「やるわね…今度はワタクシの番よ!」(巻之六)
「貴様等許さないわ…!ワタクシの完璧な計画を~!!」(巻之三十四)
演:福澄美緒
※『10 YEARS AFTER』では「松田佳代」名義で出演。
概要
宇宙忍群ジャカンジャの上忍・暗黒七本槍の四の槍を勤める、セクシーな女幹部。
長身に加えて金色のブラジャーに包まれた谷間全開の豊満なバストに紫色のボディスーツが特徴。
通称「センティピード総務課セクシー重役」。
錬金術師でもあり、ジャカンジャの四軍団中、三軍団の巨大化を受け持つ。
直接戦闘に赴くことは少ないが変装が得意で、地球にやって来た時には水着姿(巻之二十六)、塾講師(巻之三十四)など様々な姿を見せる。
同じくノ一のフラビージョとは「フラビー」と呼ぶほど良好な関係だが、七海を相手に宇宙一のくノ一がどちらか張り合うこともあり、ハリケンブルーと激戦を繰り広げた他、メガタカメセクシーを操縦している際によじ登って来た彼女に悪戯書きされたこともある。
また、サーガインとは巨大化一回につきお金を貰っているほど良好だったらしく、表向きはハリケンジャーに倒された彼を、本当はサンダールが倒していたことを、(薄々レベルだが)ジャカンジャで唯一見抜いていた。
なお、童顔の男の子やイケメンが好みのタイプらしい。
得意技は幻術によって身体の一部を巨大化して攻撃するあやかしの術、剣を自在に飛ばす自在剣と、指鉄砲を放つ「ドキュン」。
この攻撃でゴウライジャーを何度も苦しめ、追い詰めてきた。
怒りの感情が高まると巨大化する特異体質で、それで星ひとつを滅ぼしたこともあり(巻之三十四)、この状態では口から火を吐き、地団駄で地割れを起こすモンスターと化すが、タイプを見ると治まる。
『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』では偽ガオブルーに変身していたが、『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイチェンジとは違いスカートは付いていない。
モチーフは蛇と錬金術師で、名前は水曜日(Wednesday)から。
最終巻で、フラビージョと共にハリケンブルーと交戦し敗北。
ビクトリーガジェットで倒されたかに思われたが、複数のVシネマ作品においてフラビージョと共に再登場を果たす。(後述)
以降の活躍
『爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー』
フラビージョと共にダイノアースで生き延びており、エヴォリアンに参じて「誘惑の使徒」となひ、アバレンジャーの前に立ちはだかる。
その後、ハリケンブルーやアバレイエローを相手に破壊の使徒ジャンヌとフラビージョと共に交戦。他2人と共にハリケンブルーやアバレイエローの銃撃に遭い爆発し咳き込んだ。
最後は邪忍イーガが倒されたことに伴いダイノアースに追放され、2人して謎の怪物に追い掛け回される。
『特捜戦隊デカレンジャー フルブラスト・アクション』
「宇宙女子大生」という肩書きで、フラビージョ共々1カットながら登場。
『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』
当作ではフラビージョが復活したが、残念ながらウェンディーヌは登場せず。
『忍風戦隊ハリケンジャー10_YEARS_AFTER』
テレビ本編の後日談に当たる本作でもフラビージョと共に生き延びており、零の槍バット・ゼ・ルンバの部下として登場した。天界のことを気に入っていた。
バット・ゼ・ルンバが倒されると、フラビージョと共に、「10年後にまたねー」と言い残して何処かへと去っていった。
余談
デザイン案の時点ではボンデージ風の衣装や長いブーツを履いている露出の多い衣装を予定していたが、「子供番組にはふさわしくない」という理由から没に。なお、後者は本作と同じくさとうけいいちがキャラクターデザインを担当した非公認戦隊の女幹部で実現した。
関連イラスト
関連タグ
サーペントアンデッド:中の人繋がりで同じく蛇がモチーフ。
ケガレシア:同じく怒りの余り巨大化した女幹部。