「奴らの爆竜を痛めつけて、邪忍イーガに奴らを叩きのめす…。」
「その鎧を私が着こなすまで、命は長らえさせてあげるわ…!」
演:桜井映里
概要
エヴォリアンの幹部の1人。
ミケラやヴォッファが戦闘に不慣れなため、前線に出るのは大体彼女。
特にアスカ/アバレブラックとの対決、殺害に執着心を燃やし、何度も彼と対戦する。
エヴォリアンの尖兵であった暗黒の使徒ガイルトンが敗れた後は、彼を斬って暗黒の鎧を引き継ぐ。
主な能力は腰に下げた剣と口から吐き出す息吹。
その正体
正体はアスカの恋人であったマホロ。デズモゾーリャの幻影に騙され、アスカが裏切ったと思わされていた。ジャンヌになってからはアスカの記憶が殆どない状態だったが、これはデズモゾーリャの洗脳によるものだったと正気に戻った後にマホロ自身が述べている。
物語中盤でアスカの手によりマホロに戻るが、暗黒の鎧に支配されたアスカ、そして同じくデズモゾーリャに洗脳された実の娘であるリジュエルを助けるため、自らジャンヌに戻り、アスカと交戦して彼を暗黒の鎧から解放した。
その後はエヴォリアンに再度寝返った風に見せかけて、スパイとして侵入し、表向きにはリジュエルに従う傍ら、密かにトリノイドの作戦を妨害したり、エヴォリアン上層部の情報をアバレンジャーたちに伝えるなどして彼らを支援。そして、全ての元凶にして、アバレキラー、リジュエルが手に入れようと目論んでいた暗黒の鎧の完全破壊を工作し、見事それを達成する事に成功した。
しかし、それらのスパイ行為や既にアバレンジャー側に寝返っていた事はデズモゾーリャにはバレており、終盤、アバレンジャーとの協力で遂にリジュエルの洗脳を解いて元の赤子の姿に戻した直後、現れたデズモゾーリャに裏切り者として連れ攫われ、後に侵略の園の生命の木と融合してデズモゲヴァルスと化したデズモゾーリャの体内に捕縛され、命の危険にさらされる。
マホロ自身は、自分がデズモゾーリャに洗脳され、ジャンヌとして犯してきた悪行の罪深さを理解していた故、このままデズモゾーリャ共々アバレンジャーに倒される事で贖罪する覚悟を決めていたが、決死の想いでデズモゲヴァルスへと乗り込んできたアスカ(と、らんる)に救出され、ようやく最愛の人と再会を果たす事ができた。
最終決戦後、爆竜達や、アスカ、そして「ミコト」と名付けた娘と共に、ダイノアースへと帰還した。
後日談『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』では家族揃ってアナザーアースに戻り、デカレンジャーの面々と交流した。
なお、エヴォリアンにスパイとして侵入していた時期のジャンヌには額にエヴォリアンのあざがない(洗脳されていないため)。
爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー
突如契約を結んできたフラビージョとウェンディーヌに冷たく接する。その後は彼女たちやリジェを除いた他のエヴォリアン幹部と共に2大戦隊の前に現れ、自身はフラビージョやウェンディーヌと共にアバレイエロー&ハリケンブルーと交戦。彼女たちを苦しめたが、彼女達の銃攻撃を受け、爆発に巻き込まれ咳き込みながら敗北した。
イエローとブルーの変わり身の術に「うそッ!?」と驚いたり、銃攻撃によって咳き込み凹んだ顔になるなど本編のシリアスでは見られないお茶目なシーンがある。
関連タグ
マリア:『とあるスーパー戦隊のメンバーの恋人だったが生き別れになってしまい、悪の組織に洗脳されて敵となった姿』という共通点がある。しかしジャンヌとは正反対にマリアは哀しい末路を迎えてしまった。
操舵士シェリンダ:男性戦士に執着し、戦隊ヒロインとはあまり交戦しなかった敵の女幹部繋がり。ジャンヌはアバレイエローとアバレンジャーVSハリケンジャーで激戦を繰り広げたに対し、彼女はギンガピンクとVシネ含め1度も交戦しなかった(書籍では彼女と刃を合わせているが)。