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ゴッドクワガタ

ごっどくわがた

ゴッドクワガタ (GOD KUWAGATA) とは、『王様戦隊キングオージャー』に登場する巨大戦力の一つ。
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スペック編集

全高12.0m
全幅45.7m
全長48.3m
重量950t
スピード200km/h
出力400万馬力

概要編集

シュゴッダム」を守護する、クワガタムシの特性を備えた赤いシュゴッド

シュゴッドの中でもひときわ大きく、鋏型の上顎はよく見ると左右非対称になっている。


その大アゴで体重に対する190倍の力を振り絞って、挟んだ対象を遥か遠くに楽々投げ飛ばせる凄まじい剛力の持ち主。敵をアゴの先端で激しく突き上げたり、平たい体型を活かして下段から足元をすくうと言う細かな芸当も可能。


キングオージャーの本体を構成する。

ギラからはもっぱらクワゴンと呼ばれる。どうやら第6話におけるギラとの会話の様子から本名、もしくは自称(愛称)らしい。


五大国家の象徴たるシュゴッドシステムの要とも言うべきシュゴッドであり、このゴッドクワガタを起動、制御できるということは他の国が持つシュゴッド全てを掌握できるといっても過言ではないため、この存在がそれぞれに国家関係に与える影響力は極めて大きいものとなっている。


かつてのバグナラクとの戦いで機能停止に陥り、2000年に渡ってシュゴッダムの広場で石化のような状態で封印されていた。

これ無しではキングオージャーは動かせず、このシュゴッドを再び動かそうと以前電子制御で動かしたことがあったヤンマ・ガストが試みたが立ち上がらなかった。

だが、ギラがラクレス・ハスティーの持っていたオージャカリバーを奪い、「俺様が世界を支配する!」と大啖呵を切ったのに合わせて封印が解かれ、ギラを迎え入れるかのように動き出した。

この時、ギラが「俺様も気に入った!」と呼び掛けている事から、どうやら言葉を介さず意思疏通が可能で、彼の覚悟と決意に応えた模様。


また、基本シュゴッド達はオージャカリバーを介して召喚、呼び出しをされるが、第6話でクワゴンはギラの「こい!クワゴン!」という呼びかけに直接応える形でも駆けつけるところを見るとギラのことを心底気に入っているらしい。


ギラとの関係は主従関係ではなく友達(もしくは仲間)のような関係で意思疎通もできる事もあり、自分を助けに来てくれたクワゴンにギラは「ありがとうクワゴン」と言ったりラクレスによってキングオージャーになれない状況になりながらも人々を守る為にギラは「頼むクワゴン!」と命令ではなく、戦うようにお願いしている。


シュゴッドソウルの行方編集

本来シュゴッドにはコクピットスペース内のメカニクスフレーム基部にシュゴッドソウルが装着されている(これがないシュゴッドは動かない)のだが、ゴッドクワガタはこのソウルが失われており、しかもギラの干渉によりソウルがないまま覚醒し、そのまま動いている点である(ソウル自体は引き続きメカニクスフレームにすら装着されていない)。

なお「ソウルが無い」事は本人も認識しており、ソウル奪取の名手であるイラガジームの前に他のシュゴッド達が怯えてしまった中「怖いだろうけど戦って欲しい」とギラに頼まれた際には、「(クワゴンは)ソウルないから大丈夫」と返答している。


これについては、第1話でギラの叫びにより2000年の眠りから覚醒した際にはコックピットには無い筈のシュゴッドソウルがコックピットでは無い何処かで光り輝いていた描写がある。

加えて、シュゴッダム国王の玉座にいた筈のギラはゴッドクワガタのコックピットでは無く城の外にこの光と共に転送されていた。この事から、実はゴッドクワガタのシュゴッドソウルは何らかの原因でギラの体内にあるではないかという考察がされていた。


第32話ではシュゴッドのいない獣電戦隊キョウリュウジャーの地球に転送された王様戦隊が変身不能に陥ったにもかかわらず、ギラだけは通常通り王鎧武装が可能であり、プリンスと戦った際にはゴッドクワガタのスピリットがギラの体内から出現して獣電池に宿っているなど、この仮説がほぼ確実視される。


そして第43話にてゴッドクワガタのソウルはシュゴッダム王家が抜き取って保管しており、コーサス・ハスティーの命によりレインボージュルリラへと加工され、幼少期のギラに食べさせられていたことが判明した。

コーサスのこの行為は、宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンのコピーとして作り出されたギラを、シュゴッドソウルを捕食することで強力に進化したバグナラクのように心のない兵器として調整しようとした意図によるものであり、かつてバグナラクによるソウル争奪から逃れるべく人間に協力したシュゴッドとしては、本末転倒の末路に至る悲劇(ゴッドクワガタが復活できたのも、ギラの中で覚醒した宇蟲王の力が偶発的に働いた、いわば結果オーライと呼べるものと考えられる)となってしまった。


余談編集

2000年間動かなかったとあるが、とある世界線にて愛に狂った果てに三度となってしまったの暴走を止めるために降臨しているが、これがキングオージャー側の正史に組み込まれているのか、第1話より前の時系列なのか後の時系列なのか、はたまた現れたのはキングオージャーに酷似した別の存在だったのかは不明。


ちなみに、ガシャポン商品「GPシュゴッドソウル01」には他のシュゴッドのソウルと共にゴッドクワガタのソウルも収録されているため、「ガシャポンにはあるのにクワゴン本人には無い」などとネタにされることも。


ギラとの会話シーンでは言語を発することはないが、クワゴンの声は本作の音響効果を担当する桑原秀綱氏の声を加工したものを使っている。(出典


シュゴッダムの広場に封印されていたゴッドクワガタの右隣には何故かガーディアンスネイルが居る。

ゴッドクワガタの覚醒と共にガーディアンスネイルも復活したが、そもそもこの2体が一緒に封印されていた理由は作中では全く触れられておらず、非常に謎が多い。


コラボレーション編集

「てれびくん」にてゴッドクワガタカラーのギラファノコギリクワガタを入手できるシークレットコードが付録された。

勿論ゲーム中で採集できる他のカブトムシやクワガタムシと同様に交尾させることができる


関連タグ編集

王様戦隊キングオージャー

シュゴッド シュゴッダム

ギラ/クワガタオージャー


ゴウライスタッグクワガヘッダーSJ-05スタッグビートルスーパー戦隊シリーズクワガタモチーフの巨大戦力。


クワガッタン:赤いクワガタの巨大戦力繋がり。


戦隊レッドが使用する巨大戦力

ドンロボタロウゴッドクワガタブンブントレーラー/ブンブンレオレスキュー

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