概要
パピヨンオージャー=リタ・カニスカのネタであり、当初はクールでミステリアスな王と思われていた……が、蓋を開けてみるとただの人見知りかつコミュ障であると発覚、大きなお友達は大歓喜ものである、それを踏まえて彼女の行動をよく見ると……。
リタ様の華麗な遍歴
本編
第3話「我がままを捧ぐ」
遠目からヤンマ・ガストとギラ、ヒメノ・ランを睨むように監視する姿で登場。恐らくシュゴッダム国王からの要請による、国家裁判長としての仕事の一環と思われるが、視聴者からは「声かけるタイミングをつかみ損ねたリタ様」「3人がなんか楽しそうなのは分かったけど『イーレーテー』が言えなくて仲間に入れないリタ様」などの憶測が交わされている。
(実際はこうだった可能性がある)
第4話「殿のオモテなし」
シュゴッダムの厨房で何やら調べ物をしている様子。
どうやら『レインボージュルリラ』と『ギラの出自』に関係する調査のようだが、またもや視聴者によって「レインボージュルリラ食べたくなっちゃったリタ様」なるパワーワードが誕生する。
第5話「冬の王来たる」
遂に本格的な活躍を見せるリタ国王だが、やはりそのコミュ障っぷりが凄かった……。
- フラストレーションが限界に達すると、(多少は周囲を配慮してからだが)所構わず「あ"あ"ーーーッ!!」とシャウトする(劇中でも3回は確認できる。因みにそのうち1回はCMカットが入る始末である)。
- 唯一の側近を遠ざけた上で私室に入るや、門扉に複数の施錠をした後、もっふんをイマジナリーフレンドにして日頃の鬱憤を吐き散らす。
- その際は普段の硬い口調が大分砕けたものになり、「私」の一人称も「リタ」に変わる。
- もっふんを高額で転売した被告人を「懲役半年」の刑に処したが、本心では「(アイツを)懲役半年しかブチ込められなかった」と私怨を漏らす。
- 捕らえたギラに対し(直後に「ちゃんと職務はする」と明言したが)「オージャカリバーとか奪ったんだし、もう有罪で良いよね(超要約)」ともっふんに同意を求めた。
(※後述のイラストは強ち間違ってはいない)
第6話「王子の帰還」
五国同盟成立には至ったものの、今度は自国に眠っていた三大守護神をバグナラクに奪われる失態を犯してしまう。
- 自室の床をゴロゴロしながら「どうしよう……秘宝盗まれちゃったよ……」とボヤく⇒もっふん『この世の、終わりだね』。
- その原因を「仕方ないじゃん……言い伝えだけであるなんて知らなかったんだもん……」と言い訳するも、もっふん語で『知らなかったで済んだら、裁判所はいらないよ〜』と自問自答を返し天を仰ぐ(法原則を重視する彼女にとって「知らなければ許される」とはあってならない詭弁のため、勿論ながら当人も痛い位に重々に承知している)。
その後バグナラクがギラの身柄と引き換えに、各国に仕掛けた罠への対策を話し合うべく、五国同盟の調印書を持参してやって来る……が、各国王の前でも「秘宝が盗まれた。世界の危機かもしれない。以上」と緊張感がない端的発言。(その前にてヤンマと共に現れたギラが、問答無用でラクレスに切りかかろうとした所を、カグラギと一緒に抑え込み「引かないと裁く」と注意しつつも目元が妙に笑っている、おまけに彼が暴露した「民は道具だ」発言にも据わった目で睨みつけていたため怒りを浮かべていた事は間違いない)
更にラクレスが書類を斬り捨てた上に、一方的な同盟破棄と侵略を宣言。驚愕に目を見開きつつも一貫して不動を貫いた姿勢に、視聴者からは「リタ様よく発狂しなかった……偉い」「流石は不動のリタ様」と褒め称えられた。
第7話「神の怒り」
カグラギ提案の決闘裁判をラクレス、ギラ双方に持ちかける。
コミュ障描写なし。
第8話「王と王子の決闘裁判」
裁判長として決闘裁判の立会人を執り行う……が、その裏で並行していたヤンマ、ヒメノ、カグラギの3人による『ギラに死んだフリさせて救出しよう作戦(意訳)』を1人知らされておらず(ヒメノの様子からすると、リタが聞いていなかった可能性もある)、いつの間にか共犯者にされていた(オマケに作戦自体はバグナラクが横槍を入れた所為で頓挫)。
第9話「ギラ逃走中」
一応はヤンマ達3人の策の同調を決めたリタ国王は、ギラを除くキングオージャー4人で円陣を組んだ瞬間、1人だけ絶叫染みた気合いを上げてしまった。
番外編
リタ自身とは無関係であるが、第5話で遂に5人全員でキングオージャー搭乗の際、ゴッドパピオンの構造上の都合で、唯1人コックピットが武器に配されていた。
注意
リタ様はコミュ障であるものの、現状で彼女がボッチである(少なくとも2人きりの時に限り、呼び捨てとタメ口を許している位には付き合いの長いモルフォーニャがいるものの、上記の通り完全に心を許している訳ではない模様)描写は見受けられないため、幾分かの注意が必要である。
ただし、母国の酷しい風土や、多様な人種の坩堝となっている国内環境などの問題もあるだろうが、他の王達と違って上記の側近以外の家臣や、国民などとの交流描写が少ないため、そう見られても仕方がない……と思われていたが、ゴッカンの国民はほぼ全員罪人か元罪人と訳あり持ちの実態が判明。そのため国民にも疎まれている嫌われ者(もっとも、ほぼ逆恨み)である実状も明らかになった。
そもそもリタ様の描写はコミュ障のそれではなく、リアルな限界OLとの声も大きい。
関連タグ
同じくいじられキャラ。
ラプター283:コミュ障……ではないものの序盤は自己主張が苦手な上に、自分達の拠点の船を「おじさま」と呼び慕っていたと、幾つか類似点がある戦隊ピンク。
マジーヌ:こちらもコミュ障寄りの戦隊ピンク。こちらは序盤の内は登場作品の戦隊レッド以外に知り合いがいなかった。