神。2つの魂に別れ、それぞれダイノアースとアナザーアースに1つずつ宿している。ダイノアースにはリジェに、アナザーアースには仲代壬琴の意識に潜んでいる。 |
| アバレキラー / 仲代壬琴（演：田中幸太朗） |
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| 中盤でデズモゾーリャの不在を狙い、エヴォリアンのボスになる。 |
使徒
デズモゾーリャに仕える幹部たち。彼が生み出した者と、ダイノアースを征服した際に軍門に下った竜人とで構成されている。
| 創造の使徒ミケラ（声：緒方文興） |
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| エヴォリアンの古参幹部で、トリノイドを制作する役目を持つ。芸術家ゆえ戦闘は苦手だが、対象を吸い込んでコレクションにする図鑑を持っている。 |
| 無限の使徒ヴォッファ（声：宇垣秀成） |
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| エヴォリアンの古参幹部で、ギガノイドを生み出す役目を持つ。気に入った曲ができないとギガノイドを作ることができず、製作スピードは非常に遅い。 |
| 破壊の使徒ジャンヌ（演：桜井映里） |
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| エヴォリアンの女性幹部で、ダイノアース出身の竜人。前線に出る役目を持つ。正体は、アバレブラック/アスカの恋人・マホロ。 |
| 黎明の使徒リジェ（演：鈴木かすみ） |
| 黎明の使徒リジュエル（演：小川摩起） |
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| エヴォリアンの少女幹部。正体は、アスカとマホロの間に生まれた娘。デズモゾーリャが意志を使徒に伝える役割を持つ。後にリジュエルへと成長する。 |
| 暗黒の使徒ガイルトン（演：加々美正史） |
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| 竜人族の伝説の鎧を身に纏う戦士。序盤でアバレンジャーに敗北し、ジャンヌに処刑された。正体は、ダイノアースの竜人族で、マホロの兄・ミズホ。 |
怪人・怪物
| トリノイド |
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| ミケラが動物・植物・何か（主に無生物）を掛け合わせて生み出す怪人。 |
| ギガノイド |
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| ヴォッファがアナザーアースの音楽をモチーフに作り出す巨大な怪人。 |
| ヘキサノイド |
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| 劇場版で登場。ミケラが作り出す怪人で、6つのモチーフを合体させて誕生する。巨大化はできない。 |
| キラーゴースト |
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| エヴォリアンを乗っ取ったアバレキラーが創った怪人。戦闘力は非常に高い。後にリジュエルが、これをモデルにしたキラーゴーストⅡ世（リジュエノイド）を創った。 |
戦闘員
エヴォリアンの協力者
| 邪忍イーガ（声：梁田清之） |
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| 外伝に登場。ダイノアースに来た宇宙忍者に邪命体が憑依して誕生した邪忍。フラビージョやウェンディーヌその他、エヴォリアンと手を組む。 |
| 落第の使徒フラビージョ（演：山本梓） |
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| 外伝に登場。元々は宇宙忍群ジャカンジャの暗黒七本槍だったが、今度はエヴォリアンの使徒としてウェンディーヌ共々暗躍する。 |
| 誘惑の使徒ウェンディーヌ（演：福澄美緒） |
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| 外伝に登場。元々は宇宙忍群ジャカンジャの暗黒七本槍だったが、今度はエヴォリアンの使徒としてフラビージョ共々暗躍する。 |
エヴォリアンの戦力
エヴォリアンの本拠地。最後はデズモゾーリャと結合し、デズモゲヴァルスとなる。
デズモゾーリャが作り出す邪命体。
巨大な姿を持ち、空中を浮遊する事ができ、一度目はガイルトンが操縦する。
飛べないアバレンオーを苦しめたが、攻撃を逆用された為に上に回られ、爆竜電撃ドリルスピンで貫かれ爆散した。
モチーフはアノマロカリス。
ヴォッファが作り出した巨大な暴走連結生命体。
ギガノイドと比べると知能は劣るが、100倍のパワーを持ち、圧倒的な重量での走行は地面が割れる程のパワーを誇る。
モチーフはハルキゲニア。
余談だが、ミケラは「暴走連結…春巻きマニア？」間違え、ヴォッファから強いツッコミを入れられた。
ダイノアースの竜人族に伝わる伝説の鎧。アバレスーツの原型ともいえるもので、強大な力を秘めるが、闘争本能まで増幅させるため、装着者は理性を失い、暴走してしまう。さらにそれを身に着けた者を切りつけると、鎧は切りつけたものにシフトしてしまう性質がある。
この鎧を完全に破壊するには、善の心を持つ者と悪の心を持つ者の2人が、同時に切りつける必要がある。
その他
- 生命の樹
極太い幹が特徴的な緑色の植物。
主な用途はこの樹になる生命の実を使ってトリノイドやギガノイドを生み出すことにある。
デズモゾーリャの端末のような働きもあり、蔓を伸ばして対象を拘束するだけでなく、対象の胎内にある胎児に邪命因子を送り込んで急成長させ、出産される事もできる。
また、アナザーアースの壬琴の故郷にも生えており、終盤では巨大化したこの樹がギガノイド第11番「不滅」と融合。ギガノイド・ルネッサンスを次々と生成し、日本中に根を巡らせて邪命体の増産を目論むが、作戦の核となるアバレキラーに脱出されて枯れた。
爆竜カルノリュータスと爆竜カスモシールドンが「爆竜合体」した巨大ロボ。
夏の映画では次元の流れ者ガルヴィディが利用するために復活させ、TVシリーズ終盤にはデズゾーリャが自身の器として用いるために再度蘇らせた形で登場した。
自らの意思で仲間を裏切った爆竜。
便宜上ここに掲載。
関連タグ
スーパー戦隊と戦った悪の組織の系譜
宇宙忍群ジャカンジャ→邪命体エヴォリアン→アリエナイザー
