シャッキー・チェン
しゃっきーちぇん
七拳聖の1人で、激獣シャーク拳の使い手。鮫型の半魚人と言う外見をしている。
「シャッキーン」が口癖でノリの軽い温厚な性格だが涙脆い…だが、陸に上がったサメなので目が死んでいる。
激獣シャーク拳は心技体において、丈夫な体を重視する性質である為、ゲキレンジャーの「体」担当であるジャンを評価し、彼を最初の弟子にした。
ブルーサ・イーの10人の弟子の中では最年少であり、自身のポリシーと呼べる物がまだ無かった。この為、他の拳聖に比べると師匠としては半人前であり、それに加えて明朗な異様にそそっかしい一面もある為、エレハン・キンポーやバット・リーからは弟子を取る事を危惧されてもいた。彼が今まで弟子を取れなかったのも、そうした理由が大きい。
激獣シャーク拳使いでジャンを弟子にするだけあって体は頑丈で、体力にも自信がある。
免許皆伝の証として鮫を象った雌雄一対の柳葉刀・ゲキセイバーをジャンに授けるだけあって本人も二刀流を得意とする。
当初は青鮫島でサバイバル生活を送っていたものの、現在は非常時にすぐ出動できるようにエレハンの山小屋を間借りしている。
なお、バエに対しては、ピョン・ピョウが彼を裏切り者だと疑う中で、「彼だけは巨大戦を求めて去っていってしまった」という認識であった。恐らく、拳聖の中でも特に仲が良かったか、本人がフレンドリーな性格なので他者をあまり疑ったりしないのかもしれない。
『パワーレンジャー・ジャングル・フューリー』でのシャッキー・チェンのポジションはマスター・フィンとして登場。
原典とは異なり、人間の姿のまま登場していた(終盤で原典と同じ姿になるが)。
これは「同作の撮影時には原典も撮影中であり獣人時の着ぐるみが使えず、かといって同作のために新調するのも困難だった」という理由で、苦肉の策として「彼らが獣人時に着ていた衣装に近いもの」を用意した上で撮影に臨んでいたためである。
RJの父親。
シャーク・スピリットを持つ。
名前の由来はジャッキー・チェンであり、吹替も石丸氏が担当している。
また石丸氏は本作への出演をもって三大特撮をコンプリートした声優の一人となったものの2023年3月末に声優業を勇退したため、声優としてのスーパー戦隊シリーズへの出演は本作が最初で最後となった。
ジャッキー・チェン:元ネタ
セラ:スーパー戦隊シリーズ第40作に登場する鮫の魚人
キング・シャーク:見た目とそっくりなサメ人間、こちらは悪党。
サンダール:同じく見た目がよく似ている悪党(中の人はバット・リー)。
アパチャイ・ホパチャイ:こちらはムエタイだが弟子をとっていると役者繋がりである。
ウルトラマンタロウ(キャラクター):声繫がりな師匠キャラ。ちょうど近い時期に弟子が主役を張っているが、それまでは末っ子扱いされる事も多かった。
心山拳老師:リメイク版での声優繋がりで三人の若者の内いずれか一人に自らの奥義を伝授する立場という共通点がある。