※作品については百獣戦隊ガオレンジャーを参照
『ガオアクセス! サモン、スピリット・オブ・ジ・アース!』
命の叫びがパワーアニマルに届く時、自然の力と人の思いが一つになり、地球を守る戦士が生まれるのです!
「灼熱の獅子! ガオレッド!」
「孤高の荒鷲! ガオイエロー!」
「怒濤の鮫! ガオブルー!」
「鋼の猛牛! ガオブラック!」
「麗しの白虎! ガオホワイト!」
「閃烈の銀狼! ガオシルバー!」
「命あるところ、正義の雄叫びあり!」
『百獣戦隊!ガオレンジャー!!』
牙 吠
概要
パワーアニマルや自然と意思疎通が出来るシャーマンの力を天文学的確率で色濃く受け継ぎ、それによってパワーアニマルから認められ、戦士となる資格を与えられた者(通称:ネオ・シャーマン)達の総称。
千年前は強化された肉体を駆使して束帯姿のまま戦っていたが、現代ではガオスーツと呼ばれる強化スーツを身に纏い、オルグと戦う。
ただし、獣皇剣と宝珠自体は千年前から存在し、狼鬼との決戦では陰陽術を使って狼鬼を封印した。
第10話では戦国時代にタイムスリップし、現地の人々から「お天狗様」と呼ばれ崇められていた。
現代の戦士
「戦士となったからにはその名を捨てろ」というガオレンジャーの掟として、変身前後ともに「レッド」「イエロー」などとカラーで呼んでおり、一切本名では呼ばない。(変身後や限られた状況でカラーで呼ぶ戦隊はいるが、常時カラー呼びは非常に珍しい)。
個人名はOPのテロップぐらいにしか出ず、本名呼びしてくるのはガオレンジャーになる前からの関係者や家族のみ。
グループとしては体育会系の雰囲気があるが、ハイネスデュークが倒されるたびに慢心とも取れる姿勢に走っており、最後のオルグが倒された時はまだヤバイバが残っているにも拘らず祝勝パーティーを挙げていた。(センキを倒した後も再度祝勝パーティーを挙げるつもりだったらしい)
戦士 | キャッチフレーズ | 変身者 | 選んだパワーアニマル |
---|---|---|---|
ガオレッド | 灼熱の獅子 | 獅子走 | ガオライオン |
ガオイエロー | 孤高の荒鷲 | 鷲尾岳 | ガオイーグル |
ガオブルー | 怒濤の鮫 | 鮫津海 | ガオシャーク |
ガオブラック | 鋼の猛牛 | 牛込草太郎 | ガオバイソン |
ガオホワイト | 麗しの白虎 | 大河冴 | ガオタイガー |
ガオシルバー | 閃烈の銀狼 | 大神月麿 | ガオウルフ |
支援者
装備
- ガオジャケット
5人がガオレンジャーとして戦うにあたり、着用するようになった黒地のジャケット。
袖・裾は各々のパーソナルカラーで、背中にはガオレンジャーを象徴するパワーアニマルのロゴがプリントされており、これは必殺技使用時に浮かび上がるロゴと同様のもの。
大神の着用しているものはグレーがベースで正面に狼の顔、背面に閃烈の銀狼の英語表記「SPARKING WOLF」がプリントされている。
最終回でテトムに返却されていたことから、このジャケット自体がGフォンや宝珠と並ぶ戦士の証である事が窺える。
『轟轟戦隊ボウケンジャー』のEDコーナー「30戦隊大全集」ではボウケンジャーの6人が着用し、原典の名乗りポーズを披露した(明石:レッド、菜月:イエロー、蒼太:ブルー、真墨:ブラック、さくら:ホワイト、映士:シルバーとなっている)。
- ガオスーツ
変身する際に身につける強化スーツ。通常の20倍の力を発揮出来る。
金属粒子同士の隙間がガオソウルの組織でつながる構造をしており、頑丈さとしなやかさを併せ持つ。
第30話で破損したガオブルーのマスクを見ると、機械的なケーブルではない六角形の組織が確認できる。
大きな特徴として、両手の指先から金色の鉤爪を伸ばすことができ、攻撃によく使われる。肉球もあるよ!
シルバーのものは月のエネルギーを取り込めるので、初期メンバーの1.2倍の戦闘力を持つ。
初期メンバー5人のベルトのバックルには動物が重なった形のシンボルが刻まれており、上からサメ・バイソン・ワシ・トラの順番で、これら全体でライオンを象るという凝った造形。バイソンがやや判別しづらいが、ライオンの鼻に当たる部分が頭、目に当たる空白が角である。
ガオシルバーのバックルは、狼の顔を模した別デザイン。
パワーアニマルと心を通い合わせた際にガオソウルと共に与えられる。獣皇剣にセットし、百獣召喚が出来る。
初期メンバー5人の装備
変身に使用する携帯電話型アイテム。ガオスーツの仮の姿である。
5人が使用する短剣。
5人の固有武器。
レッドの固有武器。普段は手甲型のライオンファングだが、メタモルフォーゼをするとガオメインバスターというエネルギー銃に変化。
イエローの長剣型固有武器。柄には羽根型手裏剣「フェザーカッター」が収納されており、投げつけて攻撃できる。
ブルーのナイフ型固有武器。2つ1組。
ブラックの斧型固有武器。
ホワイトのバトン型固有武器。
5つの破邪の爪を合体させた必殺大型剣。
刀身は上からイーグルソード、バイソンアックス、シャークカッターの順で組み合わせ、タイガーバトンが柄となり、ライオンファングがこれを掴む籠手となる。
レッドの専用装備
隼型の武器でガンモード、アローモード、サモナーモードの3モードを扱う。
シルバーの専用装備
シルバーの変身アイテム。
シルバーの固有武器。
剣形態「サーベルモード」、光線銃形態「スナイパーモード」、必殺技や百獣召喚を行う「ブレイクモード」の3モードを扱う。
パワーアニマル
地球上の様々な物質を吸収して動物の形をとった精霊。
パワーアニマルが合体することで誕生する巨人。パワーアニマルの一体・ソウルバードがコックピットになる。
その他
- 邪気浄散ガオレンジャーストーム
ガオレンジャーたちの体内から湧き出るスーパー戦隊魂を結集して作り出したエネルギー球をオーバーヘッドシュートで叩き込む。はぐれハイネス・ラクシャーサを跡形もなく消し去った。
暗黒七本槍ver.(忍風戦隊ハリケンジャーvsガオレンジャー)
暗黒七本槍(サタラクラ、サーガイン、ウェンディーヌ、マンマルバ、フラビージョ)がガオレンジャーから奪い取ったGフォンで変身した姿。正体を明かした後は暗黒七本槍の姿から変身しており、名乗りの際のテロップ・変身ポーズ・決めポーズのどれもがオリジナルとは異なり、名乗り口上も「命あるところ、悪魔の雄叫びあり!」となっている。
力自体は紛れもなく本物のガオレンジャーであり、暗黒七本槍の忍法も扱える。
宝珠を悪用して精霊王さえ操ったが、本物の冴の呼びかけによって離反された上、流浪の旅から帰ってきた大神月麿がガオライオンに暗黒七本槍からGフォンを剥奪するように呼び掛けた事で本物の戦士に変身能力が返還された。
余談
ちなみに、百獣戦隊より8年前に「電撃アイドル戦隊ガオレンジャー」が存在していた。