「氷結城』が動き始めた……。我等デーボス軍。6000年を超え、完全復活の時!」
CV:菅生隆之 スーツアクター:日下秀昭
データ
配合:フレキシバイブル、呪術数珠、ブラスティック教鞭
特記事項:得意技は百面相
概要
暗黒種デーボスを復活させるべく活動するデーボス軍で、幹部を束ねる存在。
名前の由来は恐らくギリシャ神話の神カオスと百面相から。
書物「フレキシバイブル」と右肩から伸びる炎、特徴的な帽子や服装から、モチーフは自由の女神と思われる。
封印されたデーボスの声を聞き、必要な感情(喜び、怒り、哀しみ)を割り出し幹部達との仲介を行う実質的なリーダーである。(その際、デーボスの望む感情は、それぞれの感情を表した三本の柱に幹部達が触れ、戦略を思い描く事で示される。)
冷静で、部下には丁寧な口調と礼節ある態度で接しており、幹部を纏める立場に恥じぬ威厳を見せる。主君デーボスに対する強い忠誠心を持ち、自ら肉体を主君復活の媒体にするのを苦にせず、更にデーボスが敗れた際の保険として大地の闇を守る為に死も厭わない、忠誠心を見せた。
その一方、他の構成員を「捨て石」として扱い、利用価値が無くなったキャンデリラやラッキューロを切り捨て、死んだアイガロンを蘇生させて再利用する冷酷さも併せ持つ。
デーボス復活とキョウリュウジャー打倒の為に様々な策を巡らせているようで、空蝉丸をドゴルドに取り込ませる事で、プテラゴードンを手中に収めていた。
また、ブレイブ21でプレズオンが宇宙から帰還した事で、大量に培養した復元水をダム湖に混ぜ、暗黒種デーボスを強引に復活させた。
実は賢神トリンの兄。左肩の傷は1億年前、トリンとの戦いで付けられたもので、敢えてそのままにしておいたのはトリンに同じ屈辱を与える為であった。
ブレイブ37で体調不良の為に、暫くの間指揮をドゴルドに任せたが、エンドルフを通じて「デーボス軍のトップになる」という下克上が発覚したので、ブレイブ42で指揮権を没収。
怒りの感情が十分に溜まったので、彼を用済みとみなした。
更にブレイブ44ではデーボス軍の新たな巨大化方法が確立した事や全ての感情が十分に集まった事でラッキューロを解雇し、翌話では人間に寝返る事を見越して、ラッキューロとキャンデリラの抹殺をアイスロンドに命じた。(盗聴していたアイガロンも抹殺対象)
ブレイブ47ではキョウリュウジャーとドゴルド・キルボレロが戦っている最中、エンドルフに「攻撃するぞ、所詮奴らは捨て石だ。」と言っていたので、(下剋上を企んでいた)ドゴルドは勿論、キルボレロも始末するつもりでいたようだ。
最終回では大地の闇の破壊を防ぐ為に、2代目キョウリュウシルバー、ダンテツのパンチをわざと喰らって自ら大地の闇に落ちる。
しかし、ラッキューロとキャンデリラも侵入。キャンデリラ・ラミレス・鉄砕、そして弟トリンの合体技を喰らい、「やはり危険な存在だったか…!キャンデリラぁ~!!」という断末魔を残し、大地の闇共々、最期を迎えた。
また、生身でキャンデリラ達が来れたのは、以前カオスがラッキューロに持たせていた「らったったランタン」の力によるものだった。
皮肉にも、カオスの敗因はラッキューロを「捨て置けばいい」と考えた自身の慢心であり、見下していた彼に一矢報いられた。(ラッキューロを解雇すると決めた時点で始末していれば、大地の闇を完全に壊せなかった。)
関連タグ
キョウリュウジャー デーボス軍 戦隊怪人
アイガロン キャンデリラ ドゴルド Chaos
キョウリュウジャー
スーパー戦隊第1話登場敵幹部 |
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幽界衛兵災魔カオス:『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のカオス繋がりの怪人。