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ゴッドスコーピオン

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ごっどすこーぴおん

ゴッドスコーピオン (GOD SCORPION) とは、『王様戦隊キングオージャー』に登場するシュゴッドの一体。

スペック

全高19.3m
全幅26.5m
全長29.0m
重量450t
スピード200km/h
出力200万馬力

概要

チキューに伝わる三大守護神の一角を担う、サソリの特性を備えたシュゴッド。基本カラーは黒と金色だが、差し色としてシアンが入っている。

性別としてはメスなのか、クワゴンギラ「サソリーヌ」と紹介している。実はゴッドカブトのカブタンに惚れている恋する乙女。しかしそんな彼女もゴッドホッパーの「バッタ」に恋をされていることは知る由もない。

また、ヒメノはこのシュゴッドに妙に執着していたが、実はこれは彼女の過去に関係があるようで……。

単独での戦闘では、腕のハサミ尻尾の毒針を活かした接近戦を得意とする。毒針から注入される毒は「シュゴッドポイズン」と呼ばれ、敵の動きを封じることができるが、あるシュゴッドにはなぜか効かなかった。

また、この毒は注入するだけではなく服用させることでも人間を殺害することができる猛毒であることが第37話で判明した(現実のサソリの毒は基本的に経口では効果が発揮されない)。

単独で変形することで巨大武器「スコーピオンクロー」に変形し、キングオージャーの左腕に合体することで、スコーピオンキングオージャーが完成する。

活躍

第5話時点ではゴッカンに眠っていた(第12話にてジェラミー・ブラシエリシュゴッドソウルを持ち込み、言い伝えとともに残していたことが判明する)が、そのことを知ったバグナラクがゴッカンに襲撃。ギラ達がジゴクジームを相手にしている隙に宰相カメジムがザイバーン城に忍び込みシュゴッドソウルを強奪、デズナラク8世の手に渡ってしまう。

第6話ではシュゴッダムでシュゴッドソウルの争奪戦が勃発。カメジムからシュゴッドソウルを奪ったカグラギラクレスに献上しようとするが、ギラがこれを奪い取る(当然だが一連の動き全てこうなる事を見越していたカグラギの策略)。そして、ギラがラクレスを討ち倒す決意を固めたことで地中から出現した。

を爆破しようとする巨大サナギム達を蹴散らしていくが、突如謎の黒いカブトキングオージャーが出現。蛹を投げ飛ばしカブトキャノンで破壊する様子に困惑していたギラだったが、仲間のシュゴッド達、特に愛するゴッドカブトを二度に渡り支配したことに憤慨したゴッドスコーピオンが暴走。黒いカブトキングオージャーを尻尾で刺し、シュゴッドらを毒に侵し合体解除させてしまう。

これによりギラは、国民から国を脅かす敵として改めて認知されてしまうのだった。

第7話では、しばらく暴れたのちギラを放り出し(乙女心を悟られたくなかったのか、ギラにも詳細を語らなかった)、ゴッドスコーピオンは地中へと姿を消してしまう。

前回の毒針攻撃で、黒いゴッドクワガタ以外のシュゴッドは動けなくなってしまう。揉めつつもヤンマのチームとヒメノのチームがこれの治療に当たろうとする中、ヒメノからなぜゴッドスコーピオンにこだわるのかが語られる。

15年前、「神の怒り」という暴走した大量のセミシュゴッドによる事件があった。その中でヒメノの父と母は被害を受けた国民の治療にあたっていたが、その最中でおそらく何処かの国から送られたであろう人間の暗殺者により毒殺されてしまう。犯人についてわかっていたのは、その男がセミシュゴッドを操っていたことと、両親の暗殺に使われた未知の毒がサソリの毒に似ていたことだけ。言わずもがなサソリは猛毒を持つ虫と恐れられているが、その毒は薬としても多用されている。故にヒメノはその毒を分析し、解毒薬を開発するためにゴッドスコーピオンを求めていたのだ。

修復中、グンダジームの部隊がゴッドカブトを奪うために襲撃。そしてそれを察知したのか、ゴッドスコーピオンも地中から再び姿を現す。

ギラとヤンマがキングオージャーでグンダジームの対処にあたる中、ヒメノはゴッドスコーピオンとの対話を試みる。ギラのように言葉を理解することはできなかったが、復活しその場に現れたゴッドカブトを見てゴッドスコーピオンの様子が変わったことから、彼女の「卑劣な人間から仲間を助けたかった」真意、そしてゴッドカブトへの恋心に気づく(この時ヒメノから「本当に、"ただの仲間"?」とゴッドカブトに恋心を抱いてることを指摘され、動揺して顔を隠しながら慌てふためくように恥ずかしがるという恋する乙女らしいかわいい一面を見せたが、一方でそれを見ていたゴッドカブトは不思議そうに角を傾げていた)。

ヒメノと心を通じ合わせたことですこピという新しいあだ名をもらったゴッドスコーピオンは、スコーピオンキングオージャーに合体、グンダジームを撃破した。

そして第8話にてヒメノはゴッドスコーピオンから採取した毒と自身の両親に注射された毒を照合し、実際に完全一致したことが判明した。

第11話では他2体とともに、デズナラク8世の罠に嵌り手に落ちてしまうも、それを仕組んでいたジェラミーによってシュゴッドソウルを抜き取られてしまった。第12話にてソウルのみがジェラミーからヒメノに再び託されるも残った体のみがバグナラクの手に落ちた状態となっている。

第25話ではゴッドキングオージャーのパイロットとしてセバスチャンが搭乗した。

第37話では17年前にトウフで暗躍していたある人物がこの毒を混入した食料を世界中にばら撒くことで大量殺人を目論んでいたことが判明した。その目論見は一度は失敗したものの彼は懲りずに再びそれを実行しようとしており……。

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  • 君が為の我が力/気づかぬ乙女心

    ゴッドスコーピオンにまさかの恋愛フラグが立って、「うぉぉ、かわええじゃないか」と興奮冷めない内に書いたものです。 短文二本。 蠍&甲、口調は勝手なイメージですので、苦手な方はご注意下さいm(__)m 一本目は、ゴッドスコーピオンがゴッドカブトに惚れた経緯捏造話。 ヒメノに話してる様な語り口調です。 二本目は、ゴッドスコーピオンから見たヤンヒメ。時間軸は少し先・・・、夏から秋くらいのイメージになります。 スコーピオンがワタワタしてた時、カブトが首かしげてたのが、「あー鈍いんだな」と可愛くて萌えました(^^) スコーピオンにはヤンヒメを見守ってて欲しい♪

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