「氷結城』が動き始めた……。我等デーボス軍。6000年を超え、完全復活の時!」
データ
身長:222cm(デーボスカオスによる巨大化超増殖時身長/55.5m)
体重:176kg(デーボスカオスによる巨大化超増殖時体重/440.0t)
司る感情:喜び、怒り、哀しみ、など
成分:喜び、怒り、哀しみ、自由、など
配合:フレキシバイブル、呪術数珠、ブラスティック教鞭
特記事項:得意技は百面相
概要
暗黒種デーボスを復活させるべく活動するデーボス軍で、幹部を束ねる存在。
書物「フレキシバイブル」と右肩から伸びる炎、特徴的な帽子や服装からモチーフは自由の女神と思われる。
封印されたデーボスの声を聞き、必要な感情(喜び、怒り、哀しみ)を割り出し幹部達との仲介を行う実質的なリーダーである(その際、デーボスの望む感情は、それぞれの感情を表した三本の柱に幹部達が触れ、戦略を思い描く事で示される)。
冷静で部下には丁寧な口調と礼節ある態度で接しており、幹部を纏める立場に恥じぬ威厳を見せる。主君デーボスに対する強い忠誠心を持ち、自ら肉体を主君復活の媒体にするのを苦にせず、更にデーボスが敗れた際の保険として大地の闇を守る為、己の死も厭わない忠誠心を見せたがトリンはデーボスのことが信用できないのかと皮肉っている。
その一方では他の構成員を「捨て石」として扱い、利用価値が無くなったキャンデリラやラッキューロを切り捨て、死んだアイガロンを蘇生させて再利用する冷酷さも併せ持つ。
デーボス復活とキョウリュウジャー打倒の為に様々な策を巡らせているようで空蝉丸をドゴルドに取り込ませる事でプテラゴードンを手中に収めていた。
また、ブレイブ21でプレズオンが宇宙から帰還した事で大量に培養した復元水をダム湖に混ぜ、暗黒種デーボスを強引に復活させた。
実は賢神トリンの兄。左肩の傷は1億年前、トリンとの戦いで付けられたもので敢えてそのままにしておいたのはトリンに同じ屈辱を与える為であった。
ブレイブ37で体調不良の為に、暫くの間指揮をドゴルドに任せたが、エンドルフを通じて「デーボス軍のトップになる」という下克上が発覚したのでブレイブ42で指揮権を没収。怒りの感情が十分に溜まったので彼を用済みとみなした。
更にブレイブ44ではデーボス軍の新たな巨大化方法が確立した事や全ての感情が十分に集まった事でラッキューロを解雇し、翌話では人間に寝返る事を見越してラッキューロとキャンデリラの抹殺をアイスロンドに命じた(これを盗聴していたアイガロンも抹殺対象)。
ブレイブ47ではキョウリュウジャーとドゴルド、キルボレロが戦っている最中、エンドルフに「攻撃するぞ、所詮奴らは捨て石だ。」と言っていたのでドゴルドは勿論、キルボレロも始末するつもりでいたようだ。
最終回では大地の闇の破壊を防ぐ為に2代目キョウリュウシルバー、ダンテツのパンチをわざと喰らって自ら大地の闇に落ちる。
しかし、ラッキューロとキャンデリラも侵入。キャンデリラ・ラミレス・鉄砕、そして弟トリンの合体技を喰らい、「やはり危険な存在だったか…!キャンデリラァァァァァ!!」という断末魔を残し、大地の闇共々最期を迎えた(実は撃破されるシーンをよく見ると、カオスの顔面に付いている3つの顔の装飾(悲しみの顔、怒りの顔、喜びの顔)のうち、喜びの顔にだけヒビが入っている)。
また、生身でキャンデリラ達が来れたのは、以前カオスがラッキューロに持たせていた「らったったランタン」の恩恵によるものだった。
皮肉にも、カオスの敗因はラッキューロを「捨て置けばいい」と考えた自身の慢心であり、見下していた彼に一矢報いられた(ラッキューロを解雇すると決めた時点で始末していれば、大地の闇が完全に壊されることはなかった)。
余談
1億年前、トリンは地球に派遣されたのに対しカオスは「昆虫型の惑星」に送られたことがトリンの口から明かされている。後になり虫モチーフのスーパー戦隊が登場した際、その世界はキョウリュウジャー等の住んでいる地球とは異なる存在であることが第33話で判明した。
ということは、カオスが攻め入った「昆虫型の惑星」は、もしや…?
関連タグ
幽界衛兵災魔カオス:同じスーパー戦隊シリーズの『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のカオス繋がりの怪人。