スペック
全高 | 78.0m |
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全幅 | 120.8m |
全長 | 160.7m |
重量 | 11000t |
スピード | 250km/h |
出力 | 5000万馬力 |
概要
コーカサスカブト城の本来の姿でコーカサスオオカブトを模した巨大なシュゴッド。中にキングオージャーを構成するシュゴッドを格納できる。
シュゴッドモードではあるが、他のシュゴッドと比べて虫ロボより戦車のようなビークルに近い姿で現時点では自我及び(玩具では存在しているが)シュゴッドソウルの有無も不明。
飛行中はシュゴッドのような機動力を発揮し、各砲門から高火力のコーカサス砲を放って戦う。
単独でキングコーカサスカブトへと変形する(ちなみにこの際、コーカサスカブト城からゴッドコーカサスカブトに変形する際と同様の待機BGMが流れる)。
ゴッドキングオージャーの頭部・胸部アーマーと両足を構成する。
第25話ではゴッドキングオージャーのパイロットとしてコフキが搭乗した。起動キー兼操縦桿のオージャクラウンランスをギラが使用しているため、金属の杖らしきものを代用品に操縦していた。
このシュゴッド自体が王城である都合上、普段はキャッスルモードでシュゴッダムに座しており、戦闘の際にはキングコーカサスカブトかゴッドキングオージャーになるため、当初はこの形態になる機会はなかった(厳密にはゴッドキングオージャーの合体完了時の描写で一応の登場を果たした)。
しかし王様戦隊はこの形態の存在自体認識していなかったようで第33話でジェラミーが壁画を見せた際には「形が違う」と指摘していた(コーカサスカブト城とキングコーカサスカブトの二形態しか知らなかった模様)。
第32・33話で語られたその正体は当時別の星へ移住した獣電戦隊キョウリュウジャーの地球における移民船である。
ゴッドコーカサスカブトに乗ってバグナラクの星へやって来た地球人たちの子孫が現在のチキュー人であり、その当時出来た最初の国がシュゴッダムなのだと考えられる。
つまりこのシュゴッドは明確に地球に由来する存在であり、恐らくは同時期にチキューに降り立っただろう他のシュゴッド達もまた地球を故郷/ルーツとする存在の可能性があるが、一方で当初のトリンと同時期にカオスが派遣されていたのが「昆虫型生物の惑星」だったことからシュゴッドのルーツはそちらであるとも考えられる。
地球脱出の経緯
地球に残されていた壁画の正体は、2000年前にジェラミーの父が古の「予言」を書き残したものである。
内容は以下。
その昔 賢神トリンは 星を滅ぼそうとする暗黒種デーボスに立ち向かい 恐竜たちと力を合わせて 勝利した
その後こんな予言がなされた 獣電竜に選ばれしブレイブを持つ十人の強き竜の者 すなわちキョウリュウジャーが現れるだろうと
そんな勇者の誕生を待ちながら 人間は星を守るために戦い続ける
しかし戦いは日々絶えず その中で様々な種族の争いが起きた
多くの犠牲を出す前に 私たちはゴッドコーカサスカブトに乗り宇宙に避難することを決断した
私たちはこの星を守り続けてきた団結する戦隊の力を受け継ぎ、新たなる星を目指す
新たな星の名は地球の名にちなんで チキューと名付けることにしよう
トリンと獣電竜たちがデーボスの侵攻を退けた後、現代において獣電戦隊が結成されることが予言されていたのだが、そこに至るまでに地球内部で種族同士の争いが頻発。
ジェラミーの父を含む一派はこの惨状を逃れ、かつ争いの加速を避けるためにゴッドコーカサスカブトで地球を脱出、新天地を目指すことを決意した……というのが過去のいきさつであるらしい。
ただし「団結する戦隊」については現在のところ正体不明である(キョウリュウジャー自体はその後も散発的に起きるデーボス配下の襲撃に対し、トリンが選出する形で出現していたが「獣電戦隊」として成立したのはダイゴたちの代である)。
余談
戦隊側の城がメカになる点では、ある意味基地メカである。
関連タグ
ブラギガス:10年前の戦隊の巨大戦力で「単体で巨大ロボ(こちらは武器も体の一部)になれる」・「ある意味基地ロボである」・「レッドが操縦する(登場初期辺りは)」という共通点がある。