概要
『王様戦隊キングオージャー』に登場するキングオージャーZEROを構成する10体のシュゴッドの総称。
オリジナルのシュゴッドを忠実に再現して作られた人工シュゴッドで意思を持たない完全なる機械であるため、ゴッドスコーピオンのシュゴッドポイズンが効かないなどシュゴッド由来の特殊攻撃に耐性がある。
元々はシュゴッドの創造主であり、ラクレスの因縁の相手・宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンの対抗策として、彼の支配の影響を受けないで戦えるように開発されたもの。
合体機構などはオリジナルと全く同じであり、理屈の上ではゴッドカブトたち三大守護神やゴッドタランチュラとの合体が可能である他、オリジナルのシュゴッドとの互換性もある。
一覧
×2と表記されているものは、同形が2体存在する事を指す。
ゴッドクワガタを基にしたシュゴッドZERO。キングオージャーZEROのボディ全体を構成する。
ゴッドトンボを基にしたシュゴッドZERO。キングオージャーZEROの武器「昆虫剣シュゴッドソードZERO」の刀身と羽根を構成する。
ゴッドカマキリを基にしたシュゴッドZERO。キングオージャーZEROの右足を構成する。
ゴッドパピヨンを基にしたシュゴッドZERO。昆虫剣シュゴッドソードZEROの鍔部分と頭部を構成する。
ゴッドハチを基にしたシュゴッドZERO。キングオージャーZEROの左足を構成する。
ゴッドテントウを基にしたシュゴッドZERO。キングオージャーZEROの手甲を構成する。
ゴッドクモを基にしたシュゴッドZERO。それぞれキングオージャーZEROの胸部アーマーと腰部アーマーを構成する。
ゴッドアントを基にしたシュゴッドZERO。昆虫剣シュゴッドソードZEROを構成する。
カラーリングの謎
10体から成る本物のキングオージャーを正確に模倣したコピー機であるZEROだが、一方で謎が一つ残っている。
キングオージャーの強化パーツとして機能する三大守護神とゴッドコーカサスカブトはコピーではない本物のシュゴッドであるが、彼らのカラーリングは前述の通りZEROと同じ黒と金のツートンであり、このため玩具版オリジナルの「レジェンドキングオージャーZERO」「ゴッドキングオージャーZERO」は本物よりも統一感がある。
シュゴッダムで作られた模造品に過ぎないはずのZEROと、その模造品と同じ色を持つ三大守護神は、どんな意味があるのだろうか?
三大守護神とは無関係なタランチュラアビスも黒金色であるため、黒金のシュゴッドは普通に存在しておりZEROは偶然カラーリングが一致したと思われる。
あるいはひょっとしたらZEROの色は三大守護神をイメージして作られたのかもしれないという意見もあるが、結局は不明。