パピヨンオージャー
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ぱぴよんおーじゃー
パピヨンオージャー(PAPILLON OHGER)とは、特撮テレビドラマ『王様戦隊キングオージャー』に登場するヒーローの1人。
本作の戦隊メンバーの一人である戦隊パープル。その名の通り蝶がモチーフで、ゴーグルも翅を広げた蝶を象ったモノとなっている。
リタは女性であるが性別を公表していない(理由はリタ・カニスカの項目を参照)。その為、基本的には戦隊ヒロインとして扱われるが、制作陣は中性(ジェンダーニュートラル)のヒーローとしても位置付けている。
第49話ではギラ達の危機を救う為ハーカバーカから帰還したゴッカン先代女王カーラス・デハーンがリタのオージャカリバーを借りる形で変身した。
キングズウエポンは弓モードをメインに使用し敵を正確に射抜く。
背中から引き抜いたオージャカリバーを逆手で正面に構えスイッチを操作。「王鎧武装」の掛け声で地面に突き立て変身する。「不動」を貫く彼女らしくもっともアクションが少なく所要時間が短いポーズである。
- スーパー戦隊シリーズ初の紫色のレギュラー女性戦士であり、初期メンバーとしての紫色の起用も初。女性バイオレットとしては2代目キョウリュウバイオレット以来の2人目となる。
- 制作発表までは性別が公表されておらず、スーツの体つきが華奢である一方、「女王」と宣伝されていたキャラクターがカマキリオージャー(ヒメノ・ラン)のみであった事から、ファンの間では性別論争が持ち上がっており、カマキリのみ女性の紅一点戦隊なのではと噂されていた(本作はスーツが全員パンツルックである事も議論に拍車を掛けていた)。
- 紫色の戦士自体は、コレまでのスーパー戦隊シリーズにも追加戦士として複数登場しているが、本作では「烈車戦隊トッキュウジャー」のトッキュウ7号と同様に「バイオレット」では無く「パープル」と表現されている。
- メンバーの中では唯一、モチーフの名前が日本語表記では無い。
中の人関連
- スーツアクターの蜂須賀氏は前作のソノニ変身体を筆頭に、主敵組織の女性幹部を主に担当していたが、正義側の女性戦士を担当するのは、特命戦隊ゴーバスターズのイエローバスター以来11年ぶりで、再登板時の年齢は60歳と初期メンバーのスーツアクターの中では最年長となる。
- レギュラーではない場合はミドニンジャー以来8年ぶりとなり、ダブルヒロイン作品に限ると海賊戦隊ゴーカイジャー以来12年ぶりとなる。