「紫激気、俺流。我が意を尽くす!アイアンウィル(Iron Will)・ゲキバイオレット!」
声:三浦力
スーツアクター:清家利一
概要
ゲキブルー/深見レツの兄である深見ゴウが変身するスーパー戦隊シリーズ初の紫色の戦士。
戦闘スタイルはムエタイに近く、肘や膝の打突で敵をノックアウトするパワータイプの戦士。スーツデザインもプロレスラーのようであり、まさしく拳法然とした初期メンバーやチョッパーとは異なる印象を受ける。
当初は「深見流ウルフ拳」と称していたが、ゲキレンジャーになってからは「激獣ウルフ拳」に改めた。
ゲキワザ
- 蛮蛮肘(ばんばんちゅう)
強烈な肘打ちを喰らわせる、ゲキバイオレットの得意技。
前方回転を加えると超蛮蛮肘となる。
- 狼狼蹴(ろうろうしゅう)
ジャンプからの回転蹴りを喰らわせる。これも得意技。
- 剛剛撃(ごうごうげき)
自分のフィールドに敵を誘い込み、連続攻撃を仕掛ける技。
- 厳厳拳(ごんごんけん)
一撃で敵を倒すほどの紫激気を込めた必殺パンチ。飛び道具としても使用できる。
- 昇昇拳(しょうしょうけん)
敵を空高く飛ばす強烈なアッパーカット。
- 敏敏拳(びんびんけん)
アッパーカットから光輪を生成して敵を切り裂く。
- 天地転変打(てんちてんべんだ)
ブルーサ・イーが習得していたとされるゲキワザの一つ。
滝を切るような回転アッパーを放つ。ゲキワザにしては珍しく、韻を踏んだネーミングではないものの『てん』という同じ読みの単語が名称に採用されている。
- 来来獣(らいらいじゅう)
ゲキビーストを召喚する。ゲキウルフ・ゲキタイガー・ゲキジャガーを呼び出せる。
海賊戦隊ゴーカイジャーでのゲキバイオレット
本来は追加戦隊の枠なのだが、何故か最初からキーがゴーカイジャー側にある。主にゴーカイグリーンが使用する。
余談
上記の通りシリーズ初の紫色の戦士となったのは、ゲキブルー/レツの兄を追加戦士にする事を先に東映側で決定し、これを受けたバンダイ側が青系の色から選択した事による。
ガオシルバー/大神月麿とは狼モチーフの追加戦士である他「怪人に変身していた」「その影響で年を取っていない」「変身アイテムは狼の頭を模したブレス」「競技がモチーフの戦闘スタイル」「巨大戦力の特徴」など共通点が非常に多くオマージュと思われる。
ゲキバイオレットの登場以降戦隊バイオレットは定番になったが、パピヨンオージャーが登場するまでは追加戦士や番外戦士が殆どであった。
関連イラスト
↑記念すべき、Pixiv初のスーパー戦隊キャラクターのイラストである。