概要
鮫津海が変身するヒーローにして、ガオシャークの守護を受けた鮫の戦士。
二つ名は「怒濤の鮫」(だが、演者の活舌が理由で『後藤オサム(ごとうおさむ)』と聞こえる場合があり、某動画サイトではそれがネタにされている)。
トンファーとナイフが一体となった鮫の鰭のような2個1組の破邪の爪「シャークカッター」を使う。
鮫モチーフだけにメンバーでは唯一水中戦が得意だが、劇中では水落するシーンが多かった。また、サメが泳ぐが如く空中を滑空することができる。ロレンチーニ器官のような能力を持っているのか、携帯電話オルグが作り出した電磁波の壁を唯一見破れた。
ガオの宝珠はメインパートナーであるシャークの他、ガオジュラフのものも所持している。また、ガオイエローからガオポーラーの宝珠を借りることもある。いずれも精霊王の右腕を構成するパワーアニマルである。
必殺技
ジョーズアタック
開いた両腕を鮫の顎に見立て、敵に咬み付くが如く両手の鉤爪で挟み砕く。
シャークダイビング
最高時速80kmの遊泳能力。
なお第2話ではオルゲットを海中に引きずり込み溺死させるというサメ映画さながらの戦法を披露した(その後は海面に多数のオルゲットがプカプカ浮かんでいた)。
トルネードスピン
ボウリングの神様「ドン片山」直伝の技。
ボールを水平回転させながら投げ転がす。ボールの通った所が摩擦熱で発火する程の回転とスピードを誇る。
ボーリングオルグへの対抗策として身につけ、見事敵の技を打ち破った。
サージングチョッパー
青いガオソウルを込めたシャークカッターで敵を左右から挟むように切り裂く。
「サージング」(surging)は「波(怒濤)のように押し寄せる」という意味。
アイアンツイスター
ガオブラックにジャイアントスイングの要領で振り回されつつ、ブルーがシャークカッターで連続斬りを繰り出す。
サージングスラッシュ
イエローから借りたイーグルソードに青いガオソウルを込め、敵に×を描くように斬りつける。
ジュラフタイフーン
ガオジュラフの宝珠を獣皇剣にセットした状態で発動する技。
円盤の如く回転しながら敵の周囲を飛び回り、獣皇剣で何度も切りつける。
ジュラフカッター
ガオジュラフの宝珠を獣皇剣にセットした状態で発動する技。
獣皇剣の切っ先から伸ばした光の剣で敵を滅多斬りにする。
獣皇剣サージングスラスト
ガオジュラフの宝珠を獣皇剣にセットした状態で発動する技。
獣皇剣を突き出すと同時に、切っ先からジュラフスピアー型の光の槍を射出して敵を貫く。
牛乳竜巻落とし
番田流格闘術の奥義でゴーイエローから伝授された。回転しながら敵を地面に叩き付ける技。
直伝ではあるものの、ガオブルー版の動きは師匠のものとは少し異なり、敵を回転しながら持ち上げて飛び上がり、竜巻落としを決めるという流れになっている。
ダイスオーでもガオブルーが使用するが、ボイスを除きモーションがゴーイエローの流用なので『救急戦隊ゴーゴーファイブ』第36話『奥義!竜巻落とし』でのダイモンの動きをそのままトレースしている(加えて本作では変身前の姿が登場しないのでマスクをしたまま牛乳を飲むという絵面になっている)。
サージングラッシュ
敵の周囲を浮遊してシャークカッターでの連続切りを浴びせる。
余談
スーツアクターを務めた今井氏はサーファー役で最終回に出演している。役名もそのまま「今井」である。
別れ際の「またな」というセリフも、メタ的には海役の柴木氏との別れを表しているのは言うまでもない。
関連タグ
仮面ライダーファイズ…携帯電話で変身する、(一応)鮫がモチーフのヒーロー
スーパー戦隊シリーズ歴代ブルー
マスター・フィン/シャークレンジャー(パワーレンジャー・ジャングルフューリー)